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お料理倶楽部  作者: こうおう
13/22

お見舞いは日常茶飯事

俺は思いを口に出してしまった

「なんで俺がこんな目に」

部活も解散決定の様で

その中で俺は.....

情けない...本当に....

「こんにちは。先輩、

 お見舞いに来ました」

と優しげな声で入ってきた。

「こんにちは」

今思うと何故こんなに

自分を思ってくれる部員

を作れたのかは自分でも分からない。

小学生、中学生の時も、

女子とも話していない。

勿論、友達が居ない俺は、

男子ともろくに話した事はない。



―――そう。

最後に話したのは、

中学一年の頃、

自己紹介を一方的に

しただけだった。

そんな俺に話す相手が出来るのは、

何年ぶりだろうか。

「先輩? 大丈夫ですか?」

と言って心配してくれる事も

前にはなかっただろう。

「ああ、ちょっと考え事

 しててな」

幼馴染ですら話し合うのに

勇気がいる。

それは幼馴染と言うのか..

皆の中の常識とは、

俺の中ではなんでもない

唯の一般常識....

俺はそう....


こう...

普通の人生を送ってみたいんだ。


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