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オリハルコン



 アトランティスに存在した幻の金属を物語にあうように設定しました。

 あらゆる物質を凌駕する究極の物質とするか、それとも単純に非常に材料特性に優れた物質とするか悩みましたが、自分の専門を生かす方向で後者を選択しました。

 こんな材料があれば、世界がひっくり返るなと思いながら作り上げたものですので、その性能はかなり無茶です(下手をすれば、ストランド十数本で明石海峡大橋が支えられるのではないかな?)。ただし、ワイヤー加工を施すのは非常に困難というか不可能に近いかもしれません。架空の物質ですので、そのあたりはご容赦ください。

 ダイアモンドなみの硬度があり、ミスリルよりも強度がある幻の金属。この生成には賢者の石が必要で、賢者の石があれば比較的容易に生成することができる。


  精製方法

・賢者の石を用意する

・水銀を大量に用意し、それを鉛の容器に入れる

・予め形成しておいた金を先の容器に投入し、賢者の石と共に封入する

・一週間ほど放置し、容器の鉛に白金プラチナが表出し始めれば容器を破壊し、中身を取り出す

・水銀が銀に変化し、その中心の金が白亜色の金属に変化していればそれがオリハルコンとなる


  加工方法

 事実上精製したオリハルコンの加工は非常に困難になるため、予め精製する前の金を形成しておく。さらに、精製時にハンマー状のオリハルコンも精製しておき、仕上げはそのハンマーとダイアモンドパウダーを使用する以外に有効な手段はない。



  機械的特性

 ヤング率は鋼鉄の10倍で、引っ張り強度は15倍近く、さらに破断する寸前まで弾性変形を続け、塑性変形に至るのは破断ひずみの0.0002%手前となる。

 融点は6700℃(金属中もっとも融点の高いタングステンでも3400℃ほど、ちなみに沸点は5000℃)程度で熱ひずみも極小、硬度はダイアモンドが10に対して、9(タングステンやサファイアよりも硬い)。密度はアルミニウムのおよそ0.9倍と強度に対して驚くほど軽い。耐食性、耐摩耗性、耐衝撃性、耐魔力性に長ける。


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