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The beginning:始動、2024年初夏ー②


「今日はありがとうございました。記録簿はこちらで作成しておきますので気にしないでください」

「ですが」

「あの程度の内容であれば15分で終わります。それに、私が作ったほうが早いと思いますので」

 確かに、それもそうだ。わたしは「すみません」とも「ありがとうございます」ともつかない言葉をもごもごと返し、由良部長の一歩後ろをついていく。


 商工会議所は大通公園近くのビルに入っており、円山にある会社からは車で15分程度の距離だ。数字にしてみると近く感じるけれど、この間、ほぼ会話がないというのは想像以上に重苦しい。そのせいで、まだきちんとお礼を言えていなかった。

「それでは、総務部に寄ってから戻るので」

「由良部長、あの」

 エントランスを抜けてすぐ、ショールームと反対側にあるエレベーターホールに向かおうとした由良部長を慌てて呼び止めた。

「なにか」

「お昼、ごちそうさまでした」


 ビルを出て、まだ爽やかさの残る初夏の日差しに目を細めているところで「食べていきませんか」と言われたときは、いったいなんのことだか分からなかった。

「ええと」「本来なら昼休み、ランチの時間帯です。会社に戻ってからでは食べる暇がない」「あ、はい。部長は、お忙しいですから」「外勤の途中でよく寄る店が近くにあります」――二回目の「ええと」をなんとか飲み込み、今日も皺ひとつないグレーのストライプスーツの背中を見詰めた。

 いったい、どんな高級店に連れて行かれてしまうのか。こんな普通のリネンブラウスとワイドパンツ姿で大丈夫なのだろうか。

 ビルの駐車場に社用車を停めたまま歩き出した由良部長を見失わないように早足で歩く。一区画歩き、創生川を渡って少し行ったところで部長が止まった。平成どころか昭和の香りが漂う大衆食堂の前だった。


「店を出るときにも言われましたが」

「ええと、その、改めて。あと、運転もありがとうございました。本来ならわたしが」

「若い社員に運転させて後部座席でふんぞり返る趣味はありません」

 それでは、とエレベーターの中に消えていった由良部長を見送り、盛大なため息を吐き出した。これまで溜め込んでいた緊張がすべて出ていくようだった。

「由良部長、謎すぎ」

 社用車のプリウスが高級車に思えてしまうくらい運転がうまい。あの見た目で大衆食堂が行きつけで、メンチカツ定食をぺろりと食べてしまう。しかし、すこぶる無口。

「ああ、疲れた……」

「いまの、由良部長? めずらしい人と一緒にいんじゃん」


 調子の軽い声が背後から聞こえてはっとした。ひと呼吸置いてから振り向くと、ネイビーブルーのジャケットを着た、予想どおりの人が立っている。

「……瑞帆(みずほ)くん、お疲れ」

「え、なんでそんな嫌そうな顔すんの」

「してないよ」

「してるだろ。都羽は意外と顔に出んだから」

 俺、遊びに行ってたんじゃないよ。仕事仕事。広報室に行ってから外勤多くてさ。こちらからなにも訊いていないのに、よくもすらすら流れ出てくるものだ。呆れ半分感心半分でその厚めの唇を見詰めていると、瑞帆くんがふっと笑って一歩近づいてくる。


「で、なんで由良部長とふたりでいんの」

「瑞帆くんに関係ないでしょ。他部署なんだし」

「冷たいなー。同期じゃん。しかも都羽は俺のじゃん」

「そういうのいいから」

 この面倒ともいえる絡みの対処法を誰かに教えてほしい。こうなってしまったのは、わたしにも原因があるんだけど。

「隠されると余計に怪しい。もしかして、そういう関係?」

「なに言ってるの、仕事だよ。由良部長のスケジュール管理頼まれてるの」

「都羽が? なんで?」

「知らない。こっちが訊きたいよ」

「専属秘書的な? うわ、ますます怪しい」

 電子音がエレベーターの到着を知らせる。勝手に盛り上がる瑞帆くんを残して乗り込もうとすると、「待てって、同じ階だろ」と焦ったように手首を掴んできた。その手の甲は筋張っているのに手のひらはさらりとしていて、このアンバランスさが自然と人を惹きつけてしまうんだろうな、なんて思う。


「そうやってすぐ触ったりするの、どうかと思うよ」

「いいじゃん、元カノなんだし」

「1ヶ月しか付き合ってないけど」

「しかも好きで付き合ったわけじゃないけど?」

「そんなこと言ってない」

「キスはした仲じゃん」

 わたしが言葉に詰まったのを見逃すまいと、瑞帆くんがじりじりと迫ってくる。この季節にぴったりの、シトラスとヴァーベナの匂いが近づいてくる。爽やかなのに尾を引くように甘い、きっと自分にぴったりだと確信しているであろうフレグランスの匂い。


