64話 自称魔王と古書『ドキドキ! ドリームワールド』 -2-
夢と現実が合わさった夢現世界「ドキドキ ドリームワールド」
正確には自分の恐ろしい記憶を再現した世界らしいんだが……
「あの、コレ読まないとダメなの?」
「……ウチは一応読んだで」
キララから渡されたそれは辞典のような分厚さのこの世界の取扱説明書だった。
「いやいや無理でしょ。てかバカなの? こんなの読める訳ないでしょ?」
「ゲルオはん大丈夫やで! ウチはこれ読むのにアンタのせいで三回はリセットされたからな」
「大丈夫の使い方間違ってるぞ? 全然大丈夫じゃないからなそれ?」
まあ、分からなくなったときに読めばいいよね?
「はぁ、ウチが覚えとるからええか」
「ごめんね」
でも説明書って読みやすさってのも考慮しないといけないと思うんだよね。
「それよりゲルオはん、一応なんやけどここがいつの記憶とかわかるか?」
「ああっと……多分だがまだ俺が魔王になる前の時だな」
逆に魔王になってからこんな部屋とか泣ける。
「へぇ~てことはウチ千年前の場所をずっと探索してたんやね」
「そうなるな」
「にしてもあれやな……」
キララは俺の部屋をマジマジとみると何処か憐れんだ目でこっちを見る。
「な、なんだよその目は」
「雑魚担当やったん?」
「ちょ!? おま、ち、ちち、ちげえし! 雑魚じゃないし! ちゃんとお給料も貰える見回り担当だってのっ!!」
「いやいや、そないに必死になられたらそういっとるもんやで?」
「そ、それでも当時は好待遇の部類だったんだぞ? ホントだよ?」
「まあ、千年以上前の世界なんて別世界みたいなもんやしね。ま、信じとくわ」
くそ! お前絶対に信じてないだろその言い方は!
はぁ、まあいいか。
「そういや俺が寝るまであんま時間なかったと思うんだが、よく探索とかもできたな」
しかもこの説明書辞典まで読んだんだろ?
「ああ、ウチとゲルオはんだと起きる時間がたぶん違うんやね。如何やらその日の起きた時間に合わせた目覚めになっとるみたいなんよ。ウチは特にこの記憶の時は目が覚めるんが早かったからなぁ」
「なるほど……」
俺が自分の記憶の場所で目覚めたって事はだ。キララはキララで自分の記憶の場所で起きたって言う事なのかな?
「むしろゲルオはんはなんでこんな遅いん? 見回り担当なんやったら早朝から起きとるもんやないの?」
「ああん? いやそう言われても……」
ううん、この時の記憶があいまいなんだよなぁ……
大体さ、千年前だぞ? 覚えてる訳ないだろ普通。
「ゲルオはんのこの時ってようはただの一般魔族やろ?」
「そうだな」
「しかも見るからに立場は弱い部類」
「強いわけないな」
「……こんな時間まで寝てていいもんなんか?」
「……いいわけないな」
そうだな、俺の事だから夜の見回りなんかするわけないし。そう考えるとこんな時間まで寝てるのは明らかにおかしいよな……こんな事してたら遅刻で……でも小心者の俺がそんな事……
「あ、ああ! お、おお、思い出した!」
うわぁ何で忘れてたんだ!?
「な、なんや!?」
「確かだが、この日は早朝から大事なお披露目会みたいなのが大魔王様からお達しが来てて……でも俺はそれなら見回り要らねえじゃんとか思ってて寝ちまって……それで会っちまったんだ……」
「誰にや?」
「会っちまったていうか……向こうから来たっていうか……」
コンコン
「あん? なんや誰か来たで?」
「あ、開けちゃダメだキララ!」
「わ、わかったわ」
コンコン
「で、でもゲルオはん。此処から出なカギも探せへんよ?」
「わかってるけど……」
コンコン
「まさかノックしてるんはゲルオはんの恐ろしい記憶の何かなんか?」
「ああ、そういう感じだ」
恐ろしいといえばそうなのかな?
