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魔王の歌姫  作者: 千ノ葉
魔王の歌姫 ―荒野に捧ぐ前奏曲《プレリュード》―
48/75

対決! ヨルムンガンド

「おはようございます」

 エレンは市長室に入ってきた市長へと声を掛ける。とたんに彼は驚愕の表情を取る。それもそのはずだ。彼女はここに居るべき人物ではないのだから。

「…………おはようございます。エレンさん、どうやってここに?」

「ふふふ。秘密だよ。それよりもちょっと聞きたいことがあるんだけど」

「なんでしょうか…………?」

 彼は平静を装っているが突然現れた少女に警戒心を抱いているらしい。ダルクは抜け目なく彼の動向に注意を配る。

「ルシュって子、知らない? スラムの子、なんだけど」

「…………」

 すぐに彼は返答しなかった。だが、数秒の沈黙の後、彼はこう言った。

「はぁ………………エレンさん。あなたはどうしても他人事に首を突っ込みたくなるのですね」

 ため息に続く言葉。それはエレンの質問の答えを知っているということと同値であった。

「あなたはニコルのお父さんだから傷つけたくはないの。だから教えて」

 エレンは机に手を置き、体を乗り出してそう言った。

「傷つけるですか。それは穏やかではない…………ではその質問に答える前に私からも質問をします。」

「んー? なに?」

「一人の命と引き換えに何万の人の命を救えるとしたらどうしますか?」

 彼の質問は在り来りかつ究極のもの。誰しもその答えを迷ってしまうものだ。

「なるほど、なるほど…………うーん」

 真剣そのものでその答えを探すエレン。

「だめだ、やっぱり、選べないや…………やっぱり私ならどっちも取るよ。だって絶対に方法があるはずだもん!」

 子供のような答えを出すエレン。だがそんな答えを聞き市長の顔には笑みが浮かびあがった。

「エレンさん、あなたは強欲なのですね」

「ゴウヨク? 失礼な! ちゃんと我慢だってできるもんっ! そりゃ、美味しいものを前に出されたら、欲張っちゃうけどさ…………」

 エレンは頬っぺたを膨らます。どうやら強欲と言われ彼女が連想したのは食べ物関係のことらしい。

「やはり、あなたは面白い人だ。いいでしょう。この街の真実について隠さずに話しましょう。もちろんあなた方の聞く気があればですが」

「そりゃもちろん聞くよ。ね、ダルクちゃん」

「はい」

 エレンは市長専用チェアーに深く腰を掛けてそう言った。

「そうですか、では話しましょう…………」

 市長は真剣な面持ちで話を開始する。

「まず、この街の近郊に鉱山があるのをご存知ですよね」

「うん。不法侵入したわけだし」

「あの鉱山が廃止になった理由は御存じでしょうか?」

「うん。あれでしょ。ガスとかなんやらで」

「ええ、残っている記録にはそう書いてあるでしょう。しかし実際は違うのです……いつしか、あの場所には恐ろしい悪魔が住み着いてしまったのです…………」

「悪魔? 悪魔ってなに?」

「奴は自分のことをヨルムンガンドと名乗り、鉱山で働いている従業員を襲いました……一瞬で何十人の命が奪われてしまったのですよ…………」

「そんな…………じゃあなんで今まで何の対策もしなかったのさ!」

「したかったですとも…………しかし、できなかった。奴はこの場所に陣取った瞬間に何万人もの人質を取ったのです」

「人質――街の人のこと?」

「ええ、その通り。悪魔は言いました。もし反抗することがあれば街が消えることになると」

「そんなの口からの出任せかもしれないじゃん!」

 エレンはそう言った。いくら力が強い魔族でも一つの街を滅ぼすことは容易ではないと知っていたからだ。

「そうかもしれません…………しかし、力の無かった私たちは悪魔の言葉に従わざるを得なかったのです…………それからです、代々市長になる人間にある守るべきルールが加わったのは」

「ルール? 人を鉱山に入らせないこと?」

「それも一つです。しかし、もっと重要なもの。悪魔は月がひとまわりするごとに一人の生贄を要求してきたのです。その贄を用意するそれが市長に課せられた使命になりました」

「そんな……じゃあ、ひと月に一人ずつ誰かを……」

「ええ…………そうなりますね」

 

