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ナガラの後を追ってついて行くと
さっきのテーブルや椅子のある部屋ほどではないが、広めの部屋についた。
壁にはいろんな見た事ない武器がたくさんかかっていて、奥には木に何か巻き付けた様な物が、4つ並んでいる。
「ここは修練場だ。とりあえず剣持ってみるか、これ持てるか?」
と手渡されたその剣は持ち上げるのがやっとで、振り回したりは出来そうにない。
「ダメか体格ちっさいもんな、剣はそれより小さいとなるとナイフになる」
と言ってナイフを渡たされる
「これなら待てそう」
持ってフリフリと腕をふり回す
「体格がちっさいから斥候職がいいかもしらんな。
他の武器もどんどん触っていくぞ槍だ。」
もちろん重すぎて持つことはできてもふり回すことはできない
「上から下につくことはできるか?」
と、ナガラはトーンと上から下のじめんへ槍の刃とは反対の方でついた
「この下の階層で稼ぐならこの動作をずっとやる事になるんだが」
動作を真似てみる
「出来そうだけど、ずっとは大変そう」
自分の力の無さにしょんぼりする
「まあ慣れだ、頑張ってコツコツやっていけばやれる様になるさ」
とナガラはチバキの頭をポンポンとして次の武器を持って、奥の木の場所まで行くと
「つぎは弓だここからあの木を狙ってみろ」と言った
持ち方や目線姿勢などを教えてもらい、弓を放つ
狙った木に端の方だが当たったのが嬉しい。
「やった」
「初めて打ったのが当たるなんて凄いじゃないか。
小さめの弓やクロスボウみたいなものは、使えるかもしれないな」とナガラは満足そうに言った
褒められて嬉しい
そこへカランカランと音が鳴る
「ああ、飯の時間だ片付けて行くぞ」
ナガラは手早く片付け入り口に向かう
「遅くなると他の奴がうるさいから急げ!俺んところはいる奴みんなで、食べ始める決まりなんだ」
速足で来た道を戻る
先ほどの部屋は先ほどまでとは違い、ほぼ全て埋まっていて、こんなにたくさん見た事ないチバキは驚いた。
入り口で立ちっぱなしになっていると
「邪魔だ」と
ドンと押され前のめりになったが、おっとっと、とそのまま数歩進みコケはしなかった
それを見てチッっと舌打ちした奴は、ドカっと椅子に座った
むっとしていると、ナガラが騒動に気づいて戻ってくる
「チバキ早くこっちにこい、あいつの態度は悪いが、入り口に突っ立ってるお前も悪い!ほら飯食うぞ。
言い忘れたがここは食堂だ覚えとけよ」
と言って5人が座っている所に座り、隣りに座れとトントンとしてくる。
もうご飯はテーブルに運ばれていて、湯気を立てている
焼いた肉と平べったい何かだ
美味しそうな匂いがしている
ナガラが「いただきます」と言うと
椅子に座っているチバキ以外の5人みんなが
「いただきます」と続いた
チバキもあわてて「いただきます」と言う
そうした所で
皆が食べながら遅い遅いと言い出した
「時間考えて動けって言うのいつもナガラでしょ?」
サリタと言われていた茶色の毛の子が少し怒り気味に言う
ナガラは少しばつがわるそうに
「すまんチバキの武器見てたら遅くなったんだ。新しく入ったチバキだ、みんな仲良くしろよ。後でみんなを紹介するからとりあえず、食え食え。」
と肉を食べ始めた
目の前の肉にかぶりつく
口に入れ咀嚼するたびに肉汁が広がり肉の臭みさえも魅力に感じる
それは今まで食べたことのないぐらい美味い
「なにこれ凄く美味しい!!」
「それは良かった」とほわほわした毛の子がニコニコしている
「今日は焼肉マスターが焼いてくれたからな」
とナガラが言い
みんな口々に焼肉マスターの焼いた肉サイコーと言っている
肉を食べこの平べったい物はなんなのか?と持ってみる
周りが食べているのを見て
かさかさとしているそれを、小さくちぎり口に入れた
平べったいそれは、噛んだ瞬間はサクッとしているのに、中はもちもちとしていて香ばしく、噛むと甘みが出てくる。
皆も食べているし死にはしないだろうと
夢中で食べてしまった
「美味しいけどこれは何?」
「これはパンだよ。このマーサさんの焼くパンが、一番美味しいんだよ」
サリタがニコニコしながら言う
「パンにお肉、美味しいの食べれて幸せ」とニコニコしながら言うと
「スプーンとフォークこれから使える様になろうな」と笑いながら、ナガラが言った
それにつられてみんなも笑った
なんで笑われてるのかわからなかったが
つられて楽しくなってチバキも笑った
みんなご飯を食べ終わった頃
「皆部屋に戻ったら待機しててくれ」と
ナガラが言って解散した
サリタが「ついてきて」
と水場に案内してくれた
水面に映る自分は、口の周りがパンくずと肉の汁でベタベタになっている。それを見てサリタがクスクス笑い始め、2人で笑いあった
顔を洗い不思議に思ってた事を聞いてみる
「なんでこの水は川が無いのにたまってるの?