コンコン
「ゲルオ様居ないのですか? そんなはずないと思うんですが……」
「ゲルオはん? なんやえらい可愛い声の相手なんやけど?」
「まずいな……」
本来の記憶じゃそろそろ無理やり入って来るはずだ。
コンコン
「これだけノックしても開けない……そういうことするんですね」
「ゲルオはん? なんや嫌な予感がするんやけど」
「キララ」
「うん?」
「ドアから離れといたほうがいい」
「え? あ、えっと……はぁ」
キララがドアから離れた瞬間――
ドン!!
「わわ!? な、なんやぁあ!?」
大きな音とともにドアが壁に高速で突き刺さってしまった。
「く、やっぱり無理やり入ってきやがったか……」
「やっぱりいるではありませんかゲルオ様。寝ていた……んで……」
俺の古い記憶の中に確かにあった別の意味で恐ろしい人物がそこには立っていた。
「……」
「な、なんつうことしてくれるんや!! 危うくドアに轢かれるとこやったで!!」
「……」
あら? なぜか信じられないような顔をして固まってるんですけど?
「ゲルオ様……」
「な、なんだ?」
「この女は何です?」
「へ?」
「へえ……仕事をさぼってこんな時間まで寝てると思ったら女と……」
「い、いやまて! お前はわからんだろうがこの俺はお前の知ってる俺じゃなくてな! えっとだからこれは違うんだよ!」
「ゲルオ様」
「はい?」
「処刑です」
「ま、まて!? それじゃあ結局まえにおきたこととかわ――」
――――
――
「で、誰なんこの人」
「……アロマだ」
「へ?」
くそ、ボコボコに腫らされた顔のせいで口の中が痛いです。
夢の世界なのに痛いとか理不尽じゃね?
「お初にお目にかかります。私はこの魔王城の……ううん何といえばいいでしょうか?」
「知らねえよ」
「まあ、勝手に出歩いている人間のアロマと申します」
「は、はあ……ってはぁああ!?」
ま、驚くよね。今のアロマしか知らない人は……
「な、なんでこんなに驚いてるんですかこの人は?」
「お前が可愛いからじゃね?」
そう、たしかにこの時のアロマは可愛いかった。青味がかった艶のある黒髪。腰まで伸びたロングヘアーに大きな白いリボン。服装はメイド服ではもちろんなく、ちょっとお嬢様っぽい感じの服を着ている。あ、因みに今と変わらず色々とちんまい感じです。
いや、俺は今の骨アロマも可愛いと思ってるよ?
うん、どっちのアロマがいいかって言われたら今のアロマだと胸を張って言いたいね!