 ドンッ――


「人は、物なんかじゃないんだよ! そんなこと許されると思っているの!」

 机に拳を下ろし、怒りを顕わにするエレン。

「その気持ちも分かります…………私だってこんなことはしたくないのですよ。何度も平和的交渉をしてきました。しかし、その度に悪魔は激怒し犠牲者が出るのです…………」

「だからって――もしかして、今回の生贄って…………ルシュ?」

 事実に気が付いてしまったエレンの拳は震える。

「スラムの子供がどんな生活をしているか分かる? そんな子供を生贄にしようとするなんて…………私は許せない……」

「許されるなんて甘いことは考えておりません。私はただ、街を守る為の最善を尽くすだけです」

「最善? ふざけないで! ひと月に一人の犠牲が出る、これのどこが最善なの? こんな状況、私が変えてやる」

「悪魔を倒しに行くのですか? 止めなさい。命を捨てるようなものだ。それに倒したところで街がどうなるかも分からない」

 まるで脅すような口調の市長。しかしエレンはまったく動じない。

「犠牲の上に成り立つ街なんて消えればいい。私は友達を救う。行こう、ダルクちゃん」


 パタン――


扉が閉まり、市長は室内へと一人残された。先ほどのエレンの態度を昔の自分と重ねてしまい、何故か笑みがこぼれた。

「ふっ……私もいつの間にか歳老いてしまったようだな…………」

 窓に映る老け顔の男性を見て、彼はそう呟いた。



 

黒髪の少女は手綱を取り、荒野の道を激走していく。その少女の背中にしがみ付く少女は終始不安な表情をしている。

「エレン。時間から言って、もうルシュは助からないかもしれません」

「そ、そんな…………」

 ダルクの言葉に動揺をするエレン。客観的な意見を言っただけなのに主はこうも簡単にうろたえてしまう。ダルクはふう、と息を吐き言葉を追加する。

「しかし、人間、諦めなければ奇跡すら起こせるのかもしれません。だから今できる最善を尽くしましょう」

「そうだよね…………うんっ!」

 ダルクの言葉に元気を貰い、エレンは笑顔に戻った。そうだ。心配していたところで状況は何も変わらない。今は一秒でも早くルシュを探し出す。それが最善の行動だ。

 エレンは自分が手綱を握るかの如く、ダルクの細い背中を抱きしめた。


 ケンブスの足は速く、すぐに鉱山の正面が見えてくる。鉱山の入り口は前に来た時とは違っていた。大きな扉がエレンたちを受け入れるかの如く、大きな口を開けて待っているのだ。そこにはもう一匹の馬と馬車が放置されている。中を覗いたがルシュの姿はなかった。

