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人間界を救いに行きます?!  作者:
1章 いざ行かん!人間界へ!
1/8

1

時は夕刻。

時計が指す時間は、5時になるところだ。

俺はだだっ広い間で1人待ちぼうけ。ただこうしてかれこれ30分は経っている。

大理石が敷き詰められた大間は数人の衛兵がいるだけで、静寂に包まれている。

空気も張り詰めていて冷たい。

しかし、場に合わねぇなぁ俺。


欠伸を噛み締めながらポケットから携帯を取り出す。

約束の時間から一時間になりかけている。

俺を呼び出した御方はまだ見られない。





俺がココに呼ばれたのは早朝のことだ。


俺が寝室で寝ているといきなり頭を何者かに叩かれた。

「痛ぇ――!!」

涙目になる俺。

そんな俺を無表情で見つめる1人の女。


「ちょっ…お前誰だよ?」

「伝言を預かってきた」

「は?」

呆気に取られる俺だがそんなのお構いなしで、謎の女が話を続ける。


「大神皇様より本日17時までに中央宮殿に出頭せよ。とのことです」

「…はぁ?」

「…んじゃ」

(  ̄△ ̄)ノ 的な顔をしてスッと消えてしまう。

言うだけ言って勝手にいなくなりやがった。せめて説明くらいしていけよ。

頭をポリポリ掻きながら、さっきまで女がいた空間を凝視する。


つか、真っ裸だった。女の前でこんな恰好……。超絶恥ずかしすぎる!

小さくくしゃみをしていそいそと上着を取り出す俺だった。


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