第百五十話 ひねくれ者の意思を継ぐのは(1/?)
【超絶悲報】赤猫閑さん、引退の危機どころか命の危機【バニーズ】
1 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
ttps://www.mesugakisports.com/baseball/news/202111040000053.html
今のところ回復の見込みはあるが
再発したら全身不随や死もある状態とのこと
2 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
うせやろ?せっかくこの歳で覚醒したのに……
3 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
閑たそおらんと来年優勝キツイやんけ……
4 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
これ帝国一逃したのマジで悔やまれるな
5 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
まぁ閑たそあの歳になってもクッソ美人やし
結構良い大学出てプロでも億稼ぐハイスペ女子やから
多分引退しても食いっぱぐれることはないやろ
6 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
その分苦労知らずなんじゃないの?
野球続けて大学も行けるくらいには実家太いんだし
どうせ甘やかされて育ったんでしょ
7 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
正直未婚喪女アピウザかったわあのおばさん
どうせ裏じゃ金はたいて男とよろしくやってるわ
8 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
何か前にどっかの板で補導歴があるとか書かれてたし
叩けば色々ホコリが出てきそうよね
ちょうちょもウザいけどコイツも大概だわ
9 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
>>7-9
同性嫉妬こわいなーとづまりすとこ
10 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
>>8
でもよく考えたら閑たそって高学歴なちょうちょやな
11 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
でも正直今の時代にプロで4割なんてまず無理やし
あのバッティングでも若い頃の脚もあって
ようやくワンチャンってとこやったんちゃう?
シーズン完走できるかってとこもあったやろうし
12 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
>>11
今引退してそういう現実を見ないで済んだって
思った方がええんかもしれへんなぁ……
もちろんできることなら復帰してほしいけど
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【悲報】リプさん、バニーズのせいで帝シリ9連覇ならず
1 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
ちょうちょ、えいりーん、恵人きゅん、346、かおりん、
幸貴、100100、スナイパー、閑たそ、メガネ
あれだけの選手がいてなぜ負けるのか
2 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
暗黒時代のおっさんが地蔵だから
3 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
これじゃ来年からリコにマウント取れんやんけ
マジでリプの面汚し
4 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
その面汚しに優勝許してCSもストレート負けした
リプの他球団は何なんですかねぇ……?
5 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
でも実際hageがまさかのBクラスで
助けられた部分もあるよなぁ
明らかに怪我人多すぎやったし
6 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
逆にhageも346潰したりしたけどな
あけみんは丈夫やから助かったけど
7 : 風吹けばちょうちょ [] :2021/11/04 (木)
帝シリ8連勝も内6つhageやしな
羽雁やめて監督代わるらしいけど来年バニ優勝はないやろ
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******視点:伊達郁雄******
11月5日。帝国シリーズ、ひいては今年の全試合が終了して2日後。天王寺の病院。
こっちに戻って、多くの取材を受けて、ようやく赤猫くんの見舞いの時間が取れた。
「赤猫くん」
「伊達さん……」
「体調はどうだい?」
「ええまぁ見ての通り、話すくらいなら何とか……」
首にコルセットを巻いて、ベッドに横たわる赤猫くん。やっぱり首は動かせないみたいで、目線だけこっちに寄越す。
「そっか。その……本当にすまなかった」
「何がです?」
「勝てなかった……」
「あたしも、無茶してチームに穴を開けちゃいましたから」
「……帝シリの5戦目の前にね、旋頭さんとも話をしたんだけどね……」
「?」
「『変に勝とうとして勝てる勝負を逃さないように』……って言われてたんだよね。それすら生かせなかった」
「しょうがないですよ。あたしたちにとっちゃ、今年なんて勝ちすぎて逆に慣れないことの連続だったんですから」
「そうなんだけどね……だから、来年こそは帝国一もって思ってるんだけど、その……」
「……あたしの身の振り方、ですか?」
「う、うん……君ほどの戦力だから、来年の編成にも関わってくるしね……」
まぁ答えはわかってるけどね。流石に命に関わることだし……
「すぐすぐで復帰できるかは分かりませんけど、続けますよ」
「……え?」
「当たり前じゃないですか。『4割打つ』って言ったんですから。吐いた唾は飲みませんよ」
「…………」
言ったら聞かないのは確かに昔から。こういうところも赤猫くんと月出里くんはよく似てる。
「大丈夫なのかい?その、もし再発したら……」
「伊達さんだって腰をやった時に無理して現役続けたじゃないですか」
「そうだけど……」
『症状が違いすぎる』……とは言えないよね、僕の立場じゃ。ペナントが終わる直前に一軍に呼んだのも、彼女の活躍に酔ってたのも、来年以降の活躍と僕以上に長く現役を続けるのを望んだのも、他ならぬ僕自身なんだから。
でもやっぱり、命に関わるってなったら……ね。こういう時に納得させるのもまた監督の務めなんだろうけど、そのための言葉が思いつかないし、思いついても言う資格がない。
何とかできないものか……
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