表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

何かを見ている少女

作者: ブルータスの雨宿り

詩・短編を書いてみました

素人が書いたので

気に入っていただけるか分かりませんが

一生懸命に書いてみました

暇なときにでも読んで

楽しんで頂けると幸いです(^_^)

「その先に何が見える?」


オモチャのライフル銃を使って

空を覗き込んでるときに

私が私に問いかける言葉


その言葉に私はいつも


「分からない」


と言うことにしてる

だって

これで覗いたところで

塗りつぶしたくなるような青と

撃ち抜きたくなるような雲が

見えるだけで

それ以外の何かが見えるわけではないもの

でも、それ以外が絶対に見えないと

思ったことはないわ

でなければ覗かないもの


え?

何も映らない事実を分かってしまうことが

怖くならないかって?

なるわけないじゃない

大人のイタズラに

本気で怯える子供じゃないのだから


ん?

あれは何かしら…

クジラに見える雲だわ!


なんて勇ましいのだろう

クジラ雲は風に流されているだけなのに

周辺の雲がその姿におののいて

敬意を払うかのように消えていく

その姿はまさに空の王


私もあんな風になりたい

でも、一人ぼっちは嫌かも

きらびやかに輝き

優雅に見える王は

意外と孤独なのかもしれないわね


あ、もうこんな時間だわ

明日も見に来る予定だから

その時には

また出てきなさいよ

クジラさん


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