きっとなろう内では年齢上めな私は、こんな漫画を読んでました。
初めまして。さとちぃと申します。
数ヶ月前にひょっこり、「小説家になろう」にユーザ登録してしまいました。
もともと漫画や小説を読むことが好きで、学生時代は色々と読んで、好きな漫画の話なんかを友達と話すのが大好きでした。ノートに鉛筆でですが、自分で漫画なんか描いてそれを見せ合いっこなんかもしたりして。
なろうユーザ様は読むことが好きか書くことが好き、もしくは両方好き、という方々ですよね。私のような学生時代を過ごした方々も多いのでは〜、とか思ったりしています。
しかし、私は思いました。
これはまあ、想像ですが、あれです。自分はなろうユーザさんの中で年齢が上めだよな、と。きっと読んでいた漫画とかも、かなり違うだろうなー。でも中には年代が同じユーザさんもいて、同じ漫画が好きだった人もいるかもしれないよな! ……そんな淡い期待を抱きまして。
私はこんな漫画読んでたんですよー、というようなお話を、徒然なるままに書き散らかしたくなってしまった訳でございます。いやだって、リアルでそんな話できる人いないので〜。どこかで誰かが「自分もその漫画好きでしたよ」とか思って微笑んでくれたら嬉しいな、と思って。書いてもいいですか。書いちゃいますね。スミマセン。
あ、でもかなり古いお話になりますからねー。びっくりしないでくださいねー。勢いで書き散らかしますので、漫画のタイトルとか作家様のお名前とか略したり、間違えてたりもするかもです。読みづらいことこの上なくて申し訳ないです。
ではでは。
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始まりは小学校低学年の頃。
私には兄がおりましたので、読んでいたのは全て少年漫画でございました。
まずは藤子先生系列ですね。『ドラえもん』『怪物くん』『オバQ』『21エモン』『ウメ星デンカ』……ハイ、古いですね。
そしてちばあきお先生の『キャプテン』『プレイボール』。
ちばてつや先生の『おれは鉄平』。
高橋留美子先生の『うる星やつら』とか、『キャプ翼』『筋肉マン』『アラレちゃん』『かぼちゃワイン』『マチコ先生』……この辺りはアニメから読み始めた感じかな。とにかくまだ少年漫画ですね。兄の影響が大きい訳です。ちなみにゲームはまだファミコンの時代です。マリオブラザーズとかです。スーパーマリオじゃないですよ。マリオブラザーズです。カセットにフーッ! とか息吹きかけてる時代です。この辺りのお話は今の若い方々にはマジでなんのこっちゃ、だと思いますのでサクッと流します。
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小学校高学年頃。
少女漫画を読むようになってきます。なかよし、りぼんなどですね。当時看板だった作品は、なかよしだとあさぎり夕先生の『なな色マジック』。りぼんだと池野 恋先生の『ときめきトゥナイト』ですかね。後に『セーラームーン』を描かれる武内直子先生も、この頃はなかよしで読み切りを描いておられました。正統派ラブストーリーですね。武内先生の透明感のある感じが好きでした。
少年漫画も引き続き読んでいました。あれです。週間少年ジャンプです。当時はというとまあ、『こち亀』『北斗の拳』『ジョジョ奇妙』『ドラゴンボール』は若い方でもご存知かな。あ、でもジョジョは初代ですよ。ジョナサン・ジョースターとディオ様が戦ってる頃ですよ。スタンドなんてまだ出てこないっすよ。波紋とか石仮面とか吸血鬼のくだりですぜ。他に『シティハンター』『ゴッドサイダー』『男塾』なんかが連載中でしたね。だ〜いぶ、昭和感あふれてましたね。
あと全く、別ジャンルなんですが。永野先生の『ファイブスターストーリーズ』も読んでました。映画を観に行って好きになったんです。『宇宙皇子』というお話と同時上映で。小学生女子が読むのはかなり変わっていたかもしれないです。今も連載中なんですよね。あと『3×3アイズ』とかも。今また連載してるんですよね。懐かしいです。
ゲームはまだファミコンだったかな。スーファミはまだ先かな? うん。ドラクエIIIも兄と一緒にやっておったんですよ。地下行ってアレフガルド見た時は感動しましたよね! いやー、「冒険の書」というセーブをするんですけど、こいつがたまに不意打ちで消えるんです! で、消えた時はデンデロデーン! となにやらおぞましい音楽が流れるんです。私はある日、ゲームを起動させた瞬間デンデロデーン! が鳴り響き、たっぷり一分間フリーズした兄の背中を後ろから何も言えずに見守りました。やがて兄は静かに、セーブ前の所からゲームを再スタートしておりました。静かに……。兄よ……何も言えねぇ。
