まじめな女子が図書室で、3の倍数でアホになっているとき目が合った
だいたいひとりでいる俺。
ある朝、昇降口で、クラスの女子、三田が落としたブラックサンダーを届けに追いかけた。
すると彼女は図書室でひとり、数を数えていた。ただ数えていたのではなく、その数字が、3の倍数か、3のつく数字になった瞬間、遠くを見て、変なトーンで、数を叫んだ。
顔も、言い方も、アホになっていたのだ。
このできごとをきっかけに、ただのまじめな女子だと思っていた彼女と俺の距離が縮まっていくことになるとは。
ある朝、昇降口で、クラスの女子、三田が落としたブラックサンダーを届けに追いかけた。
すると彼女は図書室でひとり、数を数えていた。ただ数えていたのではなく、その数字が、3の倍数か、3のつく数字になった瞬間、遠くを見て、変なトーンで、数を叫んだ。
顔も、言い方も、アホになっていたのだ。
このできごとをきっかけに、ただのまじめな女子だと思っていた彼女と俺の距離が縮まっていくことになるとは。
01 3の倍数の彼女
2021/03/03 17:03
(改)
02 昼休みの彼女
2021/03/06 13:27
03 男を追う彼女
2021/03/09 23:15
04 スーパーの彼女
2021/03/12 17:25
05 コピーする彼女
2021/03/13 23:43
06 フレンチトーストの彼女
2021/03/15 23:59
07 プリントと彼女
2021/03/18 23:58
(改)
08 メガネの彼女
2021/03/21 13:11
09 傘と彼女
2021/03/23 16:02
10 欠席した彼女
2021/03/24 14:18
11 お小遣い稼ぎと彼女
2021/03/27 17:04
12 後ろからの彼女
2021/03/30 17:20
13 不純異性交遊と彼女
2021/03/31 16:09
14 飲食禁止と彼女
2021/04/03 23:33
15 グループ分けと彼女
2021/04/06 23:02
16 テントの彼女
2021/04/09 17:29