誰かがこの石の中に水を溜めてるの?」
サリタは
「わからないけどこの水場は3ヶ所あってこの白い石の底から水が溜まる様になっていてここの辺まで自然に溜まるの」とふちから少しの水が溜まってる辺りを指差して言った
サリタに案内されて部屋に行く
「扉がついてる部屋は、ここの紫の丸がついた部屋以外は入っちゃダメだよ。扉がついてない所は自由に入ってもいいから」サリタがコンコンとドアをノックしながら言った
「わかった、ルール守る」と頷きながら言う
返信を聞いたサリタは頷いて扉を開けた
部屋は10人ほどが寝れる様な広さの所だった
両隣には2つ扉がついていて奥の壁にも扉がついている
みんなは床に座りくつろいでいた
「綺麗になったな」ナガラが言うとみんなまた笑い始める
ちょっと恥ずかしくなっていると
「すまんすまん」と言いながらナガラはここに座れと床の敷物を叩く
「さっきも言ったが、今日からのチバキだ。これからサリタと組む事になる。ガチの世間知らずな奴だから色々教えてやってくれ。」とナガラがみんなに向かって言った後に
「わからない事があったら、なんでも聞けよ!俺たちにはお前がなにがわからないのかなんて、わからないからな。俺達は仲間だ!間違ってたら教えるからな。
でも集団生活が無理そうなら考えるから、無理するなよ。」とチバキに向かって言った後
「そんでお待ちかねの紹介タイムだ。種族と名前順番で言え」と言った後テーブルの方に行き何やら書き始めた
「おっけーじゃあ私からトギー種族は人間よろしくねん♡灰色のかわい子ちゃん♡」とトギーは言った
目の前の見た事ないツルツルな体に釘付けになる
「やん♡そんなに見つめられると照れるっ」と
と胸の辺りを隠す
なんで布の無いお腹とかは隠さないんだろ?っと不思議に思っていると
「お前がそんな格好してるからだろと!」
とトギーの隣りの子が言う
「俺はゲンマ種族はヘビ獣人トギーとペアだよろしく」
ほとんどトギーと同じに見えたが、よくみると肌が鱗の様になっている不思議だ。
「後で肌触らせて欲しいんだけど良いかな?」
と聞くと
「良いぞ、だけどそん時にもふらせろよ!!」とゲンマが言う
何人かがずるいとかもふりたいと言ってくる声が聞こえた後
「はいはい!私ももふりたい!!私はカナン種族は羊獣人そしてそれは世を忍ぶ仮の姿!その正体は!!
「「焼肉マスター!!!」」
カナンともう1人の子がビシっとポーズを取る
かっこいい!!!
まわりの子がヒュー焼肉マスター!と叫ぶ
「待て待てー!なんでわしが名乗る前に正体名乗るん?わし誰やねんってなるやん」
「わしはトート種族はトラ獣人よろしく!カナンとペアーなんよ」長いしっぽがフリフリと揺れる
「ちなみにトートは焼肉マスターでは無いよ」とカナンは言った
「違うんだ」とあははっと笑ってしまった
そして最後に
「サリタよ!種族は犬獣人よ。チバキあんたの姉になるんだからね、あんたは子分になるんだからなんでも頼りなさいよね」とフンフンとやる気に満ち溢れている
「おちびのサリタがお姉さんなんて笑っちゃうんよ」
とトートが言ってケラケラ笑い
「だけどサリタちゃんペアの子ずっと待ってたからね良かったわね♡」とトギーがニコニコしている
「うん!皆んなよろしくね」とニコニコしながら笑う
「紹介も終わったな、そんじゃチバキこっちこい。」
とちょいちょいと手まねきをしてチバキを呼ぶ
そちらに行くと
「これは守りの指輪だ。1回だけ死にそうになった時に守ってくれる。指にハメとけ、でも使う様な状況になるなよ。」と木で出来た指輪を渡された
「ありがとう」
それを中指に着けるとぶかぶかだった指輪がスルスルとぴったりになったびっくりし手を見つめてると
「ははははっみんな同じ様にびっくりすんだ」とナガラは笑う
みんなの方を見ると
みんなが手を上げて指輪を見せてくれた
「お揃いなんだね」
なんだか凄く嬉しくなった
見てくださってありがとうございます
どうしてこうなったパート2サラッと紹介するつもりが個性爆発
今週の土日は用事があるので更新できそうにありません
申し訳ありません




