1話
今んところは子供が主人公なので、それっぽさを出すためにひらがなを多く使っています。読みにくかったらすみません(ー_ー;)
ぼくのなまえはアーク。3さい。きょうはなんかよくわかんないけど、しんでんっていうところに行ってステータスプレートってうのをもらうんだって。ふたごの妹のベルダもいっしょにくるみたい。
「お兄ちゃん、たのしみだね。」
「うんっ。」
ぼくたちの前には20人くらいのおないどしの子達がならんでいる。
「はい。次はアークくんとベルダちゃんの番だね。このまぁるい透明な球に手を当ててみて。」
シスターのおねえさんがそういったからいわれた通りにしたら、ぎんいろのカードが出てきた。ベルダもおんなじぎんいろのカードが出てきたみたい。
「そのカードは家族以外に見せちゃだめだからね。」
『はーい』
「書いてあることの意味は今は分からなくていいわよ。なくしちゃだめだからね。」
『うん』
しんでんを出るとパパとママがいた。
「終わった?」
『うん。ママ』
「んじゃあ帰るぞ。」
『はーい』
「ホント息ぴったりね。」
「まぁこいつらだからな。」
よるごはんをたべおわったら
「二人とも、カードを見せてみて。」
そういわれた。
『うん』
カードをわたすとママとパパは驚いた顔をした。
「どうしたの?」
ぼくがきくと、
「なんでもないわ。」
「あぁ。もう夜だ。早く寝なさい。」
『おやすみなさい。』
子供たちが寝たあと私たちは話すことにした。
「ふふっ。さすが私たちの子供ね」
「それどころじゃないだろ。このままだと世界政府に囲われちまう」
はぁっ。と私はため息をつく。
「そんなのは私がどうにかするわよ。ただ単にあり得ないほど高いステータスをもっているだけじゃない。」
「どうにかできるのか?」
心配そうに聞いてくる
「できるわよ。私は賢者と呼ばれたのよ。ステータスの偽装ぐらい朝飯前だわ。この子達が中学部を卒業したら教えてあげましょう?」
「そう、だな。」
「もう少しで小学部にはいるわ。洗脳防止の魔道具を作らなきゃ。」
「あいつらにはおかしくなってほしくないからな。」
だって、二人を守るために私たちは世界政府に逆らったのだから。