まあ、唯一このアロマの良い所は黒のタイツを履いてるとこですかね……
「見え透いた社交辞令は腹が立ちますよ?」
「んなわけねえだろ」
「え!? あ、えっと……ど、どうしたんですかゲルオ様?」
「あ……」
そういやこの当時はこんな気楽に話す間柄じゃなかったんだっけか……
だめだ思い出せん。
なんか今日までアロマが人だったことすらおぼろげだったからなぁ……
「なんやなんや? お熱いこってからにぃい!」
バンバンと俺の肩を叩きながらニヨニヨした顔で俺とアロマをみる。
てか、ちょっと強すぎない? 痛いんですけど。
「にしてもまさかこんなかわええ人やったなんてなぁ……」
「う、ううん! 取り敢えずだ。説明するから聞いてくれ」
「は、はい……」
――――
――
「……つまり貴方は私の知るゲルオ様ではなくて赤の他人みたいなモノという事でしょうか?」
「まあ、赤の他人……レベルまでいくとちょっと悲しいような……」
しかも君は俺の記憶の中の住人だからね? そんなこと言われるとダメージが、ががが。
「ゲ、ゲルオはん大丈夫か?」
「だ、だいじょぶ。うん、ショックじゃナイよ?」
「目が泳いでるで……」
「でも失礼な話ですね。これでは私との記憶が恐ろしいことみたいじゃないですか」
「いや、実際あった記憶だと恐ろしいこと起きてるからね?」
「なにがあったんや?」
「キララもみたろ? ドアが高速で壁に突き刺さったの」
「せやね。それが?」
「この狭い部屋の中。あのドアがどういうコースで突き刺さったと思う?」
「……あ」
「わかったか……俺はな……ドアに轢かれたんだよ! しかもそれから看病だ何だとコイツは出来もしない料理や世話を焼きやがって!! 地獄だったよ……あの日々は……」
今でこそ信頼関係はあるさ。でもこの当時は俺もコイツも仲が良かったわけじゃない。
「私の知っているゲルオ様はそんなこと言いませんから貴方が赤の他人だと証明されましたね」
「言いたくても言えなかったんだよ! お前と俺の立場考えてみろっての!!」
「ん? なんか違かったんか?」
「アロマはこの時は人間だったんだよ。この魔族の城で人間がいるっておかしいだろ?」
「ううん……そうなんか?」
「そうですね。私は一応ですが客分みたいな感じですので。ただの見回り兵のゲルオ様と比べれば立場は上かもしれませんね」
「元々はアロマはんと立場が逆やったんか」
「……ああ、これはホントに恐ろしい記憶だぜ」
忘れてたかった記憶ではあるな。てか、さっきまで本当に忘れてた。
いうても今のアロマとの関係のが圧倒的に一緒にいる時間も多いしな。ほら、長年付き合っている友達とかでも最初の関係なんか思い出したりしないだろ?
いや、あんま友達いないから若干いまの想像だけどさ……
「ま、まあ? 今では俺がご主人様だしアロマは忠実な配下だもんね! 此処から帰ったらすぐにでも忘れてやるわこんな事実!!」
「ウチも此処にいるんやけど……」
「はぁ……私の知るゲルオ様に会いたいですね。こんなアホみたいな感じのでない」
「ふん! お前なんか俺の知るアロマじゃないもんね! それにその俺は猫被ってるだけだっつうの! ま、どうせこの日を境にそれもバレるだろうけどなっ!!」
「てか自分の記憶相手になにケンカしとるんやろこの人……」
「そんな事は知ってましたけど?」
「えっ!?」
「あの必死に取りつくなうところがゲルオ様の可愛い所で魅力なんですよ? そこを忘れてしまったっぽい今の私には落胆の色が隠せませんね」
「違う、こんな奴は絶対アロマじゃない……アロマは俺の言う事も聞いてくれるし、なんだかんだと甘いし……あ、けど以外にそんな事もないこと多い気もするような……」
あれ? 今もあんま変わんない?
「てかこれってゲルオはんの記憶を元に再現してるだけなんやろ? 本人って訳じゃないんやからそないに悩む必要もあらへんとちゃう?」
「そ、そうだよな」
そういや此処は現実じゃなかったんだった! あぶねぇ……危うく騙されるとこだったぜ!!
