聖凛能力学園の裏話
ここでは聖凛能力学園の裏話をしていきます。本編では回収できなかった伏線や、思い付きで変えたところがあるので、そこら辺も書いていきます。
まず第一話入学、ここで登場した災羅とこいしが途中から登場どころか名前も出なくなりましたね。本来は災羅の能力のサイコロの目ですべてを決める能力は強い能力として使ってる場面を出そうとしたんですが、途中で存在を忘れてしまい、出すタイミングを逃しました。こいしに関しては、お悩み解決部に入部する展開も考えたんですが、すでにSランク最強の2人が入ってしまっていたので、これ以上入れるのはどうなのかと思い入れなかった結果出番がなくなりました。
次の第二話能力者、ここで登場した男の能力は爆発を起こす能力にしようと思っていたのですが、物語の後半になるにつれて爆発を起こしすぎてこの男の影が薄くなっていったんですよね。まあ最初はこの男は雪の強さを表すためだけに用意した人なのでそこまで深くは考えていませんでした。またこの男性がSランクを殺そうとしていた理由は一話目で魔理沙がAランクの人間に怒られて怯えているとなっていますが、この学園ではランク主義で低いランクの人は高いランクの人にいじめられるという感じになっています。学園側もそれを黙認しています。それによりSランクに酷い恨みが芽生えた結果こうなったという感じですね。この時出た教師はこの後は登場していませんが、本当にこのためだけに用意した人物なので再登場させる気はもとよりなかったですね。
次の第三話二日目、ここはレミリアと雪が対決する話を作るために作ったのがほとんどですね。あとこの話を作成している時点ではすでに引力を能力にしようとは考えていました。あとこの話の最後らへんに江渡島靈華が"あんなこと"と言っているんですが結局回収するタイミングがわからなくなりこうなりました。その場その場で話を考えているのでこういうことが多いんですよね。一応内容は中学のころに靈華は怪我をしたところを雪にみられました。雪は靈華の傷を治しました。これがその時考えていた話ですね。あ、あとレミリアが決闘の相手に雪を選んだ理由は普通に面白そうだからです。
次の第四話決闘、ここはレミリアと雪が同等ぐらいの戦力だと表したかったんですよね。で最後の床がへこんだり、槍が地面にめり込んだりするのは2人の能力を使い始めたのだと分かりやすくしたかったからですね。
次の第五話決着、ここではレミリアに雪が勝ちますが両者手加減をしていたとなっています。まあ、両者負けず嫌いの設定にしたかったのでこう言わせたんですけどね。この回で異変解決部が初登場します。で、最終回では異変解決部の哲也も栞奈も出てきませんでしたが、この二人は第二十話時点で死んでいます。
次の第六話決闘前日、ここでは本当は霊夢と魔理沙の修行パートを持ってきたかったんですが、どう書いたらいいのかわからなかったので飛ばさせてもらいました。あとこの時に雪が空を飛ぶ時がありましたがこの時点では引力を操って重力を無くし、東に引っ張ったりして飛んでいる設定にしようと思ったんですが、途中でそれって脳の処理えぐいことにならない?って思ったのでこの後からは雪は空を飛ばなくなりました。
次の第七話決闘《異変解決部》、ここでは魔理沙と霊夢が負けることは確定していました。なぜなら六話で雪が霊夢と魔理沙をBランク上位Aランク下位程度の力と言っているのでAランク上位の哲也とSランクの栞奈と瑠雨には勝てないです。で、雪が砂を投げて重力で栞奈を倒しましたが、これは物語の最後でもう一度使いました。意外とお気に入りの技です。あと瑠雨の能力は攻撃を飛ばす能力ですね。単純ですが身体能力が高い瑠雨だからこそ使えています。
次の第八話決闘後、ここでは部活を作ることになりましたが七話時点で部活を作ることは決まっていました。部員として妖夢とさとりを入れた理由ですが、妖夢は雪と同じく刀を使うキャラとして入れました。さとりはいると何かと便利だからですね。最初は部活の顧問を二話で登場した教師にしようかとも思ったんですが美咲先生の方がいいなと思いこうなりました。
次の第九話お悩み解決部開設、ここで部活名が出てくるんですが、普通に何も思いつかなかったのでこの名前ですね。あとこの時に旧棟が出てきますが学園はどうなっているかというと、運動場、決闘場、訓練場、新棟、旧棟、寮があります。職員室や教室は新棟、部室などは旧棟に多くあります。そしてこの話の最後に恋歌を登場させましたが、理由としては雪の強さを際立たせたかったのと、Eランクで強い生徒を登場させたかったので、登場させました。あ、あと恋歌はこのタイミングで雪に惚れている設定もつけようとしましたが、結局登場回数が少なくその設定を出せませんでした。