少女漫画に話戻りますが。
この頃好きだった作家様が、赤石路代先生と篠原千絵先生でございます。お二方の作品は全部購入する勢いでした。
赤石先生は『アルペンローゼ』『ないしょのハーフムーン』『姫100パーセント』『天よりも星よりも』とかの頃です。『その日は金曜日』とか、誰かご存知でしょうか。大好きな読み切りです。
篠原先生は『闇のパープルアイ』『海の闇月の影』の頃です。『天は赤い河のほとり』よりもだーいぶ前のお話ですね。『闇のパープルアイ』はもう、泣きながら読みました。りん子、しんちゃん、小田切さん……懐かしいです。私はホラーは苦手なのですが、篠原先生のなら読めるくらい、好きでした。
この頃プリンセス系列も読み始めましたね。ファンタジー作品が多い月刊誌です。『王家の紋章』『妖精国の騎士』『アリーズ』など。なろう様風にいうと、トリップ・ 剣と魔法・転生……な、お話がわっさわさです。あとプリンセス系列とは別ですが、市東亮子先生の『やじきた学園道中記』も大好きでしたね〜。「小鉄」というストイックな忍君のフェロモンが秀逸で……ゲフンゲフン。
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中学生の頃。
小説も読み始めます。コバルトとか、ティーンズハートとか、少女向け文庫ですね。
コバルトは、藤本ひとみ先生はまあ、ほとんど読んだと思います。『マリナ』シリーズとか、『花織高校』シリーズとか。コバルトでは藤本先生が全盛でしたね。あと前田珠子先生で、この頃は『カルランシィの女王』シリーズと『破妖の剣』シリーズの頃ですね。前田先生のデビュー作『宇宙に吹く風白い鳥』も読んだし、好きでしたね。後の『トラブルコンビネーション』に連なるお話で。この頃の前田先生は一話一冊でまとまってたんすよね。破妖も『紫紺』まではまあ、一冊に納まってて。『翡翠』からあれれ、『鬱金』はぅおーい! な状態。今となっては遠い目になります。
ティーンズハートでは、皆川ゆか先生の『ティーパーティー』シリーズとか、小野不由美先生の『悪霊』シリーズとか。『悪霊』シリーズと言っても、最初はホントの悪霊は出てこないので、ホラー苦手なおいらもうっかり手を出したわけです。なので、段々、泣きそうなことに。しかし結末が気になるので読むのは止められず。くすん。その後『十二国記』シリーズも読むわけです。
漫画の方は、なかよしりぼんは卒業しまして。少コミ、花ゆめ、別コミなどを読んでおりましたかね。
花ゆめはもう、有名どころ。『ガラスの仮面』『ぼくの地球を守って』『なんて素敵にジャパネスク』『赤ちゃんと僕』など。別コミでは田村由美先生が好きで『巴が行く』『BASARA』などですね、うん。
ちなみにこの頃、世間的には高河ゆん先生、CLAMP先生などがブレイクします。『アーシアン』とか『源氏』、『聖伝』です。私見ですが、ゆん先生が現れて少女漫画の絵柄の流行がガラッと変わったように、思います。クランプさんの絵とストーリーの引力も衝撃的だったように思います。スクリーントーンの使い方が進化した、みたいなイメージですね。まさに昭和から平成に変化、みたいな。
おっと。忘れてましたが、花ゆめと同じ白泉社系列のLaLaも忘れちゃなんねぇ。樹なつみ先生の『花咲ける青少年』『八雲立つ』も大好きっす。
ジャンプも引き続き読みつつ。高橋先生とあだち先生もコミックで追いかけてました。『めぞん一刻』『らんま』。『みゆき』『タッチ』など。高橋先生の『ファイヤートリッパー』というお話、好きです。あだち先生は父が好きだったので、ほぼ読んだように思います。
ジャンプでは、萩原先生の『バスタード』が連載になった時嬉しかったなぁ。読み切りの『ウィザード』の時から惹かれたので。主人公が性格悪い、というお話を初めて読んだように思います。画期的でした。冨樫先生もまだまだ新人さんでして。『てんで性悪キューピッド』というラブコメが初連載だったと記憶しております。コメディですが、ラストはちょっとせつなくて、好きだった。その後に『幽遊白書』が始まる訳です。余談ですが、萩原先生のアシスタントをしておられた「た〜まよ」さんが、小野不由美先生の『悪霊』シリーズの続編の挿絵を描いておられました。なんとなくおおお! と思ってしまいました。
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そして高校生の頃。