「今夜暇? 飲みに」

「行かないよ。忙しいの」

「俺も忙しいよ」

「じゃあがんばって。広報室の仕事、瑞帆くんに向いてると思うよ」

 エレベーターの扉が開きはじめた途端、逃げるように降りた。4階フロアの西側は商品開発部、東側は企画部。同じ階ではあるが事務室は完全に分かれている。


「都羽」

「なに」

「由良部長はやめとけよ。めんどくさそうだから」

「瑞帆くんって、全部そういうふうにしか考えられないの?」

 やっぱり、好きでもない人と軽い気持ちで付き合うべきじゃないよ。半年前の自分にそう教えてあげたい。



「どうですか。氷の美男の専属秘書は」

「やめてよ、花緒まで」

「冗談だって」

 花緒の笑顔は、まるで薔薇の花束のようだといつも思う。ハーフみたいに彫りの深い顔立ちには華やかなメイクがよく似合うし、アッシュブラウンのロングヘアは丁寧に手入れされてさらさらだ。秘書室に異動してからはスーツの着用を余儀なくされているけれど、どんなスカートもパンツも難なく着こなしてしまう。

 もしうちの会社に「脚の長さ選手権」があれば、男性部門は由良部長、女性部門は花緒が優勝するだろうと思っている。「美しさ選手権」なら花緒と亜梨沙さん、どちらに軍配が上がるだろう。とりあえず男性部門は由良部長の優勝だ。圧巻の二冠。


「由良部長、結構な頻度で社長室に来てるよ。もうそろ永野室長と秒読みなのかな」

 顰めるような花緒の声が、わたしをくだらない妄想から現実に引き戻してくれる。あと5分で昼休みが終わるので、社員食堂内は人もまばらだ。

「一日の中のわずかな空き時間は社長室か喫煙室にいるんだよね。っていうのも、最近知ったんだけど」

 由良部長が喫煙者だというのも、特命を受けなければ一生知らなかったことだ。

「仕事なのかプライベートなのかわかんないよね。わたしは正直、社長のこと苦手だし」

「花緒は専務付だっけ。社長とは関わりないの?」

「ぜんぜん。社長秘書は代々秘書室長が務めてるし、社長室には役員の中でも限られた人しか入れない。うちの役員たちが社長派と副社長派に割れてるって噂、本当だったみたい」

 うちみたいな大企業とも言い切れない、伸びしろ抜群の会社で派閥とかマジめんどいよね。整った顔を苦々しく歪ませて花緒が言う。


「にしても、由良部長って謎だらけだよ。秘書室って社内情報の宝庫だけど、あの人については誰もなにも知らないの」

「スケジュール管理を仰せつかってても、わかったのはめちゃくちゃ仕事してるってことだけだよ」

 由良部長の仕事のほんの一部を垣間見始めて一週間、噂の数々はどうであれ、あの人はおそらく、同世代の社員5人分くらいの仕事を平気でこなしている。

「でも、都羽があの人の専属秘書になったって話はすぐ回ってきた。結構ざわついた」

「やめてよ。わたしが一番わけわかんないんだから」

「永野室長に妙な誤解されたら迷惑だしね。仕事、やりにくくなってない? 大丈夫?」

「……うん、大丈夫。亜梨沙さんはくだらない公私混同する人じゃないもん」

「あ、間があった。永野室長って仕事バリバリで気さくな人だけど、由良部長に近づく女性社員を牽制してる気がするんだよね」

 気のせいかな、とお皿にひとつだけ転がっていたミニトマトを口に放り込んで花緒が言った。すばらしい観察力だ。さすが、はじめての異動で秘書室に抜擢されただけある。


 由良部長の特命を受けてから一週間が経ったけれど、亜梨沙さんには何度も「どう? あいつの秘書なんて、やりにくいでしょ」と様子を訊かれている。

「秘書というわけでは」「スケジュール管理だけじゃなくて、打合せにも同行してたじゃない」「1回だけですし、由良部長が出席するレベルの会議や打合せにわたしは不要かと」「都羽ちゃんが聞いたって、わからないことのほうが多いよね。やっぱりわたしがやろっか」「いえ、亜梨沙さんのお手を煩わせるわけには」「そう?」――会話を引き上げていくときの亜梨沙さんが一瞬真顔になるのは、わたしが由良部長の秘書のようなもの、を務めているのが気に食わないということなのか。


 おととい、会議の予定が重複しそうだということを直接伝えた際、恐れながら由良部長に進言してみた。わたしでは力不足な面もあるでしょうし、永野室長のほうが適任ではないでしょうか。この業務が嫌だとか、通常業務に差し支えているとか、そういうことではないのですが。

