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転生後の生活

「ここが俺らの部屋か」

俺はロレスと扉の前に立っている


「じゃあ、入ろっか!」


扉はドアノブ式になっていたので、ドアノブを回して扉を開けた


部屋の中は意外と広く、俺が前世に住んでいた部屋より少し広いくらいだった

部屋の右側には二段ベッドがあり、ベッドの反対側の壁に窓、机が二つあった


「へぇ、意外と良いな」


「僕はアル君といられれば、どこでも良いかな……えへへ」


「ありがとな、ロレス」

可愛いな〜これでも男なんだよな


「ねぇねぇアル君」


「ん?なんだ?」


「僕、アル君の昔の事聞きたいな」


「じゃあ、その後ロレスも教えろよ?」


「うん!やった〜!」


昔か……今記憶に残ってるのは5歳の誕生日からか……


俺はよくある異世界小説のように赤ん坊の頃から前世の記憶があるわけじゃなくて、5歳の誕生日に前世の記憶を思い出した方だ

前世の記憶が現在の記憶に上乗せされる感じだな


記憶が戻った後は中二病心も戻ってきて、村の図書館に籠もったり、父さんの本を借りたりしてこの世界について知った


世界神の所では転生に興奮していて、ほとんど覚えてない

エルフなどがいるのは予想通りだったが、スキルをまとめて魔法だと言うのには驚いたな


俺が転生した理由はイマイチ分からないが、転生出来たから結果オーライだと思っている


今では本に書かれているこの世界についての事はほとんど覚えたが、まさか俺が魔法の学校に通うことになったのは驚いたな、まぁロレスとも会えたんだ、良かったか

他の大罪魔法の奴らとも仲良くなれたら良いんだけどな……明日にでも会ってみるか


頑張ってみるか!


「ねぇ、アル君、早く教えてよ〜」

ロレスは俺の顔を覗き込みながら言った


「分かった分かった」


俺は転生の事を除いた過去をロレスに話し始めた

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