プロローグ
誤字脱字、表現不足があったら指摘、アドバイスしていただけると嬉しいです。
2087年4月、世界で初めてのVRMMOが開発された。
その名前は《Gobplay》。
剣と魔法の異世界をモチーフとしたゲームで、1から50の階層があり、第50階層のラスボスを倒すのが目的である。
さまざまな種族がいて、種族ごとに得手不手がある。スキルも沢山あり、中にはユニークスキルという1つしかないスキルもある。
開催されたβテストでは募集枠が1000人分しかなく、その1000人に対し約1000000人が応募した。そんなβテストも終わり、ついに《Godplay》は製品化されることとなった。
「やっと来たあ!!!」
とある家の前で一人の少女が歓声をあげていた。
少女の名前は黒斬依弧。黒髪黒目で髪を膝まで伸ばして顔立ちは美少女と言うには幼く、可愛いというほうが合っていて整った顔立ちをしている。
依弧は家の前に置かれている段ボール箱を手に持ち、スキップで家の中に入って行く。階段を上がり、エコの部屋と書かれた木のまプレートの掛かる扉を開け、ベットの横へ段ボール置く。
「♪~~~~~~~」
依弧は鼻歌を歌いながら段ボールを開ける。
中に入っているのは何かの説明書とコードが繋がっているヘルメットらしき物。
ヘルメットらしき物の名前は<ヘッドギア>。
VRMMOをプレイする時に絶対に必要な物である。つまりこの段ボールの中身は…
「これで《Godplay》をプレイできる!」
依弧は早くやりたいという気持ちを抑え説明書を開く。
《Godplay》は今日、7月14日12時30分からブレイできるようになる。
今の時刻は12時20分。まだあと10分あるのでその前に基礎知識をつけておきたい。
まずは基本的なステータスの見かたからだ。
HP…体力の量。なくなると死ぬ。
MP…魔力の量。
STR…物理攻撃力。
DEF…物理防御力。
AGI…動作速度、移動速度。
DEX…器用度、生産力。
INT…魔法攻撃力。
MDF…魔法防御力。
VIT…スタミナ。
LUK…運。
まあこんな感じだろう。
スキルは大まかに攻撃系、防御系、生産系、補助系があるらしい。詳しいことは書いていない。自分で調べろと言うことだろう。
と、そんなことをしている内に時間は12時28分になっていた。
「いけない!!!遅れちゃう。」
依弧はバタッと説明書を閉じると<ヘッドギア>を被り繋がっているコードをコンセントに刺しベットに横になった。あと十秒というところでカウントし始める。
「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1!リンク、スタート!!!」
意識が、暗転した。
初めまして黒機です。
読んでいただいて有り難う御座います。
だいたい土日に投稿しますのでよろしくお願いします。