「永野室長になにか言われた?」

 由良部長はパソコンから顔を上げない。ふと敬語ではないことに気づいて、なぜか胸が跳ねた。

「いえ」

「では引き続きよろしくお願いします。私は、三日月さんに頼んだので」

「はい……」

「私からも彼女に釘を刺しておきます。くだらないことに気を取られていないで、自分の仕事を全うするようにと」

 その声は背筋が凍るように冷たく、普段の平坦さとは種類が違うように感じられた。社長公認の婚約者なのではなかったか。それとも、公私混同を避けるためにわざと突き放すような言い方をしているのか。ふたりのあいだのプライベートな事情なのだから、知りようがない。

  

「牽制かはわからないけど、気にしてる、とは思う」

「都羽はなにも悪くないのに、面倒なことに巻き込まないでほしいね。面倒といえば、白戸(しらと)くんも」

「瑞帆くん?」

「昨日ここで会ったの。そしたら開口一番、都羽が由良部長にこき使われてるらしい、どうなってんのって訊いてきてさ」

「こき使われてるって、そんな」

「ねえ、まだ白戸くんに言い寄られてるの?」

「言い寄られてるっていうか、からかわれてるっていうか」

「別れてもう半年でしょ? フラれてプライドが傷ついたのかな」

「……あれについては、わたしも悪かったと思う」

「まあね。一生懸命告白されたから友達から始めてみる、悪い人じゃなさそうだしって、言い分が中学生だよ。都羽らしいけど」


 新年会と称した同期会が開催されたのは半年前のことだ。同期といっても6名しかいないからこじんまりしたもので、その日も、すすきのにあるダイニングバーの個室席で和気あいあいと飲んでいた。

 わたしと花緒、瑞帆くん、中途採用の塚本先生――そう呼び始めたのは瑞帆くんだ。わたしたちより10歳上で弁護士資格を持っているときたら、尊敬の念を抱かずにいられない――、情報システム部開発課のエンジニア職の男性と経理部の事務職の女性。みんな部署が違うから、会うたび話に花が咲く。


 瑞帆くんとはたまたま隣の席になり、ふたりで話す流れになった。都羽ちゃんは彼氏いないの? そう訊かれて「いないよ。ていうか、いたことのほうが少ない」と返すと、「なんで? 可愛いのに」とさらりと言われてしまった。

「いや、可愛いとかそんなんじゃ」「明るくて真面目で仕事もがんばってて、可愛い以外に褒め言葉ある?」「白戸くん、さすが」「俺、思ったことしか口に出さないよ」

 掘りごたつの席だった。いつの間にか左手をぎゅっと握られ、ぱっちり二重のころんとした目で見詰められて、ときめかなかったと言えば嘘になる。


「あの、白戸くん」「もうすぐ終わりそうだし、二次会行く? ふたりで」「いや、その」「俺らちゃんと話したことないじゃん。知りたいな、都羽ちゃんのこと」

 これは良くない予感がすると二次会には行かなかったが、大通駅に向かう道すがらで「付き合わない?」と唐突に提案された。そのときは丁重にお断りしたけれど、次の日ランチに誘われてまた告白された。

 結局3回も告白されてしまって、こんなに一生懸命なら付き合ってみてもいいかな、と思ったのが実際のところだ。その週の土曜日、映画を観に行ってご飯を食べて、ほろ酔い気分の帰り道で突然キスされた。「帰したくない」的なことを言われたが、それはさすがに、と拒んだ。


「都羽は押しに弱いよね。優しすぎる性格が災いしてるよ」

 瑞帆くんは面白くて話題も豊富で一緒にいて楽しかったけれど、特別な存在として信用するのは難しかった。恋にはなり得ないと気づいて、1ヶ月ほどで別れを切り出した。


「自分をいちばん大切にしなよ。都羽はいつも周りのことばかり考えてるんだから」

「そんなことないよ。健康に明るく楽しく生きてます」

「ならいいけど」

 やば、そろそろ行かなきゃ。シチズン・クロスシーの華奢な腕時計に目を遣って、花緒が慌てて立ち上がる。空になった食器とトレーを片して後を追うように食堂を出た。13時半から課内打合せが入っている。

 

 ――いいなあ、花緒は。公私共に充実してるって感じ。

 細身のパンツスーツを纏った長身は、後ろ姿でもまぶしい。社内の独身男性たちから告白されては蹴散らすように断っているのは、ずっと付き合っている結婚間近の素敵な恋人がいるから。

