Q.これは盗作? 自分では分かりません。
A.
完結済み作品の場合
どうしても疑惑が晴れないときは、まず黙って運営に通報しましょう。盗作だと判断されれば、
たとえ勘違いであったとしても、誰にも言わなければ相手に迷惑はかけません。
ただ、 レベルに達していないときはかなり厳しい状況です。公開してしまった作品で盗作されたとき、とれる対処はあまり多くないと思います。
→やっぱり盗作されていました……。に続く
連載中作品の場合
盗作・パクリの被害に遭っているか判断できないときは、更新を停止するなどして、しばらく様子を見ましょう。思い込みで罪のない相手を糾弾することがないように、グレーな状況下では自分の言動に気をつけてください。ただ、警戒はしすぎていたほうがよいです。急いで結論を出すのは危険です。盗作でなければ取り越し苦労ですみますが、万が一盗作であれば被害は拡大します。
→やっぱり盗作されていました……。に続く
もしかして、盗作されてる?
自分が? そんなまさか!
盗作被害に遭ったとき、誰もが最初に思うことではないでしょうか。盗作なんてする人本当にいるの? 有名でもないのに盗作されたなんて自意識過剰では? 単にネタが被っただけ? そう戸惑ったり、不安になったり。
盗作が文章そのままコピペの場合は、一刻も早く運営に通報してください。誰が見ても間違いなく盗作です。まるまるコピペではなくても語尾や語順、数語を変えた程度、見比べれば分かるなら同様です。
判断に迷うのはコピペではなく、巧妙に改変されている場合です。実際に盗作ではなく、単なる勘違いやネタ被りの可能性もあります。同じような題材、定番の展開、似たようなキャラクター、とっておきの一発ネタが被る、などなど。所詮、人間の考えることです。また生きていれば何かの影響は受けているはずなので、小説に含まれるすべての要素が完全にオリジナルという方は多分いないです。どこかで何かは被っていると考えた方が無難です。
しかし、盗作・パクリは単なるネタ被りの次元ではありません。盗作・パクリをする人間は、わざわざ特定の作品からネタを何度も盗んできます。偶然被ったのではなく、すべて故意に被らせているのです。
→オマージュやパロディとの違いについては、のちほど書きたいと思います。
盗作・パクリは、文章力でも知名度でもなく、相手にモラルがあるか否かの問題です。閲覧者が0人でないなら、誰かは読んでいます。盗作された可能性は0じゃない。疑いが完全に晴れるまで、納得いくまで警戒してもよいと思います。他人に言わなければ、相手にも誰にも迷惑はかけません。
「もしかして、盗作されてる?」と思ったのなら、相手の作品のどこで違和感を感じたのか具体的に探してみてください。必ず原因があるはずです。
・更新頻度や更新のタイミング
・被っているネタ
・被っている展開の使い方
・被っている語彙の特徴
・被っている文章の特徴
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他にもいろいろと要素はありますが、被っている要素が多いほど、そして複雑に絡み合っているほど、怪しいと思います。加えて重要なのが更新頻度と更新のタイミング。盗作・パクリなら必ず後追いです。また、向こうが更新すればするほど「やっぱり、盗作されてる……?」と疑惑が強くなるはずです。話が違う方向にいくどころか、向こうが不自然なほどこちらに寄せてくるからです。
判断が難しい場合、連載中なら更新を一旦止めることをおすすめします。盗作・パクリの後追いは、すぐに影響が出ます。こちらが進んでいる話分までなら盗めますが、ネタが尽きると更新できない、もしくは更新頻度がガクリと落ちる、更新内容がおかしい、といった症状が出ます。
→おかしい点については、のちほど詳しく書きます。
盗作・パクリでなければ、向こうは何事もなく更新を続け、いずれは完結するはずです。また、読んでいるうちにこちらとは違う要素が出てくるはずです。たとえ、本当に最初がパクられていたとしても、途中で向こうは諦めたということになるので、被害はそこで打ち止めとなります。途中までパクられていた疑いが拭えない場合、要注意作者として心の中で覚えておきましょう。
ただ、ここで注意しておきたいのが、新しい要素(ネタ、キャラクター、エピソードなど)が出てきたからといって、安心してはいけないということです。こちらが更新を再開するまでの場つなぎ、目眩しである可能性があります。大事なのは、話の本質的な部分が変化しているかどうかです。起承転結はちゃんと進行していますか? いつまでも起や承、転のままではありませんか? こちらの作品は起承転結のどこで止めたのでしょうか? キャラクターの内面や人間関係に変化はありましたか? 同じ言動を繰り返していませんか? エピソードが増えたところで、肝心の話がまったく進んでいないのなら、それは見せかけの更新です。相手は虎視眈々とこちらが更新再開するのを待っています。




