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特殊な“私のアレルギー体質”が恋人ができない理由。

作者: 七瀬





___私は、アレルギー体質なの!

しかも? 私の特殊なアレルギー体質のせいで恋人ができないのよ。




___私のアレルギーは、、、?

男性ひとアレルギーなの、、、!



男の人が、私の近くにいるだけで、身体中が痒くなり。

蕁麻疹が出て、発作が起きるのよ!




・・・この! 私の特殊なアレルギーのせいで!

私は、男性ひとがいない、生活をするしかなったの、、、!






___私の名前は、『原田 ミイナ』22歳、男性アレルギー。


私は、物心つく頃から母親と妹が2人の4人家族で育ったわ!

ずっと、女の子だけの学校でね!

___幼稚園から大学までずっと。



まさか!? 初めて就職した場所に、男の人がいっぱいいて!

私は、そこで初めて!【男性アレルギー】と分かったの、、、!



・・・私に初めて、話しかけてくれた男性ひとは、とっても

優しく私に話しかけてくれたんだけど、、、?


『___原田さんって? 何か好きなモノとかあるの?』

『・・・えぇ!? あぁ、そ、の、私、すっ、好きなモノは、その、』

『___えぇ!?』

『・・・あぁ! 別に、何も、ありません、』

『・・・あぁ、そうなんだ、』

『・・・・・・』




___その後に...。

私の、アレルギーが出たの、、、!




・・・その日は、私の職場の女性上司に言われて! 病院に行って家に

帰る事にしたわ!



 初めて、話をした男性ひとには、申し訳ないのだけど、、、。

病院で、私のアレルギーが“男性アレルギー”と分かって! 私は次の日

上司に辞表を渡して会社を後にしたの。




___私は、男性と付き合う事も話す事も出来ないみたい!

今まで、夢見ていた男性との恋愛も出来ないんだと思うと、、、。



・・・なんだか? 凄く寂しくなったわ!

私は、男性に恋心すら持つ事も出来ないのかしら、、、?


 男性に近づけない私は、この先ずっと一人なのかと思うと

悲しくも思うの。





・・・どうしたら?

この男性アレルギーを、改善できるのかしら、、、?







___私は、女性しかいない! 病院で診てもらうと、、、?


『___あのね、ミイナちゃん?』

『はい! 先生!』

『・・・この! 男性アレルギーは、ミイナちゃんが男性に免疫がない

からアレルギーになったの! もし? 改善したいなら、、、!』

『あぁ! はい!』

『免疫をつけるしかないのよ!』

『・・・免疫って? 男性の近くに行くと、私は発作が起きて、、、!

だから! 私は、男性の傍に近づかない方がいいって! 以前、診てもら

った時に、先生が言ったんじゃないですか!』

『・・・でもね、ミイナちゃん? このままじゃ、貴女はずっと男性と

話す事も近づく事も出来ないのよ! 本当にそれでいいの?』

『・・・・・・』

『それなら? 頑張って! 治してみた方がいいんじゃない?』

『・・・ははい、そうですよね、』

『やっぱり、怖い? 発作が起きるものね! それでも先生は、貴女に

治してほしいと思っているのよ!』

『・・・先生、』

『せっかく、女の子に産まれたんだから! 恋をしてほしい! 好きな男性

と二人で、幸せな時間をすごしてほしい! 男性だって、わたし達女性と同

じ人間なんだもの! きっと改善できるわよ!』

『・・・うん! 先生、私頑張るね!』

『先生も、ミイナちゃんの力になるわ!』

『うん!』




___私は、この日から、、、。

男性に慣れる訓練をはじめたの、、、!



先ずは、先生の知り合いの男性からゆっくり近づくところから

話すところまで、毎日毎日、免疫力をつけるために、、、。





・・・そこをクリアすると、、、?

今度は、握手をしたりボディータッチをしたりして。

より免疫力をあげていったのよ!




___男性アレルギーを改善するための訓練をはじめて2年。

私は、やっと改善する事が出来たわ!



男性ひとに免疫がなかった私は、【男性アレルギー】が出てしまった!

でも? 私は2年かけて、男性アレルギーを改善したのよ!






___そして、今はね!

男性ひとがいる! 職場で私は働いているの、、、!


やっぱり、男性ひとがいる職場はいいわよね!





・・・それに、私は気になる男性ひとができたの!

男性に対して! 初めての恋心を持つ事が出来たのよ!




・・・今は、幸せ!

好きな男性ひとがいるって! ステキな事だと私は知ったから!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 男性アレルギーの主人公が努力を重ねてアレルギーを克服できたところが凄かったです。 感動ものですね。
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