 ――わたしは、ないだろうな。結婚とかそういうの。想像できないし、したいとも思わない。そういう相手は、わたしにはきっと現れない。

 悲観しているわけでも自暴自棄になっているわけでもない。誰かを好きになった先に結婚があるとして、それがゴールではないことを知ってしまっているからだ。


「専属秘書のお仕事は、残業ないの?」

 エレベーターが1階から上がってくる。わたしは4階、花緒は5階の役員秘書室へ戻る。

「ないよ。ただ社内チャットで会議の予定とかが送られてきて、それを由良部長の行動予定表に転記するだけ。たまにブッキングしそうなところは調整したり」

「よかったね。お母さん、最近夜勤多いんでしょ? 家でも無理しないように」

「女ふたり暮らしだもん、テキトーもテキトーだよ」

 あっという間に4階に到着し、「じゃあまた」と振り向くと、花緒がしみじみと呟いた。

「しかし、それくらいのこと、由良部長なら余裕でできそうだけどね」



 そう、花緒の言うとおりなのだ。

 特にがんばらなくてもできる仕事です、と由良部長は言った。実際はそれ以下だ。雑務レベルといってもいいくらいで、むしろ自分で管理したほうがスムーズに事が進むのではないか。あれだけ要領がいい人なら、なおさら。


「三日月さん、販売戦略室の会議は何時からだったかな」

 最初は敬語のみで堅苦しさ一辺倒だったのが、徐々に崩れつつある。なんだかんだ用事があるので、この一週間、由良部長と会話しない日はないのだ。

「14時半から大会議室Aです」

「その後の予定は」

「15時半には戻っていただいて、16時から本店で打合せです」

「今日の予定はそれだけ?」

「はい」

「夜はフリー?」

 由良部長がキーボードを打つ手を止めて顔を上げる。なめらかに吊り上がった切れ長の目が、わたしを捉える。

「はい」

「いや、君の予定を訊いている」


 商品開発部事務室内の構成は、入口から向かって左側が事業開発課、中央がデザイン室、右側が販売戦略課となっている。由良部長の席は窓側、入口のほぼ真正面、デザイン室長のちょうど背後に位置する。

「ええと……これから特に打合せ等は入っていませんが」

「そうじゃなくて、終業後の話をしている」

 出来の悪い部下に苛立つような口調だった。背中にひと筋、冷や汗が伝っていく感覚がある。今日は最高気温32度、この時期の札幌としては暑いほうだが、事務室内はエアコンが効いているのに。


「終業後、というと」

「君に付いてもらって一週間経ったから、ささやかなお礼でもと思ってね」

 お酒は飲める? 予定確認の延長のように問われて、「い、いえいえとんでもない」と首を横に振りながら後ずさる。おそるおそる振り向くと、幸い亜梨沙さんは不在だった。

「大したことはしていませんし、どうかお気になさらず」

 要するに、食事に誘われている、のだろうか。あの由良部長に、わたしが。

「突然頼んだことなのに、よくやってくれています」

「お役に立てているかどうかは」

「助かってるよ。毎日のスケジュールを把握してくれて、調整も迅速だし」

「とんでもないです。……その、今日の夜は、ちょっと用事が」

 特にない。今夜はお母さんが夜勤だから――市内の総合病院で看護師をしている――、ひとりで夕飯を作って食べてのんびりお風呂に入ってドラマでも観て寝る、それだけだ。


「そうか。残念です」

 由良部長はちっとも顔色を変えず目線を落とし、キーボードを打ちはじめる。淀みなく正確だ。そして、そのまつ毛を伏せた顔のなんと美しいことか。

 きりっとした眉毛と高い鼻も相まって、精巧につくられた人形、いやマネキン?――とにかく、芸術品のように完成されている。毎日会話していても、この美しい顔と相対することにはまったく慣れない。


「せっかくお誘いいただいたのに、申し訳ありません」

「また今度誘います」

 また今度? 身体がカッと熱くなって、全身の毛穴から汗が噴き出してくる。無意識にまた振り向いてしまう。亜梨沙さんはやっぱり不在。ほっと胸を撫で下ろす。

 ――由良部長とふたりで食事ってあまりにリスキーすぎない? いやそれより、いったいなにを話せば? ランチの30分ですら持たなかったのに、一緒に飲むなんて無理すぎる。

 上司の誘いを断ってしまった気まずさと、誘いに応じたら訪れるかもしれない嵐を想像して胃が痛む。面倒なことに巻き込まないでほしいね。花緒の声が蘇る。


「会社ではないところで、君と話をしたいと思っています」

 わずかな微笑みに鼓動が高鳴り、胃の痛みで現実に引き戻された。うっかりときめいてしまいそうなセリフとは裏腹に、由良部長の声はどこまでも平坦だった。


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