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≪連載停止→改稿版連載中≫  作者: 立花詩歌
第七章『狂悦死獄』
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(14)顕現‐Ein Aussehen des Konigs‐

「さて……」


 酒場で頼んだ葡萄ぶどう酒を一口(あお)ったアプリコットは、話をそう切り出した。


「積もる話もありますが、できるだけ短く言いますね」


「いいわよ、早く言って」


 わかりました、とアプリコットはコホンと軽い咳払いをする。

 そしておもむろに口を開いて、


「チェリーさんが暴走して、こよりん達がこっちに来てから黒乃がキレましてね。ボクまでとばっちり受けて、こよりん達を探す羽目になっちまったんですよ。それでこっちに来たっつーわけでしてね」


 アプリコットが言葉を切る。

 そして、一緒に頼んだ林檎の蜂蜜漬け――頼んだのはその2つに加えて、オレンジに似た柑橘類のジュース2つだけだ――を口に放り込むと、指に付いた蜂蜜を綺麗に舐め、再び葡萄酒を煽った。


「ちょっとアプリコット……?」


 紙縒も同じことを思ったのだろう。少し語気に怒りが入っている。


「どうかしました?」


「終わりなの?」


「何がですか?」


「この話よ!」


 と叫んで、バンッとテーブルを強く叩いた紙縒に酒場にいたお客さんたち――主に男の人ばかりなのは、朝帰りの船乗りや漁師ばかりだからだとか――の目が集中する。


「終わりですけど」


 アプリコットはしれっとそう言うと、2切れ目の蜂蜜漬けを摘まんで口に入れる。


「アンタが長くなるって言うからここまで来たのに……」


「いやいや、ぶっちゃけ飲み食いがしたかっただけですしね」


「ワケわかんない」


「やだな、こよりん。ワケわかんないのはいつものことでしょうが」


「アンタが言うな!」


 再びバンッ。

 康平は紙縒の後ろで、近くの席で迷惑そうな顔をしている筋肉質の船乗りや、怪訝な表情を向けてくる店のオーナーらしき人にひたすら頭を下げていた。


「あ、そうそう」


 最後の蜂蜜漬けを頬張ると、アプリコットは何かを思い出したかのようにガタンと立ち上がった。


「そろそろ迎えに行きますよ」


「誰をよ」


「なんでそんなイラついてんですか? 話し方が喧嘩腰になってるように聞こえるっつーかキレてますよね」


 やれやれと言うように首を振り、何事もないかのように歩き出す。


「ちょっと……あーもう! 康平先行ってて! 精算してからすぐに追い付くから」


 紙縒はジュースをぐいっと飲み干すと、空になった木製のカップを乱暴に置いて、オーナーらしき人の方に走っていった。

 康平も急いでジュースを飲み干し、アプリコットの姿を探して追いかけ始める。

 酒場を出たすぐのところで、アプリコットは見つかった。これなら紙縒もすぐ追い付けるだろう。


「誰か船に乗ってるの?」


 隣に並んで歩きながらそう尋ねてみると、アプリコットは少しだけ視線をこっちに遣って、ふぅっとため息をつく。


「まぁ船の時間も聞きましたし、そう考えてもおかしくはありませんが……」


 違うのかな。

 アプリコットは黙り込み、必然的に康平も黙り込んでしまう。

 その時、アプリコットがチラチラとこっちを見ているのに気づいた。気のせいかとも思ったけれど、あまり隠そうとしていない様子なのでほぼ間違いはないだろう。


「どうかした?」


 アプリコットはパッと顔を逸らした。


「別になんでもねえんですけど、気づかないものなんですかねーっと思ってみてみたりしただけだったりしてます」


 なんだか回りくどい言い方でそう言ったアプリコットはこっちをあからさまに見たりはしなくなった。

 それでもたまにチラッと見てくるのはなんでだろう。

 港の船着き場が見えてきた頃、追い付いてきた紙縒は僕の頭をゴスッと、なんで!?