次の第十話異変、ここでは敵の能力は空間を操る能力にしたかったのでこんな異変になりました。ここで恋歌の能力も出ましたが、もうちょっと後でもよかったかなと思いました。でもこのタイミングで出さないとこの異変を解決できなかったかもしれないですからね。そして今回の異変の黒幕の男たちは何故異変を起こしたのかというと、灯楼信夜に頼まれて能力育成施設を襲うように言われていたからですね。襲わせた理由は相手の力の把握のためでしょう。そしてそこで美咲先生の強さを知り封印することになりました。
次の第十一話異変解決後、ここで活動数が見れるのですがさとりとレミリアと雪以外の数字は適当に決めた数ですね。さとりはお悩み相談が得意なのと事件を起こす前に止めることが能力を使えば可能なので活動数を多くしました。レミリアは最強だからという理由ですね。雪は部長になったので活動をあまりできていないためこの数です。ここで能力合戦の話が出てきますが結局なくなりました。理由としては新しい能力者を登場させるのがめんどくさいのと覚えられる気がしなかったからですね。そしてフランとの会話でフランが殺し合い向きと言っています。ここの会話を思い出して物語終盤で無理やり登場させました。咲夜との戦闘もありましたが、ここは同じSランクでも差があることを表すためにやりました。
次の第十二話お悩み相談、ここで登場した智也はあとで登場させようとしたんですが忘れてました。妹紅は輝夜が登場したのなら妹紅が必要だろ!と思い登場させました。妹紅が不老不死になった原因は輝夜のせいなので妹紅は輝夜にずっと戦闘を挑んでは負けているという設定ですね。
次の第十三話新たな異変の前兆、この回で物語はかなり動き始めました。というかこの前から暴れる生徒は増えていってました。この時点での妖夢の強さはランク的にはBランクレベルですね。それと互角ということはこの時点で再覚醒者はBランク程度の強さは持っています。ですがそれでも能力なしで勝てる雪はまあまあ化け物ですね。そしてここで能力の使用許可が下りましたがあんまり必要なかったですね。
次の第十四話異変開始、ここでは能力の許可が下りたことを伝えたり役割を決めたりなどを最初にしましたね。あと本当は早苗も登場する予定でしたが登場させられなかったですね。そしてここで二話の男が再登場します。ちょうど1か月経って謹慎期間も終わったのでね。
次の第十五話謎の女性、最初に男が再覚醒者になっていることが分かりますね。で、なぜこの男は意識がまだ残っているのか、これは薬の量を減らしたからですね。ですが減らした分身体能力は急激には上がってはいません。まあそれでも雪とやり合えるレベルなので強いことには変わりないですが。全部飲んでいたらレミリアと雪でやって互角レベルかもしれないですね。結局男は雪に能力を使われて負けました。そして雪たちがその男を運ぼうとしたときに春が初登場します。この時春が雪を倒した後に殺さなかった理由は春が優しい性格のためですね。もしこれが冬とかなら雪たちはトドメまで刺されていたでしょう。
次の第十六話過去最大の異変、雪がやられてから2週間経ってますね。この時点で美咲先生は封印されています。そしてレミリアからいろいろ聞いてからさらに1か月経ちますね。そしてここで妖夢が捕らえた再覚醒者が何者かに殺されると言ってますが殺しているのは春ですね。まあそもそも捕らえたところで意識がない時点で何も聞くことができないので意味がないんですけどね。その後妖夢視点になります。その時に登場する武信も後で再登場させようとしましたが終盤高次元の戦いになりすぎて登場させられなかったですね。
次の第十七話幹部"夏"、この回では雪が夏を倒します。雪が強くなっているような感じがしますがただ単純に今までは殺さないように手加減をしていただけなので強くなったわけではないです。夏を倒したやり方は引力で夏の周りの空気だけを酸素にしたんですね。そのため夏は死にました。その後の敵と味方の反応は夏の存在が各組織にとってどんな存在かを表すためですね。あと春がニヤニヤしていた理由は雪に殺してもらうことをここで決めたからですね。
次に第十八話化け物、ここで軍の位が紹介されますね。本当は元帥とかも登場させたかったんですが気づいたらさすがに今更出してもなって状況になってました。あと妖夢が雪のことを元帥レベルと言ってますがこの時点では妖夢は雪のことを少し過小評価しています。夏を倒せたのもたまたまかなと思ってるレベルですね。まあそりゃ片腕ない状況で勝てるとは思えないですしね。その後レミリアと出会い再覚醒者をミンチにします。この時点で一部の再覚醒者はレミリアでも手こずるレベルになってきています。そして再覚醒者がミンチになったのをみて妖夢は雪の評価を上げました。この後は家に帰っていろんなことをしますがここでは雪の能力の利便性を表したかっただけですね。