「行こう。走るよ」

「ええ。ケンブス、あなたは待っていてください」

 馬を降りると、すぐに二人は坑道の入り口を目指して走り出す。鉱山は暗いその口を開け待ち構えていた。しかし、足を止めることなく、二人は疾走していく。

「いない…………どこにいったんだろ」

 奥まで来たエレンは足を止めた。ここまでは一本道だ。すれ違わないということは目標地点はまだ先なのだろう。

「きっとこの下ですね」

 ダルクは火が燃え盛る縦穴の底を指した。

「ここかぁ……気を付けないとね」

 螺旋に続く階段を一歩一歩降りて行くと、激しい熱気の渦が顔や、手、体全体に襲いかかってくる。本当に炎の中に居るような感覚である。

 最後の一段を降りると、そこにはまた横穴が広がっていた。

「――声が聞こえる…………」

 彼女の言うように洞窟の奥からは声が聞こえてくる。しかもそれは複数の人物のものだ。

「なあ、早く行こうぜ……俺はこんな所にずっとは居たくないぜ」

「分かっている。だが、俺たちの任務は悪魔に確実に贄を渡すことだろ」

「そうは言っても、こんな少女が喰われる所は見たくないぜ……」

 男たちの目線の先の贄の少女は眠っている。そんな彼女を見て、二人の男は罪悪感を募らすのであった。

「何しているの」

 そこにエレンが現れる。その急な登場に男たちは驚嘆の顔を見せた。それはそうだ。この場所には自分たち以外居るはずはないのだから。

「なぜここに? ここは危険なんだ。すぐに――」

「危険?」

 エレンは辺りを見渡す。そこは洞窟になっており、目線の先の穴からはマグマのものと思われる黒い煙が立ち上がっている。

「とりあえず、ここを出るんだ!」

「出ないよ。その子を助けるまでは」

 エレンはルシュの方へと足を進める。

「この子の役割を分かっているのか? 生贄なんだ、彼女は。その子が居ないと、悪魔の怒りを買ってしまう!」

「そんなの関係無いよ。ダルクちゃん」

 エレンはダルクへと指示を出し、ルシュを抱え上げさせる。

「おいっ! 止まれ! ダメだ」

 男二人はエレンとダルクへと銃口を向ける。

「それを向ける方向を間違えていると思いますが――」

 ダルクは男たちの後ろ側の穴をジッと眺めている。エレンも同じだ。

 まるで火山が爆発したような音がして、大きな火柱が上がる。その迫力に男たちも振り返るのだ。

「悪魔だ――」

 火柱の上には大きな蛇のような醜悪な魔物が乗っていた。体長はゆうに十mを超えている。これが悪魔ヨルムンガンドなのだろう。

「やあやあ、今回は生贄が多イ……」

 大蛇は身体を着地させると、その細い目で獲物の数を数える。

「ひぃぃぃぃ……」

 男たちはその姿を見るや否や銃を構えるのも忘れ、逃げ腰になっている。

「娘が三人も、これは御馳走ダ」

 蛇が流暢に言語を操る不気味さ、男の頭の中は自分を守ることに精一杯になっていた。

「その通りでございます……この娘たち三人が今回の生贄でございます」

 堅い笑みを浮かべ、男は頭に過ぎった台詞を大蛇へと伝える。

「ほほウ。気が聞ク。市長に伝えよ。今度からはひと月に三人ずつ食料を寄こすようにト」

「なっ、それは…………」

「できないならば、この場でお前らを腹の足しにしてもいいのだがナ」

「ひぃ……それは、お助けを…………」

「ならば行け。私は食事で忙しいのダ」

「は、はいっ!」

 男たちは蜘蛛の子を散らすようにその場を逃げ出してしまった。その場に残ったのは少女三人。悪魔の食事としては絶好の機会であった。

「さて、誰から食べるカ――」

 舌をチロチロと出し、獲物の識別をする蛇。

「はーい。私が行きます」

 エレンは手を上げ、この場に似合わないような元気な声を上げた。

「ほほう。面白イ。自ら名乗り出るとは……決めた。お前はひと飲みにすル」

 大蛇は蛇とは思えないスピードでエレンへと這いその大きな口を開けた。しかしその口が閉まる前に彼女は跳び、

「だあああああああああっ!」

 気合全開、その頭を拳で殴りつけた。思いもしなかった反撃に蛇は咆哮を上げ、たじろぐ。

「いったぁ…………堅すぎだよ」

 殴りつけてダメージを受けたのは蛇だけではない。その鋼鉄並みの強度を誇る鱗に阻まれ、エレンも掌を腫らした。

「人間風情が吾輩に楯突くとハ…………面白い。獲物はそうでないト」

 蛇はエレンを睨みつけると、舌をチロチロと出し、彼女を威嚇する。エレンも拳を構え蛇の動向に気を配る。


シャアアアアッ!


 先に動いたのは蛇の方だ。咆哮を上げ、エレンへとその毒牙を向けぶつかってくる。だが彼女もそんな攻撃を受けるはずはない。紙一重に飛翔する。

 しかし、それこそが蛇の狙いであった。飛んで自由が利かなくなった少女の身体に丸太のような尻尾が直撃した。そのまま彼女は固い岩肌へと叩きつけられる。

 鉄に固いものを打ち付けたような鈍い音が辺りへと響く。普通の人間なら即死、助かっても重傷は免れないだろう。

「クックックッ…………新鮮なまま喰いたかったのだがナ」

 醜悪な笑みをダルクへと向ける大蛇。しかし対峙した少女は凛とした顔を崩さない。

「どこを見ているのですか? まだ戦いは終わっていませんよ」

「なニ?」

 後ろから瓦礫の崩れる音がした。そこから銀髪の少女は這いだしてきたのだ。

「あたたた…………当たっちゃったか」

「なん……だト…………?」

 大蛇の化け物は驚く。それもそうだろう。彼女は怪我をした様子もなく目の前に立っているのだから。

「エレン、何を遊んでいるのですか?」

 ダルクの声が掛かる。

「そうだね。暑いし、ちゃちゃっと終わらせちゃおうか」

 エレンはそれに応じるように声をあげる。

「なニ? 吾輩を倒すとでも言うのカ? 不可能ダ」

「不可能じゃないよ」

 エレンは手を自分の前に手をかざし、眼を閉じる。

「闇の地より生まれし剣よ、我と共に悠久なる光を閉じよ。魔王の名はエレン――」

 言葉を発している間、その場に居たすべての人、いやすべての時が止まったように見えた。空気は凍り、炎の揺らめきすら存在しない――そして言葉の終焉と共に彼女の手には等身大の大きな剣が握られていた。装飾された美しい柄、対照的に死を連想させるような黒光りした刃。それはまさに人智を超えた闇の産物であった。

