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氷帝の特使と聖霊使い


場面変わり・首都『アルベルト』ギルド本部の広場


「そ、そこまで!そこまでです!この会場で選抜試合は定員を満たしましたので終了とします!そこの方!即座に戦闘を終了して下さい!『氷雪大陸』の特使の方!!従わなければ失格にしますよ」


「うぅぁぁ‥‥‥‥‥もう、勘弁してくれ‥‥‥‥‥」


「フンッ!そんな戯れ言で、このウルフ・シベリが言う事を聞くとでも?‥‥‥‥‥だとしたらこの大陸の者達は甘過ぎるな。闘いとは自身の命を最期まで燃やし!決意し!(たぎ)らせ!勝利を目指してこそ!そんな覚悟わも無いままこの者はこの選抜祭に出たというのか?!」


「べ、別に年齢制限をクリアした方なら誰でも出場の許可はおります。そんな事よりも、その方を離してあげてください!そのまま放って置いたら、凍傷で死んでしまいますよ!」


「司会者よ。悪いがそれはできないな。最初なコイツから俺にケンカを売ったのだ。その報いは受けるべきだな?名も知らぬ冒険者よ」


「アガァ?つ、冷た!痛い?!」


ギルド本部の広場中が冷たい冷気で覆われていく。

そこはまるで遥か北の『氷雪大陸』の穏やか時の気候に近い状態だったと後のギルドマスターへの取材で分かったと魔法新聞の記者は記事にしている。


「おやおや、このギルド本部でこれ以上の狼藉は許しませんよ。粗暴な特使さん‥‥‥‥‥‥『シャナ』」


バチッ!‥‥‥‥‥‥シュバンッ!


「ぬ?これは‥‥‥‥‥爆発魔法か?ちっ!」


「ア、アレイ様?!」

「ロリババアが来てくれたぞ!」

「お、俺達のババア!ロリババア!!」

「うおおぉぉ!!ロリロリ神コオリンだぜぇ!!」


「「「「ロリババア!!ロリババア!!ロリババア!ー」」」」


ロリババアコールがギルド本部の広場に響き渡る。


ブチッ!

「‥‥‥‥‥五月蝿いですよ。お馬鹿さん達!『シャナ』!!」


バチッ!シュバンッ!!!


「「「「ぎゃあああああ!!!!」」」」


「聖霊使いの〖アレイ〗が‥‥‥‥‥何でこんな所に入る?」


「トリシューラ国の軍隊長・ウルフ・シベリ君。余り騒ぎを起こすようなら氷帝さんに直接報告しますよ」


「‥‥‥‥‥‥‥ちっ!『世界の理』の代弁者同士が‥‥‥‥‥やりづらい事を!良いだろう。ここは氷帝様の顔を立てて引いてやる‥‥‥‥‥アレイ!必ず決勝には顔を出せよ。フンッ!」


「ガァ?‥‥‥‥ゲホゲボゲホ!オェッ!」


「マルナさん。早く。彼を早く医務室へ、火杖術が使える方を何人か連れて行って、彼の体を温めてあげて下さい。それとリーヤさんは周りでヤられたふりをしている子達を叩き起こしてギルド本部周りの警備に当たらせて」


「は、はいっ!アレイ様!」

「わ、わ、分かりました。アレイ御姉様」


「ウルフ・シベリ‥‥‥‥‥トリシューラの先槍を出してくる何て‥‥‥‥スティーリア君は何を考えてるんでしょうか?」




別会場・アルベルト城下町


「生き残ったのは暗黒大陸から来たベルゼ選手!!」


「この国の何処かにあの方が‥‥‥‥」



魔剣学園『アルティア』


「しょ、勝利者!エウロペ大陸のフレイヤ地方から来たエステル姉妹のリア選手、レア選手」


「やりましたね!リアお姉様!」

「えぇ、上出来よレア!」



カンナギ姫の銅像前


「この予選での代表はイリス姫と騎士レイナ・ヨル選手」


「フゥー、何とか勝てましたね。レイナ!」


〖カンナギ王国・王位継承権第一・イリス・アルティア・カンナギ姫〗


「イ、イリス様!そろそろ、棄権しましょう!!」


〖カンナギ王国・筆頭騎士レイナ・ヨル〗



強者が残り、そして集う。


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