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ダブルデート 一

〈追憶 二(2017年10月8日、1回目)〉

 今日は、待ちに待った森川さんとの、デートの日だ。

 しかし、と言うか何と言うか、とりあえず今日は僕たちは2人で会うわけではない。


 『達紀…ちょっと、お願いがあるんだけど…。』

『何だよ翔真?』

実は前の水曜日、僕が森川さんに告白をしたその日の晩、僕は達紀に電話をしていた。

 そして森川さんへの告白の件を、手短に達紀に伝える。

 『何だよ~そういうことか~!

 確かに森川さん、かわいかったもんな!』

『あの…それでさ…。』

『大丈夫、任せとけって!

 今度の日曜日、空いてんだろ?じゃあ俺と貴子たかこと翔真と森川さんとで、ダブルデートしよ、な?』

ちなみに貴子さんは、達紀の彼女だ。

『本当にありがとう、達紀。』

『いやいや~礼には及びませんって!

 その代わり今度何か奢れよ!』

僕はその達紀の台詞に、

『結局奢るのか…。』

と思いながらも、感謝した。

  

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