「まさか……魔剣? お前が魔王だト…………?」

「うん。そうだよ」

焦りを明らかにした魔物を前にエレンは断言した。

「何故、魔王が人間の味方をする! 魔王と人間は敵の筈ダ!」

「そうかもね……人間にも気に入らない人はいっぱいいるからね。けど――」

 エレンは剣の切っ先を大蛇の方に向ける

「友達を傷つけるならば、人間だって魔物だって容赦はしないよ」

 大剣を構える少女の瞳には迷いや恐怖など微塵もない。この瞬間初めて、ヨルムンガンドは目の前の人物を対等の生物と捉えるのであった。

 静と静の対立。指先一本動かさずエレンは大剣を構える――

 

その均衡を破ったのは蛇の方であった。

突如口から吐きだされた炎は少女の身体をあっという間に包む。マグマと同等の温度は空間にあったすべての物を焼き尽くす。彼女以外は――

 構えた剣は炎を切り裂く。豪炎が過ぎ去った後、その白銀の髪の先すら焦がさずエレンはその場に立っていた。

「ば、馬鹿ナ…………」

 渾身の一撃を軽くいなされた魔物は驚愕の呟きを漏らす。それは同時にエレンの最大の好機であった。


 ヒュッ――


 風切り音――そして咆哮。エレンの一閃は堅き鱗ごと大蛇を両断した。

 切り口から出た大量の血液は彼女と剣を染める。その中で髪だけが色を変えずにそのままの色をし、毛先から落ちる紅は地面へと水溜まりを作っていた。

 断末魔を終え、大蛇の巨体は地面へと叩きつけられた。それが終わりの合図となり、ダルクはエレンへと詰め寄った。

「お疲れ様です」

 腕の中の少女を落とさずに器用にタオルを投げて渡すダルク。それを使い、顔を拭うエレン。だがその表情はどこか浮かない。

「ダルクちゃん。ルシュの容態は?」

「おそらくですが、薬で眠らされているだけなのですぐに目を覚ますでしょう」

「そっか…………よかった」

 その言葉を聞き、エレンは初めて肩の力を抜いた。これですべてが終わったのだ。

「クックックッ…………吾輩がこんなに簡単に倒されるとはナ……」

 その声にエレンは瞬時に反応し、剣を構え直し振り返る。蛇は胴を断たれながらも生きていたのだ。蛇は息絶え絶えエレンを睨んでいた。呼吸のたびに口からは大量の血液が流れ出ている。

「もう勝負は着いたよ」

 エレンにこれ以上戦う意思はない。剣線を下げ、蛇を見つめていた。

「勝負? ククク…………それはどうかナ?」

 大蛇は地面を這いつくばり、崖の方へと近づく。そのたびに赤い線が地面へと繋がっていく。

「吾輩を倒したことであの街は滅びル――お前の大好きな人間の何万人の犠牲者を出してナ…………」

「なっ…………」

 そのセリフを聞いて、一足飛びに蛇に斬りかかろうとしたエレンだった。しかし、噴き出した溶岩がヨルムンガンドの身体を地底へと引きずり降ろしたのだ。

「くっ…………」

 エレンもマグマの熱気に押され、後退せざるを得ない。バックステップで、いち早く逃げていたダルクの元まで戻る。

「エレン。ここは危険です。上まで戻りましょう」

「うん」

 返事をするとすぐに彼女らは上を目指す。振りかえらなくても背後の溶岩が激しく唸っていることが分かり、その脚は自然と速くなっていた。

 横穴を出た瞬間に背後から火柱が上がった。

「あぶなぁ…………大丈夫、ダルクちゃん」

「ええ、しかし――――」

 背後に変化があることを気が付いたのはダルクであった。彼女が立ち止まったことでエレンの足も止まる。

「あっ…………何あれ……?」

 遥か下方にある溶岩を見て、彼女はそんな疑問を漏らした。エレンを驚かせたのは溶岩の色だ。以前見た時は輝かしい紅色を放っていた物、それが今ではドス黒く変色しているのだ。そこからは先ほどになかった黒い煙が延々上がってきている。

「ダルクちゃん…………どうなっているの?」

「どうやら、あの魔物の最期の抵抗らしいですね」

「どうなるの? もしかしてアイツの最期の言葉に関係ある?」

「ええ。先ほどよりも火山活動が活発です。おそらくは噴火までそう時間は掛からないでしょう」

「そんな……ここが噴火なんかしたら…………」

「ええ。ダルゴンは全滅でしょうね」

「っ…………」

 エレンは黒くボコボコと煮えたぎる溶岩を睨む。しかしそんなことで火山活動が止まってくれるはずもない。

「とりあえず、街まで戻りましょう。ここに居ても何の解決にもなりませんので」

「うん…………」

 エレンは後ろ髪惹かれる思いでその場を後にした。


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