「私としては本人のつもりなんですが……まあ、ゲルオ様の感じから見て何処かおかしい世界というのは確かみたいですね」
「ともかくこれ以上ここで恐ろしいことは起きないって事でええんかな?」
「うん、現在進行形でその具現化したものがいるからね」
「本当にこのゲルオ様は失礼な方ですね」
本当にこのアロマは恐ろしい存在ですね。はやく今のアロマに会いたい。
「しっかしこの関係が今のアロマはんとゲルオはんになるんやなんて不思議やなぁ」
「まあ、さっきお前がいってたが千年前なんて別世界の話みたいなもんさ。アロマが言った赤の他人ってのはあながち間違いでもないかもな」
「ええ、私がゲルオ様のメイドをするなんていったい何が起きればそんな事態になるのでしょうか? 不思議でありませんね」
「……ま、色々だよ」
それを知る必要は今の俺にも過去のお前にもない。
だから忘れたままでいい。
「んじゃ、そろそろ行きましょか。今回はゲルオはん探す為だけに一直線で此処に来たからな……先ずは来た道引き返しながら探すで」
「お、おう。んじゃとっとと探して帰りますかね」
「あ、ちょっと待ってください」
「なんや? アロマはん」
「私も一緒に探してもいいですか? どうせ暇なんで」
「いや、どうなんやろ。いいんかな?」
「いいんじゃね? てか本当にいいのか」
「ここが現実でないのなら私の予定何て意味ないのでしょう? だったら早く終わらせて元の世界に戻りたいところです」
「いや、元の世界って……」
お前は俺の記憶なんだが?
「ゲルオ様の記憶だとしても、いるべき記憶の場所はあるのでしょう? 今のあなたといる記憶より私の知る貴方といたいじゃないですか」
「ヒュ~なんやアツアツやんゲルオはん」
「う、うっせ」
「こら、ポミアンはんも大変やな……」
「うん? 何故にポミアン?」
「はぁ……」
――――
――
「しっかし延々と廊下と同じような部屋ばっか、これホンマに魔王城のなかなん?」
「まあ、一応……」
「ここで探索始めた時から思っとったけどなんや迷宮みたいやな。住みにくくなかったんか?」
「この当時はこれが魔王の城って感じだったからなぁ」
むしろ今の時代の城が住居性を重視しすぎなだけだと思うんだが。
「ゲルオ様はただの見回り兵ですからね。住居性なんて二の次です。しかたないんです」
「この時期は部屋と飯があるってだけで喜んでたから……」
「外は危険ですからね。神の放った天使共やその下僕に成り下がった人間どもで溢れかえっていますし」
「天使ってこのまえDMZってとこに現れた羽生えたおっさんやったっけ?」
「ま、まあそうだね」
「お、おっさん……ぷぷっ」
なんかアロマのツボに入ったらしい。
「……アロマはん……」
「ふふ……あら? なんですそんな顔して」
「あ、いやアロマはんもこういう時期があったんやなってな」
「こういう時期?」
「……」
「あ、まま、今のは忘れてや。ちょい失礼やったな」
「??」
別に今だってアロマは変わらないさ。
「で、どうなんだキララ?」
「ううんっと……この部屋もないなぁ」
「スキルでしたっけ? 便利な世の中になるんですね」
「あ、ああ」
にしてもこの世界でも能力やスキルが使えてよかったぜ。まあ、自分の記憶を元にしたってだけで全くの別世界に来たわけじゃないって事だしな。
大体、そんなこと言いだしたら世界が存在する理由とかだってわからんし。出来ることは出来んだなってぐらいでいいよな?
「まあ、ゆうてもウチにお宝の場所がわかるようなスキルはあらへんけどな。でも盗賊の心得っつう便利なもんがあるんで助かったってとこや」
キララのこのスキルは自分にとって有益なモノがあるかどうかだけはわかるレアなスキルらしい。なんでも遺伝スキルとかいうので入手手段がこの手のモノはないんだって。
「あ、けど詳しいとこまでわからんけどな? 元々の使い方は盗むときの判断やし。ま、カギをこの世界から盗むっつうイメージで強引に探してる感じやな」
「でも実際に何度か探せているんですよね?」
「そやね……ただ繰り返す度に厄介なとこにカギが隠されとる気がするんよ。最初の方なんか起きた部屋にあったりしたんやけど……」
ジッと俺を見るキララ……な、なんだよ……
「ま、ええわ。出来ればこっちにあればええんやけどな……」
「こっち?」
何のことだ?