「後ろから見ててイラついたから」


 相も変わらず意味不明に理不尽だ……。

 船はもう船着き場の桟橋に着いていて、乗っていたお客さん達がちょうど降りてくるところだった。


「で、誰が来るの?」


 紙縒が痺れを切らしたように、アプリコットに再び訊ねる。


「見てりゃわかりますよ、っつーか昨日ぶりだと思いますよ」


 え? と紙縒は首を傾げた次の瞬間、パッと顔を小型のフェリーのようなその船に向けて、


「来るとは言ってたからそれ自体は不思議じゃないけど……なんで船が無事なの!?」


 よくわからないことを言い出した。

 まるで船が無事ではいけなかったかのような言い方、いや無事には来れないと確信していたかのような……。

 よく見ると、降りてくるお客さん達はみんな疲弊と安堵の表情に見える。子供や女性に至っては顔色が悪い人もいた。


「何かあったの?」


 と康平が訊ねると、紙縒は一瞬躊躇うような素振りを見せて、


「この時間軸、この船はデルスカラーに襲われる記録が残っているの」


「デルスカラー?」


 初めて聞く名前だった。

 何かの生物かそれとも海賊なのか――第三世界とは違って、ここには山賊も海賊もいる――。


「デルスカラーって言うのは第二世界まで存在していた魔物の一種ね。海上に突然現れる直径30センチぐらいのぶよぶよした球体なんだけど……出てきたところから絶対に動かないの。触ることはできるけど動かせない。似たようなのにデルベクテって言うのがいるんだけど、厄介さはそっちの比じゃないわ。あっちは動き回るし、掴んで投げれば飛んでいくもの。動かないって言うのが厄介ね。中身は濃縮された魔力。現れた時点から肥大化し始めて、表面の膜が限界に達したら魔力爆発を起こす。ちょうど高圧下で作った風船を低圧下に持ってきたみたいに。すぐに大きくなり始めて破裂する。デルスカラーの破壊力の方が規格外に上だけどね。止められない爆弾が逃げられない船の上にいきなり落ちてくるみたいなイメージで」


 正直途中まで何が何だかわからなかったけれど、『止められない爆弾』という辺りで危険なものだということはわかった。


「補足すると現れる理由も何もわかっちゃいない面倒な代物って奴ですよ」


 と言ってアプリコットは笑った。

 笑い事で済まないと思うんだけどね。


「最近は記録(データ)に反してることばかりだったんで来るか不安だったんですが、ちゃんと時間通りに出てきてくれたんでぶっちゃけ嬉しかったです。おかげで……」


 アプリコットはため息混じりに呟いて、肩をコキリと鳴らした。


「スフィアキューブがかなり減っちまったんで、あとでこよりんの武器(メイス)を1本貰っていいですよね?」


 紙縒が無言で頷くと、アプリコットは本当に嬉しそうに微笑んだ。

 その時、甲板にアルヴァレイやヘカテー、その後ろにヴィルアリアとティアラが見えた。ティアラは誰かと手をつないでいる。初めて見る小さな女の子だった。

 あれ? なんか人数少なくないかな?


「紙縒ー、康平くーん!」


 甲板の上のヘカテーがこっちに気づいたようで、手を振っているのが見える。康平が手を振り返すと、アルヴァレイやヴィルアリアも手を振ってくれた。

 人ごみでティアラが手をつないでいた女の子の姿は見えないが、ティアラがまだ誰かと手をつないでいるのは見えた。

 ティアラもぎこちない所作で手を振っている、ように見える。表情は変わらず無を保っているけれど。

 と思っていると、船の階段ステップの順番が待てなかったのか、ヘカテーが船縁に足をかけて飛び降りた。

 アルヴァレイもやれやれと言ったように真似をして飛び降りる。

 続いて、ヴィルアリアも。

 1メートルちょっととはいえ、せっかちなのかな、みんな。

 難なく下船したヘカテーとヴィルアリアがこっちに駆けてくる。


「おはよう、紙縒」


「うん、おはよー」


 と口々に挨拶を交わす女子3人。ちなみにアプリコットは少し離れたところで傍観している。

 再び船の方を見ると、アルヴァレイはティアラが飛び降りるのを待っているようだった。ティアラは少し渋っているように見えるが、1つしかない階段ステップはさっきよりごった返している。


「このアプリコットって子から聞いたけど……うん……やっぱりそうなの?」


 こっちの3人加えて1人は何を話しているんだろう。

 アルヴァレイが下から手を広げて、ティアラをうながしてる。

 ティアラも頷いて、足を船縁にかけて上がる。女の子も一緒にだ。2人ともバランスを崩しそうで危なっかしいけど、下にアルヴァレイもいるから大丈夫だろう。


「……私達……そうそう……康平……」


 本当に何を話しているんだろうね。

 と思っていると、ティアラが船縁にしゃがみこみ、まず女の子を下ろす。

 そしてアルヴァレイがその子を抱えて地面に下ろすと、その子はきょろきょろと周りを見回した。

 その後、ティアラも足を船縁から下げて、アルヴァレイの手を頼りに飛び降りる。アルヴァレイがティアラを下で抱き止めると、ティアラの足がちゃんと地に着いてるのを確認してから、ゆっくりと手と身体をはなした。

