第七十八話(第二章最終話) 背番号25(3/9)
第三十五話〜三十七話くらいの登場人物が再登場します。
【ちなアホウの集い】美浜ブッフアルバトロス総合スレ56【2019】
17 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
大神小次郎ゲッツ!!!!!!!
18 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
ゴットハンド村上さん
19 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
20 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
あぁ^〜163km/h楽しみなんじゃ^〜
21 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
テラスで得点伸びた分、被弾も怖くなったからな
こういう三振ゴリゴリ奪えそうなタイプはマジ最高
22 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
でもコントロール大丈夫なんか……?
23 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>22
意外と制球も悪くないらしい
問題はやっぱりどっちかと言うと体力ちゃう?
24 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
大神小次郎 岩手県立一本松高校
投手 右投右打 190cm 86kg Max163km/h
持ち球:
ストレート、フォーク、チェンジアップ、カーブ
特徴:
大会平均球速でも150km/h近くをマーク。
打撃、脚力にも優れ、中堅守備もこなす
25 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>24
ぐう化け物
26 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>24
岩手とかいう怪物の産地
27 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>24
幾重光忠の再来定期
28 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>24
世代最強もう確定じゃん(歓喜)
29 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>24
これ逆に育てられんかったらって
プレッシャーぱねぇな
30 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
まぁこれだけの逸材ならそれだけで
客呼べるから採算は取れるやろうけどな
31 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
打てそうなキャッチャーも獲ってくれたし
即戦力候補の外野も獲れた
これもう100点満点やろ
32 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
でも4球団って思ったより競合せんかったな
確かに今年高卒が豊作やけど
33 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>32
リコが大神に全く食い付かずに浅井ばっかやったからな
まぁ完成度なら浅井の方が上かもしれんけど
こういうダイヤの原石狙わんから
リプとリコのレベル差埋まらないんだよな
34 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
また帝国を代表するスターが
リプから生まれてしまうんか
35 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>34
これでもリコの方が客呼べるんやからなぁ
36 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
大神獲れて高座とかもいて
あとはまともな戦力にするだけやな
37 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
>>36
とりあえず主力を怪我なく
1年フル稼働できるようにせんとな
38 : 風吹けばちょうちょ [] :2019/10/17 (木)
(大神とあおちゃんが二大エースとして
君臨する未来が)見える見える……
・
・
・
・
・
・
******視点:若王子撫子[大宮桜幕ビリオンズ捕手]******
「ふぅ……」
11月頭、宮崎の秋季キャンプ。
我がビリオンズはリーグ優勝こそしたものの、CSでまたヴァルチャーズに負けてしもうた。こうなってしまったからには疲れがどうとかなんて言ってられへん。
全く、キャッチャーはほんま重労働やで。こういう時にピッチャーの面倒も見んとアカンし。
「〜♪」
「……ん?雲雀?」
「あ、撫子」
練習が終わって部屋に戻る道中、高卒同期の西園寺雲雀の姿……やんな?鼻歌混じりでえらい機嫌がええみたいやけど…
「どないしたん?その格好……」
「いや、ちょっと祝ってやろ思ってな」
「祝う?誰を?」
「えっと……育成の西科って奴」
「ああ、あの隠れイケメンくん。今日ブルペンで会うたわ」
「ウチとアイツ、今日契約更改したんやけど、アイツ来年から支配下らしくて……まぁ同い年のよしみでたまにはな」
「ふぅん、それにしちゃ気合い入っとんな」
「……はぁ!?どこがやねん!!?」
「いや、フル装備やん君……」
一応人通りのある廊下で鼻付きメガネにとんがり帽子、手にはクラッカーとケーキらしき箱……ははーん、つまりはそういうことなんやな。
「まぁ頑張りぃや?来月にはクリスマスなんやし。ケケケケケ……」
「はあああああ!!?違うし!そういうのと違うし!!」
「ほんとぉ?ドライブデートとかせぇへんの?前に車また買うたんやろ?」
「不便やったからただの足代わりや!」
「男も乗りこなさんと人生損やで〜?」
「うっさい!免許取るのに筆記4連敗したくせに!!」
「……はぁ!?違うし!3連敗やし!!」
「大して変わらんわ!」
「何やってんだあの2人……」
「気にしなくて良いですよ。あの2人、いつもあんな感じですし」
実技は一発で受かったし。何で運転するのに紙ぐりぐりせんとアカンねんって話やわ。
「……お前も今日は上がりやろ?来ぃひんか?」
「ええんか?」
「ええから……」
「んじゃ、うちも何か用意するわ」
「……また姫子さんのやないやろな?」
「そんな毎回毎回お姉の盗らんって。安心しぃや、ええ感じに雰囲気作ったるからなぁ?」
「だからそういうの違うわ!!!」
「ん〜?やっぱうちはお邪魔かなぁ〜?」
「……ええからお前も来い」
顔真っ赤っか。全く、変なとこでヘタレやなぁ。こういう時は一対一で盛り上がればええのに。
隠れイケメンくんのお祝いを一緒にやるべく、一旦部屋にストックしてたお菓子を取りに行ってから雲雀の部屋へ。
「……ところで、撫子はもう契約更改終わったんか?」
「ん〜、うちはベストナインとか諸々決まってからになるんちゃうかなぁ?」
「優勝チームの正捕手で首位打者、OPSリーグ1位……すっかり住む世界が違なったな……」
「君も今年は二軍でローテ頑張ったんやろ?」
「まぁ……手応えはあったかな?」
「先発足りてへんのやし、来年は期待しとるで?」
「……言うて瀬長とかもおるやろ?」
「確かに瀬長も先発やりたがってるけど、監督の性格的にリリーフで固定するんちゃう?」
「それでも一軍での実績考えたらな……」
「その辺も、うちなり隠れイケメンくんなりと相談してどうにかしたらええやん」
「…………」
ドラフトじゃうちより順位上で、実際才能あるんやし、もっと自信持ったらええのに。来年一軍にいてくれたら、うちとしても話し相手増えて面白いし。
……そういう意味でも、隠れイケメンくんにはちょっと妬いてまうな。ひょっとしたら一軍で雲雀の球捕るの、うちやなくなるかもしれんし。
「……ま、ぼちぼち頑張るわ。一軍にどうしてもリベンジせんとアカンのおるし」
「誰や?」
「バニーズのショートとサード守ってるチビ」
「……何かあったんか?」
「去年ちょっとな。恨んでるとかやないんやけど……」
お姉のこと好き好きやし、招福さんとも盗塁王争いするし、雲雀にもえらい意識されとるし、何かとウチと縁があるなぁ月出里逢。
打つ方の弱点も何かちょっとマシになってきてるし、来年はもっと厄介なことになるかもしれんな。走る方よりもよっぽど。
・
・
・
・
・
・