「おおっ!? な、何やこのドア!?」
「うん?」
「あ、ここは……」
今まで同じような作りだったドアと違って一際異彩を放つドアがそこにはあった。
一面ピンク色をしていてそこかしこにフワフワの雲みたい装飾が施されている。なかでもそのドアにでっかく書かれた『たーりあのへや』という名札の自己主張が凄い。文字なのにピカピカ光っているのだ。
「あ、開けるで?」
「ああ」
ドアを開けてみると……真っ暗な何もない空間が広がっていた。
「何やコレ? ゲルオはんの記憶の場所って事は実際にあったって事なんか?」
「……ああ。ドアは知ってはいるけど」
部屋の中に入った記憶はない。多分ドアのイメージだけは残っていたってとこだな。
「ゲルオ様がこの方の部屋に入ることはなかったと思います。見回りで他の部屋は見ていましたが此処は立場的には私でもおいそれとは入れませんでしたから」
「てことはドアのイメージだけ反映されたってことなんかな?」
「たぶんな」
どっちにしろここにカギはないし使うドアもないのは確かだろう。
「てか何故にアロマは俺の仕事の事をそこまで知っているんだ?」
「……秘密です」
このアロマはホントに俺の記憶の中のアロマだよね? 実は本物とかないよね?
「ま、ウチのセンサーにも引っかからんし今はええか……」
「そうだな」
しかしターリアか……また随分と思い出したくない奴の名前が出てきたな。
「やっぱ恐ろしい場所だよ此処は……」
――――
――
「ストーップ! こっから先は行かなくてええで」
あれから暫く魔王城内部を探索していたところ急にキララが前に立ちふさがった。
「うん? こっから先はまだ行ってないとこだろ?」
まあ分岐してるからもう片方から見りゃいいんだけどさ。
「いや、こっからはええねん」
「えっとキララ様? 答えになっていないのですが」
「こ、こっからはアレやねん。だからええんやで」
「こっからも何もただ廊下が続いてるだけじゃねえか。何を言ってるんだ?」
「と、ともかくウチのセンサーがこの先にはないっていうてるんや。ほら、ウチ戦闘はからっきしやけどこういうの得意っていうたやん?」
しかし、行くなといわれると行ってみたくなるもので……
「アロマ」
「はい」
「あ、ちょ、ちょっとアロマはん!?」
アロマが抑えているうちにバッっとキララより先に行く。
「あ、あかんて!!」
「ふっはっは! 行くなといわれると行けって事だろ? さていったい何……が……」
踏み込んだ瞬間に足音がピチャピチャという音に変わったのに先ず気付いた。
「だから……アカンっていったやろ……」
「なんだこれ……」
そこはさっきまでの綺麗な魔王城内ではなく……何故か薄暗い洞窟の中になっていた。まるでいきなり場面展開したようなそんな感覚で……だが、それだけじゃない。
地面が赤いのだ。
いや、地面だけじゃない。壁や天井までも赤黒い何かが滴りちている。
更によく見ると小さな川のように洞窟の先から血が流れてきていた。
当然そこかしこには……
「ゲルオ様? 一体其処に何が?」
「来るなアロマ! 今のお前が見ていいものじゃない!!」
例え記憶の中のアロマだとしても、この時のお前に見せていいもんじゃないし見せたくない。
「……ウチの恐ろしいもんがそれや」
「じゃ、じゃあこっから先はお前の記憶なのか?」
気のせいか段々と血の臭いが濃くなってきている気がする。胸の中に不快感のようなモノがせりあがって来て心臓の音が早くなってきているのを感じる。
「せやね……忘れていたい……」
いったい今キララは後ろでどんな顔をしているんだろうか?
何故かそれを確認するのが怖い。
「ここがウチの悪夢や」
ただ妙に無機質な声なのは確かだった。
お読みいただきありがとうございます!<(_ _)>
次回も楽しみにして頂ければ幸いです!(*´ω`*)」