 ティアラは顔を真っ赤にして身を引くと、右手を抱え込むように立ちつくす。

 手首でも痛めたのかと思ったけれど、アルヴァレイが心配そうに何か訊ねて、それにぶんぶんと激しく首を横に振っているから大丈夫なのだろう。

 そして3人も、話し込んでいる女子4人と僕の方に歩いてきた。


「おはよう、康平」


「うん、おはようアルヴァレイくん。ティアラさんも」


「あ、挨拶、朝」


 ティアラなりの挨拶を印象に残しつつ、


「その子は?」


 ティアラの服のすそを何故かぐいぐいと引っ張っている女の子を指差す。

 すると、その子が突然顔を康平に向けて、


「んむ? ワシか? ワシはインフェリア=メビウスリングじゃ。よろしくの」


「喋り方がすっごく気になるけど、この子は?」


「「人外」」


 康平よりも少し高めのアルヴァレイの声と平淡で静かなティアラの声が重なり、


「ワシは人じゃというに!」


「あんまり気にしないほうがいい話題?」


「まあ、聞かなくてもいいよ、ってぐらいの話題」


「そっか」


 アルヴァレイと康平は、2人で静かに笑った。

 そして、涙目になっているインフェリアから視線を外し、さっき浮かんだ疑問をアルヴァレイにぶつけてみた。


「なんか少ないけど、シャルルさんとルーナちゃんは?」


 そう言えば、なんで僕ルーナだけが『ちゃん』づけなんだろう。子供みたいだからかな、とか暇なことを考えつつアルヴァレイの顔を見ると、


「忘れてた……」


 硬直していた。

 隣を見ると、他のみんなも話を聞いていたのか表情が凍りついている。

 アプリコットは頬を人差し指の先でかりかりと引っ掻いて、


「完全に忘れてたんですよね。正直、船の上でも気づいてたんですけど。今さらどうしようもないかな~、なんて思いまして」


 あっけらかんとそう言った。


「迎えに行かないと……」


「ほっときゃ来ると思いますけどね」


「なんでそんなことが……」


「いやいや、あっちにはルーナ=ベルンヴァーユがいるんでしょう? においで港までは終えるでしょうし。船に乗ったことがわかればシャルロット=D=グラーフアイゼンがよほどの馬鹿じゃない限り、いずれヴァニパル共和国だってことはわかるでしょうよ。いつ何処行きの船が出たか知ってる人は知ってるんですから」


 確かに一理ある。

 どころかそれぐらいが妥当だろう。


「となると何処で待つべきかってことですけど、それはボクに任せといてください。大体の位置がわかれば、魔法の発動を特定できますから。彼女もどうせ空間転移魔法を使ってくるでしょうし」


「アプリコットって前からそんなコトまでできたっけ?」


「当たり前です、と言いたいとこですがチェリーさんの『アルテミス』を支配ハックしてるからできるんです。ボクは基本的には1人では何もできないですから」


「それよ。私たちチェリーに会ったけど、何があったの?」

 紙縒が慌てたように言うと、アプリコットは目を丸くした。


「あのチェリーさんに会ったんですか? かなり危ねぇ奴になってますよね」


「いや、危ないのは前からだけど」


「確証はないんですけどね。全部、狂悦死獄(マリスクルーエル)の仕業に違いありません」


 紙縒のツッコミを軽く流して、アプリコットはそう言った。


「私の持ってるデータと違うことが起きてるようね。となると狂悦死獄(マリスクルーエル)をどうするかが問題ね。アプリコット、とりあえず今わかってる情報を全部教えて。何が起こってるのかまだ把握しきれてないのよ」


