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プロローグ
「やっと着いたな」
「ここが私たちの母国だって」
「小さい頃だったから全然記憶ないな」
「まあしゃーないさ」
「あんなことがあったしね」
「でも楽しかっただろ」
「それはそう」
「俺たちが好きなことやってそれがこの特別待遇」
「この力でまたここでも好きにやっていこうぜ」
「人に迷惑かけないようにな」
「何言ってんだよ、俺たちは依頼受けてやっただけなんだから」
「人助けだよねー!」
「ほどほどにやっていこうや」
「まだ俺たちここじゃ知名度ないからまずは警察に媚び売って貸し作りに行くか」
「今回SNSで謎解きみたいにして解けた人の依頼も受けていこうよ」
「それ楽しそうだな!」
「一般の人の依頼もやっていくのかよ!」
「まあいいじゃん、今回はほどほどなんでしょ」
「仕方がねえ、探偵様のご意向ならば」