先ほど述べた『幽遊白書』にどハマり致します。ジャンプでは『ドラゴンボール』『スラムダンク』『幽遊白書』が三大看板みたいな感じでしたね。幽白の「蔵馬」というキャラになんかもう、焦がれておりました。多分、現実逃避とか、そんな感じだったのかも。ちなみに当時はオタクとか腐女子、などという言葉はまだございませぬ。ケータイどころかポケベルもまだ無い時代でございます。
そしてこの頃BLというものに出会います。最初はなんだったかな……あんまり覚えてないのですが。『バナナフィッシュ』は一応知ってましたが、ちゃんとは読んでなくて。あれかな。コバルトの『炎の蜃気楼』かなー。このシリーズは戦国武将をモチーフにした、現代異能バトルなお話なのですが。一巻とか、最初は普通なんです。途中から、途中からビーなエルになっちまったんです。結構ガッツリと! コ、コバルトなのに!? という衝撃が走りました、当時は。いやはや、純真無垢な女子高生の私はなぜか案外すんなりと、その世界を受け入れました。ハハハ……。
そっからルビー文庫の『タクミくん』とか『フジミ二丁目交響楽団』。漫画では『絶愛』、からの『ブロンズ』、などに手を出しました。同人誌の世界では幽白も色々出回ってましたよ、ええ、ハイ。花ゆめ系列に戻って河惣先生の『ツーリングエクスプレス』も大人買いです。結構昔から、少女漫画界の色んなところでBLは展開されておったようです。
ちなみにゲームはスーファミになった瞬間、ついていけなくなり離脱しました。私には十字キーとABボタン二つまでしか使いこなせなかったようです。丸ボタンが四つになって、LRボタンまで加わって、もう使いこなせないという、センス無し無しぶり。ていうか話が古すぎてどうしよう、ですね。我ながら怖い。
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大学生になりまして。
若干、今でいうリア充化します。彼氏出来ました。当時はリア充という言葉はまだございませんよ。ようやくポケベルとかケータイの頃っすよ。
若干リア充化した私は読む漫画減らしました。少女漫画は花ゆめ、少年漫画は週間少年マガジンに絞られた感じでした。
兄が一人暮らしで家を出たため私とジャンプのパイプが断たれてしまい。変わりに当時の彼氏がマガジンを購読しておったため、まんまとマガジンに移籍しちまったわけです。てか、この頃は普通に、ジャンプよりマガジンの方が面白かったように思います。
当時マガジンさんで連載してたのは『はじめの一歩』『金田一少年の事件簿』『ゴッドハンド輝』『ネギま』などかな。なんだっけ。哲也さんの麻雀的な話もあった。コミックじゃなくて雑誌のみで読んでいたから、うろ覚えであります。
花ゆめは『スキップビート』『紅茶王子』とかだったかなあ。『神様はじめました』『暁のヨナ』とかがもう少し後、かな?
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そしてそして。
その後社会人になり、結婚をきっかけに、私は漫画も小説も一切封印いたしたのでございます。何故か、というと理由は色々なんですが。まず妊娠してつわりがひどくて読むどころでは無くなった、とか。私の本棚ラインナップが夫には見せられん有様(いや、ビーなエルとかあるしね)、とか。単純に新居の収納スペースも足りん、とか。産まれたらもう、子育てに追われて余裕も無く、みたいな。一応『ハンター×ハンター』はアニメで見たり『デスノート』はレンタルして読んだり。チョコチョコは覗きつつ。そんで十二年くらいが経ちました。
子育てがチョット落ち着き、一年前にスマホを入手し、私は電子書籍で購入、という手段を得たのでございます。ビーなエルとか夫や子供には見せられんようなブツも購入できちゃう! 収納問題も解決! 封印はあっさり解かれちまったのです。書籍購入がやめられない止まらない。で、三ヶ月くらいでお財布がドッカン爆発します。このままのペースで行ったらヤバイ! と焦った私がたどり着いたのが、無料小説閲覧サイトだった訳でございます。「なろう」様などですね。なろう様で読みふけることで、お財布ドッカンが落ち着きをみせたわけです。感謝です。
十二年ぶりに書籍界に戻ってきた私は色々カルチャーショック、受けましたねー。ヤンデレ……? 何かなそれは? とか。乙女ゲー? スチル? とか。なんかタイトルが長くなってる? とか。チート? 逆ハー? とか。チョットずつなんとなーく、わかってきましたが。まあ、そんな感じで今に至る訳であります。
長々と書き散らかしてしまい、ホントにとりとめのないお話で失礼しました。果たして伝わる人いたのかな? シーーン。あ、いないっすか……そうですか……ショボン。とりあえず、これからも、お世話になりますです。ありがとうございました。ペコリ!