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登場人物概要(2)

  クロード・ゼフィール・スリンピア

・年齢 41歳

・性別 男

・立場 スリンピア王国国王

・容姿

 スレンダーで肉付きは薄い。どちらかというと策略家でグリュートと違い頭脳派。黄金の髪で、若い頃は腰まで伸ばしていたが戴冠後はマントの紋章を隠さないようにうなじが見える程度まで切りそろえられている。細めで切れ味が良さそうな双眸をしている。

・性格

 何事にも冷めた視線を崩すことがなく、気心の知れた友人以外には殆ど表情を表すことはない。友人の前ではあまり冗談を言わないベルディナのように少し軽い口調で話す。国王である時はまるで人格が入れ替わったかと思うほど重々しい威厳を持つ。

・補足

 正妻の妃と息子が一人、娘が一人。両方ともグラジオンの王室とは仲が良く、二人ともレミュートとレイリアの友人である。

 また、グリュートと個人的な交友関係を持つ。父は妻を多く持ち、異母兄弟がたくさんいたが、彼が戴冠する際の跡取り問題でかなりの血みどろの争いをしていた。その争いには直接関わらなかったが、裏ではその争いを何とか平和裏に終わらせるために奔走した様子である。とりわけ剣の腕が立つというわけではないが、跡取り争いの動乱で命を狙われていたこともあり最低限の護身程度は可能である。

 血みどろの争いをしていた姉弟達のことを心から愛しており、彼らが相打ちの形で命を落としたことには心の底から嘆いていた。

 血統としては、第三位の妃の出であり、前スリンピア国王の子供達の中では最も最初に生まれた。そのため、幼少の頃から他の王子、王女つまり弟、妹たちの面倒を見て育っている。

 本編の前王の遺言からも分かるように、父王からは最も信頼されていた様子。父王のことは馬鹿な男と評するが、父親として国王として尊敬していた。ガルフィス帝国とは折り合いが悪い。


  グレイア特使

・年齢 29歳

・性別 男

・容姿

 特に決めていない

・立場 スリンピア王国側近武官、連絡特使

・性格

 まじめで不器用。国王の側近として彼に対する忠誠心は高い。

・補足

 若いが実直な性格で、不器用ではあるが行動は早い。元々兵士から騎士を経て王室武官となった人物で元は平民の出。その経歴から分かるように非常な努力家で逆境にめげない。その力強さを買われ、クロードが直接彼を徴用したという経歴もある。彼の最も近い護衛官も兼ねており、連絡特使としての業務と武道の鍛錬とで非常に忙しい毎日を送っている。

 仕事に熱中するあまり婚期を逃してしまい、この年で未だ独身という。クロードからはさっさと嫁でももらって身を落ち着けたらどうだと言われているが、今のところそれが実現しそうにはない。言い寄る女は多いが、生来の硬派であるため具体的な交際には至っていないとのこと。

 数年前からスリンピア王国に訪問するレミュートの護衛官として付きそうミリオンとも面識があり、数回の出会いで友人になってしまったらしい。その縁で何度かミリオンと鍛錬を共にしたことがあるらしい。

 彼を視点にスリンピア王国の王宮風景を描いてみるのも面白いかもしれない。



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