妹の態度がおかしい!
「おにいちゃん、こんなに料理上手かったの?」
「知らなかったのか。」
「うん」
「そういえば、お前も部活入ってないよね」
「うん、そうだよ」
「俺、部活作ったんだわ」
「で、入って欲しいの?」
「その通り」
「よく分かったな」
「それ位分かるよ」
「俺、疲れたから休んで来ていい?」
「うん」
「お兄ちゃんも寝てると可愛いよ」
私は思っていた事を
口に出してしまった。
そして、兄の布団を直してあげた。
「私も寝ようかな」
「よく寝たな」
「おはよう」
「おはよう」
「いろいろ部活の準備するから
先に行ってるね」
「うん」
「取り敢えず部員が居ないと廃部になってしまう。
「あのー こちらの部の部長さんですか」
「......」
「すみませーん」
「はい?」
「入部したいんですが」
「本当ですか? 」
俺はそれにしては展開が速すぎると、思ったけど
まぁ入部したいなら入れてあげるしかない。
「入部届けを」
「これです」
「んーと 君の名前は―――
菜果か。。」
「はい」
「じゃあよろしくお願いします」