次に第十九話幹部"春"、ここではほとんど何も考えてないですかね。強さは春と雪は少し雪が強い程度ぐらいを目安に考えてましたね。結局雪がビルを倒し春を足止め、見つけ出すのですが、春が本気で逃げていれば多分逃げられたと思います。その後はいろいろ話しますね。そして信夜に恩義があると春は言ってますね。これは春が能力をうまく扱えずいじめを受けていた時に助けてくれたからですね。信夜がどういう心境で助けたのかはわかりませんがもしかしたら初めから春を手駒として使うために助けたのかもしれないですね。その後春は雪に殺されます。
次に第二十話から第二十四話ですね。ここはあまり何も話すことがないので省略ですね。本編を見たら大体大丈夫だと思います。一つ言うと幹部も再覚醒者のはずなのになんで意識あるのかと思ってるかもしれないですが、幹部が飲んだ薬は他の再覚醒者とは違い完璧な再覚醒の薬です。完璧な再覚醒の薬はデメリットはなく普通に意識も残ります。そのためあんなに普通に動けるんですね。
次に第二十五話絶望的状況、ここでは雪は幹部たちと入れ違いになり地下シェルターを完璧に攻め落とされました。雪が少し早く気付いても意味はなかったでしょうね。幹部が来てから殲滅まではそんなにかからなかったはずです。そしてこれにより登場したほとんどの人物が死にました。さとり、こいし、災羅、霊夢、魔理沙、早苗、恋歌全員死にましたね。それを見て雪がキレますが一番の理由は地下シェルターには妹がいると思っていたからですね。なので生きてるものがいないと分かった時点で妹が死んだと悟りました。まあ実際は死んでいません。雪が病院にいる間にレミリアが保護してレミリアの家にいるからですね。なんで地下シェルターじゃないかというとレミリアが能力でそっちの方がいいと感じたからですね。なので妹が死んだ描写がないのはそのためです。意図的に書いてないです。その後雪は秋にボコボコにされますね。そしてその後に最強が来ます。
次に第二十六話最強能力者、ここでやっと美咲先生が再登場します。封印が解けた理由は美咲先生の能力のおかげですね。多分雪が封印されたら解くのは美咲先生より時間がかかったと思います。美咲先生ですら解くのに1か月以上しているので雪なら半年はかかるかもしれません。そして美咲先生に続きフランと輝夜、妹紅が来ます。フランは十一話で言った殺し合い向きということを思い出し登場させました。輝夜と妹紅はもともと再登場させるつもりだったのでこのタイミングですね。で、なんで輝夜と妹紅がいるかというと輝夜はレミリアとメールを交換していてレミリアから向かってほしいと言われたまたま一緒にいた妹紅と一緒に来た感じですね。フランが来た理由も同じ感じです。
次に第二十七話幹部"冬""秋"、ここではフランたちが幹部を一方的に倒す感じですね。これに関しては相手が悪いとしか言えないですね。不老不死の2人と破壊の能力者ですからね。多分雪でも3対1なら勝ち目はないかもしれないです。フランと輝夜は1対1でも雪に勝てると思います。まあ能力がバレてたら輝夜は雪に勝てないと思います。フランに関しては雪の能力では対策が難しいので負けるかな。それぐらい強い相手なので最初から冬と秋には勝ち目はなかったですね。フランもまだ力をセーブしてる設定で書いてますし。あと本家の妹紅の能力は老いることも死ぬこともない能力だけですが、それだと妹紅の特徴の炎が使えないので炎を操る能力を追加させてもらいました。
次に第二十八話決着《三人の最強》、タイトルが五話のタイトルに近いのはわざとですね。三人の最強、雪とレミリア、美咲先生によって黒幕である信夜は殺されました。ですが最後の最後で雪は道連れで殺されてしまいました。もともと雪はこのタイミングで死んでもらう予定でした。
次に第二十九話後日談、これはもうほとんど何も言うことはないですね。ここで書かれてない人だと美咲先生は国王任命を辞退した後まったり暮らしています。雪の妹も復旧に協力しながらレミリアたちと一緒に暮らしています。それぐらいですかね。
あと気になっているかもしれませんが美咲先生の能力ですね。美咲先生は前例があることを可能にする程度の能力ですね。この能力で美咲先生は最強になりました。この能力を使えば前例さえあればなんでもできるようになります。例えば雪の能力も使えるようになります。雪という前例があるからですね。つまりは美咲先生は実質全ての能力を持っていることになります。しかもデメリットなしで使える設定なんですよね。本当に最強です。
これにて聖凛能力学園は完結です。もしかしたら気が向いたときにまた続編を出すかもしれません。それではここまで見ていただきありがとうございました。




