表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖凛能力学園  作者: ゆっきー
始まり
2/46

能力者

 俺が寮に到着すると寮の管理人から鍵を渡された。部屋は2-1らしい。そして俺は部屋に入ると寮に届いていた俺の荷物の荷ほどきを始めた。そして荷ほどきには1分もかからず終わった。

 「じゃあ隣の部屋の奴にあいさつしに行くか。」

そして俺は隣の2-2の部屋の前に行きチャイムを鳴らした。そしてドアが開いた。

 「あら、あなたは確か柳雪さんでしたか?」

 「そういうお前は蓬莱山輝夜だったか?」

 「ええ、合ってますよ。で、どんな御用でしょうか?」

 「いや、隣の部屋の奴にはあいさつしないとなと思ってな。」

 「そうなんですか。意外ですね。てっきりあなたは挨拶をしないタイプの方かと思ってましたが。」

 「そういうお前は隣の2-3の奴にあいさつしたのか?」

 「ええ、たまたまここに来るのが一緒だったので。隣はフランドールさんでしたよ。あとお前っていうのはやめてくれる?」

 「わかったよ。これからは輝夜って呼ぶ。」

 「それでいいわ。というよりあなたは荷ほどきはいいのかしら?」

 「ああ、能力のおかげですぐ終わった。」

 「あら?能力は教師の許可なしに使用したらダメなんじゃなかったかしら?」

 「それは周りの人物にも影響を及ぼす可能性のあるほどの力を使う場合だ。今回は荷ほどきを少ししたっだけだからセーフだよ。」

 「そうなのね。私はまだだから続きをしたいのだけれどもういいかしら?」

 「ああ、今回は挨拶だけだからな。」

 「そう。じゃあまた明日ね。」

 「また明日。」

そしてドアは閉まり、俺は部屋に戻っていた。俺の能力を使えば荷ほどきなんて秒だ。ていうか、暇だな。

 「寝るかぁ。」

そして俺は眠りについた。

……

急に爆発音が鳴った。俺はそれにより起きた。俺が窓を開くと運動場にクレーターができており、誰かが暴れていた。俺は外に出てそこに近づく。すると、誰かが俺を追い抜き暴れている誰かを止めに入った。

 「そこの君!暴れるのはやめなさい。今なら1か月の謹慎程度で済むわ!」

 「そんなこと知らねぇよ!俺のことをなめてるSクラスが気に入らねぇ!全部壊してやる!」

暴れていた男がそう叫ぶとまた爆発した。きっと能力は爆発を起こす能力だろうな。

 「やめなさい!このままだと異変として処理しないといけない。」

女性の教員はその男に言うが男は聞く耳をもたない。

 「先生。」

俺はその教員に声をかける。

 「えーと君は?」

 「1年Sクラス柳雪です。」

 「そうなのね。で、何か用?見ての通り今は構ってる暇はないの。」

 「能力の許可をください。俺の能力で彼を無力化します。」

俺がそう言うと教員は驚いた顔を一瞬するもすぐ正気に戻った

 「あなたの能力を使えば本当に無力化できるの?」

 「ええ、可能です。」

 「……わかったわ許可を出すわ。」

 「ありがとうございます。」

俺は教員にそう言うと今回の事件の犯人の彼に近づいていく。

 「なあ君。君の爆発音のせいで俺は起きちまったんだが?どうしてくれるんだ。」

 「なんだてめぇは!ってそのバッチはSクラスの!」

そう。クラスは制服の胸についているバッチを見ればわかるのだ。

 「Sランクは死ねぇ!」

男は俺に近づこうとする。

 「お前を無力化するってあの先生と約束したからな。お前には他の教員が来るまで大人しくしてもらうぞ。」

俺はそう言って能力を発動する。

……

男はその後来た教員に捕まり連れていかれた。

 「彼はこの後どうなるのでしょうか?」

俺は俺に能力の許可をくれた女性の教員に聞いていた。

 「今回は運動場にクレーターが少しできただけだから、謹慎2か月ぐらいかな。あとランク降格もあるかもね。」

 「そうですか。」

あのデカさで2か月の謹慎とランク降格で済むのか…まあ、別の能力者が本気を出したらこんなレベルじゃすまないだろうがな。

 「というか、なんで異変解決部は来なかったんですか?」

 「異変解決部は人数が少ないからそんなに動けないのよ。だから大きな異変以外ではあまり動かずに教員が何とかしてるの。」

 「そういうことですか…じゃあ僕は部屋に戻りますね。」

そして俺は部屋に戻った。部屋に戻った俺は二度寝を始めた。

……

目が覚めるともう朝だった。昨日はいろいろあったから疲れていたのだろう。俺は朝食をとり、部屋を出て教室に向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