表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/68

出会い 十五

 『翔真、今度、遊びにいかない?』

そうこうしているうちに、同じテニスサークル仲間で、友達の時川達紀ときかわたつきから、連絡が入った。

 僕はとてもそのメールを返せる気にはなれなかったが、とりあえず返信をした。

 『ああ、いいよ。』

『よっしゃ!じゃあ今度、○○に行こ!』

『…分かった。』

 …思えばその日は、僕、亜紀、達紀、達紀の彼女と、僕が亜紀と付き合う前の「ダブルデート」をした日だ。

 また、さっきメールで来た行き先も、同じ所である。

 ここで、僕はふと我に返った。

 『…そういえば、『過去の自分』は、僕の方から達紀に、

『お願い、僕に協力してくれ!』

って、頼んだんじゃなかったっけ?

 …ってことはこのメールはおかしい。これじゃあ過去が、変わったってことになる。

 …まあでも、僕が亜紀に告白しなかった時点で、過去は書き換えられたんだ。じゃあ、今回のようなこともある、のかな…?』

僕は、それ以上考えるのを止めた。そして、僕は眠りについた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