仕事
ガチャ
「ただいま~
って、誰もいないのか?
なんだこれ手紙?
『紫苑君へ突如出張が決まったので数日家開けるね♪
汐織は部活の合宿で一週間いないよ(汐織の学校は今テスト期間で2週間休みだよ)
私が、出張ってことはもちろんお父さんも一緒だよ♥
まぁ、簡単に言うと一週間家には紫苑君しかいないってこと♪
今日の晩御飯はあるけど明日から自分で作ってね♥
母より♥』
って、まじかよ今日夜更かししようと思ったのに
まあ、いいやとりあえず部屋行くか」
スタスタ
ガチャ
バフ
「あ~やばい寝そうてかねよっかな~
あ、だめだ宿題しないと居残りになるのは嫌だからな~
ちょっと早いけど風呂はいろ」
パサ
「早く入って勉強しよ
って、昼の落書きまだ少し残ってるし」
ザー
ガチャ
「気持ちよかった~
勉強するか、あれ?
ノートがない、もしかして学校に忘れてきた?
今いけば、遅くなる前に帰れるか」
この時間ならだれか居残ってるかな?
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ほんとついてね~
なんで、門しまってんだよいつもなら、開いてんのに
はぁ、登って入るか・・・
よいしょっと
さっさと取って帰るか
スタスタ
誰もいないので足音がよく響く
なんか、不気味だな人がいないだけでこんなにかわんのかよ
あ~もう何でこんな時に昼の事思い出すんだよ
ガラ
あ、あったあった
よし帰るか
あ~腹減った
今日の晩飯なんだろ
そんなことを、考えてると紫苑の身体にものすごい痛みが身体を駆け巡った
「がは」
口から空気がでる
今何が起きた
「って、なんだよこれ」
自然に涙が眼尻に浮かぶ、するとよく聞きなれた声が廊下の奥の方から聞こえてきた
「あれ?
誰かいたの?おかしいな
門も閉めたし校舎の中確かめたのに」
何でこいつがいるんだ、しかも両手にナイフなんか持って
「坂下・・・・・龍」
「ん?
その声は紫苑君?
何で君ここにいるの?」
そういいながら、坂下は俺の上にのかっていたそれをつかみ腹にナイフを刺した
すると、それは消えた
えーとなんだっけあ、そうそう
渡辺紫苑、君にはレインに入ってもらう。
詳しい話はそこにいる一心達に聞け」
なぜこうなった、俺はただノートを取りに行っただけなのに。
~遡ることこと1時間前~
「あ、やっぱり紫苑君じゃん
もう一回聞くけど君何でここにいるの、門しまってたはずだけど」
「・・・・」
「あれ?無視?
いい度胸だね、俺こう見えても意外に短期なんだよね~
早く言わないと今あれと同じように腹にナイフ刺すよ?」
紫苑は言わないのではない言えないのだ
今見たばかりの光景と異常なほどの龍の殺気で声が出ないのだ
「10~9~8~7~」
そんな紫苑を知ってか知らずか龍はカウントを始める
くそ、何で声が出ないんだ動けないいんだ
そこでやっと気づく自分が震えているのを目の前にいる坂下龍という人間が
怖いということを
「6~5~4~3~2~1~0
ばいばい紫苑君 死ね」
そう言った瞬間龍は紫苑に向かって持っていたナイフを投げた
紫苑は反射的に目をつぶった
グサ
そこで、紫苑はふと思った全然痛みが来ないと
「あははははははは」
急に龍が笑い出した
紫苑はそっと目を開けたみた
その瞬間紫苑は絶句した
自分の顔すれすれに龍の投げたナイフが刺さっていたのだ
「どう?びっくりした?
短期でもさすがに人にナイフ刺さないよ
しかも、君が俺を怖がってたの知ってたし
よいっしょっと、で君は何でここいいるの?」
龍は紫苑の顔の横にあったナイフ壁から抜くと今さっきとは違う
とても優しい笑顔を自分に張り付けた
紫苑はその笑みに安心したのか話し出した
「あはははは
忘れ物って、別に今日じゃなくても明日朝早く来たらいいじゃん
君本当に学年23位?」
その言葉を聞いた瞬間紫苑は酷く後悔した
俺は馬鹿か、こいつに言ったら絶対バカにされるのはわかってたはずなのに
「あははお腹痛い
ふ~
まあ、これは置いといて一応今の見られたもんね~
どうしよう、とりあえず一心と合流とするか
よし、紫苑君ついてきて」
そういうと、龍は走り出した紫苑は自分の許可?といより返事?を聞かず走り出したに龍に少し
戸惑いながらも龍の後を追った。