 アプリコットはわずかに思案顔になって、黙り込んだ。

 そして、急に上を向いてじっと何かを睨み付けるような挙動をする。


「アプリコット?」


 紙縒は怪訝そうな顔でアプリコットの肩をつついた。


「話は後にしましょう」


 急に視線を元に戻し、今度は周りを睨み付ける。


「誰かがこっちを見てるみたいです。それだけじゃないようですが」


 アプリコットは細い指で、自分の耳を指し示す。


「聞かれてるの……?」


 少し低めに声を潜めて、紙縒がアプリコットに聞き返した。

 その場にいる全員に緊張が走る。


「敵意があるかもどこにいるかもわかりませんが、間違いないです」


 アプリコットも同様に声を潜める。


「仕方ない……。まず場所を移そう」


 アルヴァレイがそう言うと、


「こういう時にリーダーシップをとってくれるのは助かりますけど、何処か行く当てはあるんですかね? ぶっちゃけいつ戦場になるのかわかんねぇんですよ?」


「じゃあ薬師寺丸薬袋(やくしじまるみない)の所にしましょう。今、訳あって共闘中だから」


「訳って言うよりも、普通に狂悦死獄(マリスクルーエル)って人のことなんだけど」


「康平は黙ってて」


 しばらくぶりに口を開いたら、また話を禁止された。


「尾けられたらどうするんです? 衣笠紙縒特例管理官サマ」


「その呼び方はやめて。尾けられないわ。機界の正確な魔力レーダーでも無い限りはね。『遠式』式動」


 紙縒の指に挟み込まれた紙がポオッと光を帯びる。その光は紙縒の指を這い上がり、手、腕と、瞬く間に紙縒の全身を覆った。


「8分化」


 パッと弾けるように散った光は紙縒以外の七人の身体に付き、同じように身体を覆い始める。

 印象と違ってその光は暖かくもなく、かといって冷たいわけでもない。まるで身体に紙をまとっているような、そんなよくわからない感覚だった。


「芸の欠片もねぇ方法ですよね、転移魔法を使うなんて」


「静かにしないとアンタだけこの場所に残すわよ、アプリコッ」


 パァンッ!


 最初は何があったのかわからなかった。

 紙縒も、同様に他のみんなも細かくは違えどそれぞれ呆然としている。訳がわからないといった表情が皆の顔にありありと現れていた。

 手の中にある式紙に視線を下げた紙縒がビクッと震えて式紙を取り落とした。


「何よコレ……」


 紙縒が落とした紙を拾おうとしたヘカテーが思わず躊躇い、手を引っ込める。

 地面に落ちている式紙。

 その『遠』の字を消すように、そこに現れたのは『眼』だった。

 気味が悪い。

 そんな印象しか受けない異様な光景。

 その眼球は半分だけが立体的にせり出している。白目と呼ばれる部分は赤く、瞳の部分は濃い赤紫色で、虹彩があるはずの部分は黄色い輪のようで、それがぎょろぎょろと動いて見上げてくる。


狂悦死獄(マリスクルーエル)……」


 誰ともなく、そんな呟きが聞こえる。


「ふむ、気持ち悪いのぅ」


 とか言いつつ興味津々のインフェリア。


「どうやらボクらを逃がす気はねぇようですね。位置も掴めない上に、この辺り一帯に魔法無力化結界マジックキャンセル・フィールドを張られたようです。おそらくこれがその起点になったんじゃねえかと」


 そう呟いたアプリコットは、何の躊躇いもなくその眼球に足をかけ、


「見たくねぇ人は目ェ閉じてた方がいいと思いますよ」


 と警告した。

 その警告を受けてすぐにヴィルアリアとティアラ、そしてヘカテーと紙縒までもが目をつむり。


 グシャ。


 嫌な音を立てて、その眼は潰れた。


「仮想空間の展開にも魔法による介助システムを採用してますから、たぶん使えないでしょうね」


 と原型をとどめていないそれをそのまま式紙ごと蹴って、海に落とした。


「理由はわかりませんが、狂悦死獄(マリスクルーエル)はこちらを狙っているようですね。誰を狙ってるかは追求しませんが、面倒ですね……」


 アプリコットはそう言うと、チラッとこっちを見た。

 『狂悦死獄(マリスクルーエル)の櫃』である僕、狗坂康平を。

 まるで全てを知っているかのように。


 カツン。


 異様に目立つ足音がその場に響いた。


「カナリアは何故鳴く?」


 ギクッ。


 康平は何故か誰よりも早く、その足跡と声のした方を振り向いた。


「人は何故死を恐れる?」


 若い男の声。

 しかしその声はひどく落ち着いていて、何よりも重く頭に響いている。

 そこには長身の男が立っていた。

 銀髪に、暗緑色ダークグリーン基調の服に漆黒のマントを羽織っている。

 そして何よりもその顔の上半分、目の辺りを隠すように横に巻かれた黒い布が目立っていた。


「それは理、常たる自然。我、その秩序を壊す者なり」


 康平は初対面にもかかわらず、なぜか目の前のそれが確かに狂悦死獄マリスクルーエルであることを感じていた。


「いやいや、いきなりラスボスとか。なんでボクの周りには頭のおかしい奴らばかりしか集まらないんですかね?」


 アプリコットの自嘲気味の台詞が聞こえてくる。


「貴様、我を知りたるか。ならば我は命じよう。知らぬ者は痴れ、知る者は……」


 狂悦死獄(マリスクルーエル)が指をパチンと鳴らした途端に、ズンッ。


「死ね」


 康平が恐る恐る振り返ると、さっきまでアプリコットの立っていた位置に人の背丈を超える、女性を模された棺のようなものが立っていた。


「アイアンメイデン……」


 紙縒がそう呟き、何故かインフェリアが子供らしくない深いため息をついた。

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