電話の相手は誰だ?
翌日
「うおおおおおおおおおお
あ、ごめん」
「あ、はい」
「部員募集のポスターでも作るか」
「これでいいな」
「うん」
「じゃあばいばい」
「また明日」
「今日は私が夕食作るから」
「そうか」
こうしてみると部活も良いものだった。
「出来たか」
「うん」
「やっぱり美味しいな」
「ありがとう」
「眠いなあ」
「おやすみ」
「寝るとは言ってないよ」
「そうだっけ」
「やっぱ寝てくるわ」
「おやすみ」
「ん、電話か
俺、電話着た事無いぞ。
取り敢えず、出るか」
「もしもし」
「間違い電話ですね。切ります」
「ちょ」
と言って切った。
「また掛かってきた。
イタ電は止めてください。」
「菜果ですが」
「菜果.... え?」
「なんですか」
「何で俺の電話番号知ってんの」
「見たからです。
貴方の携帯の機種を思い出して下さい」
「iPhone6」
「貴方が部活で寝てる間に貴方の
指紋認証で開けました。
てへぺろ」
「可愛くないです」
「そうですか」
「反応が普通ですね」
「じゃあ切るよ」
「はい」
そして俺は眠りについた
「おはよう」
「おはよう」
「お前も朝早いなあ」
「まあ」