集いし5人の九聖光
再び魔王事、ユナ・エスフィールである。
エドワード殿が何処かに連れていかれてから数刻が経った。
「あれ?ちょっと待って!エドワード君が居なくなったら、あの美味しい料理が食べられないんじゃ?」
「フフフ、それはご安心をレイカさん‥‥‥‥移動アイテム起動」
シュン!
「ぐはぁ?!ぼ、僕はいったい?!」
「エ、エドワード君?」
「この様に何かユグドラ君に頼むことがあれば城からこの『アレイ邸』に移動させる事ができます」
「す、凄い!そんな。技術がこの大陸はあるのか?何処ぞのアホの専売特許だと思っておったが」
「転移魔法ですか?これはそんな万能な物ではありませんよ。一時的に近しい空間を破り、繋げて、数刻だけその場に入れる。何とも効率の悪いマジックアイテムですからね」
「マジックアイテム?魔道具ではなくか?‥‥‥まぁ、そこは文化の違いか」
「話を元に戻しますね。この移動アイテムでユグドラ君を呼んで」
「ぐっ!はい、呼ばれました」
「料理当番の時は料理をして頂きます」
「はい!できました!」
エドワード君がいつの間にかできた料理を運んで来てくれた。
「私もお手伝いしました~!」
そして、ソフィアも何か得体の知れない何かを持ってきて‥‥‥‥
「ソフィアさん!貴女は暫くお料理禁止とあれ程!」
「はい~?なんですか?アレイ様‥‥‥アワワ!!」
コテンッ!ドンガラガッシャン!
「お、おい!大丈夫か?ソフィアよ!」
「ちょっと待って!このパターンって?」
「‥‥‥‥では、僕は用事も済みましたのでお暇を‥‥‥‥おお、戻る時は様が済んだ時ですか‥‥‥良かった」
シュン!
「あっ!こら!逃げるな!!エドワード君!!」
「む?逃げるなとは?」
「いや、だからね。このパターンはあれよ」
「何じゃ?」
「爆発落ち!!」
「は?」
カッチ!ドガアアアアアアアンンン!!!!!!
「「「「キャアアアア!!!!!」」」」
私とレイカがそんなやり取りをしていると得体の知れない何かが自然発火しリビングが爆発したのだった。
‥‥‥‥‥どうすればただの料理が爆発物に早変わりするのだ。
数日後。魔剣学園『アルティア』
アルファクラス
「突然だが、西大陸からの留学生が来た。配属はこのアルファクラスだ。皆、仲良くする様に」
「おぉ、可愛いぞ!」
「留学生がいきなり『アルファ』クラス?聞いたこと無いわ」
「綺麗な肌~」
「後で声をかけるかな」
爆発落ちの後、なんやかんやとあり。何かの身分があった方が色々と便利だろうとアレイ殿に助言を頂いたため、冒険者ギルドに登録し、『レイカの迷宮』での『ラグナログ(神々の黄昏)』の討伐に協力したお礼として魔剣学園『アルティア』への留学が許可された。
「ふむ、まさか『アリーナ』の世界でまた、学生をする事になるとはのう」
「ユナ!制服似合ってるわよ!」
「お似合いです~!」
レイカとソフィアが私の此方での新コスチュームを誉めてくた。
「む?ヨル殿はどうしたのだ?」
「カグラ様ですか~?」
「神楽なら仕事よ、仕事、九聖光のね。もう時期、始まる。九聖光選抜大会の話し合いなんだって」
「ん?九聖光?選抜大会」
私は頭の上に?マークを浮かべたのだった。
『カンナギの城』会議場
「もう、逃げられませんよ!ユグドラ君」
「‥‥‥‥逃げませんよ。神楽さん」
「おお、神楽様に‥‥‥‥其方は新しき宮廷治癒師のエドワード・ユグドラ様ですね!!!お帰りなさい!旧九聖光殿」
「ぐっ!では僕はこれにて」
ジャラジャラジャラジャラ。
『元九聖光・前第一席・エドワード・ユグドラ』治癒師
「何処に行くんですか、さぁ、入りますよ。皆さんが待つ場内へ」
『九聖光・第六席・神楽・ヨル』列島大陸出身
ギイィィィ!!!ガタンッ!
「おぉ、マジで連れてきたのか?ヨルよ」
『九聖光・第五席・ベルウッド・アインズ』獣族
「時間通りてすね。」
『九聖光・第七席・ライトラル・サイレント』魔法族
「本当に仲良いよね?あの二人」
『九聖光・第八席・フロレンス・セルビア』エルフ族
「‥‥‥‥静粛に頼む。皆の者。集まったのは‥‥‥8人中4名か。まぁ、元も含めれば5人ならば上昇だ多数決は取れる」
『九聖光・第一席・エンシェルト・バン・カルマ』天界族
ガタンッ!
「他の九聖光は遠征中である‥‥‥‥よって今回は4人と元1人を加えた5人で議会を進める。異を唱えるものは?」
「はいっ!はいっ!ここにおります!」
(ちょっと!ユグドラ君。静かにしてください)
「‥‥‥‥よし、誰もいないな」
「おります!」
「では、先ず始めに『レイカの迷宮』崩壊からの‥‥‥‥」
こうして近日に起きた、事件や案件が話合われる会議。
『九聖会議』が始まった。




