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≪連載停止→改稿版連載中≫  作者: 立花詩歌
第二章『ティーアの悪霊』
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(4)悪霊‐Schreckliche Fähigkeit‐

 『自己人格操作(セルフ・コントロール)』。


 知りたくもないことだったが、こっちの無反応を歯牙にもかけず、ルシフェルは饒舌に話し始めた。

 自己の人格を、ある程度の汎用性を持たせて創造・支配する能力のようだ。

 その人格には一つにつき一つの能力を占有させることができる。

 身体が一つだろうが関係なく、その人格を表に出すだけでその能力を行使できる。

 さらに人格の切り替えによる隙は皆無に等しく一度肉体に付与される形で行使された能力はルシフェルが望むまで継続される。

 聞いてる限りは弱点は無さそうだった。

 リィラが戦闘不能な今、俺と鬼塚だけでリィラを守りながら戦うしかない。そう考えた時頭によぎったのは、身体を瞬時にバラバラにされた成竜の姿だった。あの竜が絶命した時の様子が頭の中に浮かび上がってくる。

 となれば先手を打つしかない。

 そう思って鬼塚を見ると、瞳を異様に輝かせて親指を天井に向けていた。何を考えてるのかは相変わらずよくわからないジェスチャーだが、同じ考えであることを祈るしかない。

 瞬間。

 鬼塚はルシフェルとの間合いを詰めていた。

 低く構えた鬼塚の拳が、ルシフェルのあご目掛けて振り上げられる。


 ゴッ!!


 金属製の鎚が打ち据えたような鈍い音がした。

 しかし、ルシフェルはアッパーを受けて宙を舞うどころか、地に足をつけたまま微動だにしていなかった。時が止まったような錯覚を感じた瞬間、ルシフェルのあごに止められた拳がみしっと嫌な音を立てて血を噴いた。


「アンタがルシ姉の想い人かい?」


 人の神経を逆撫でするように話していたルシフェルとは違って、屈託のない明朗としたはきはきした声だった。

 突如、ぐにゃぐにゃと波打つルシフェルの身体は瞬く間に、ボーイッシュな短髪の少女の姿に変わった。目は青色でどこかルシフェルに似たような外見だがどこか大人びた印象を受ける。焼けたからか地肌の色か、小麦色の肌が日の光の当たらない室内ですら鮮やかに輝いて見えた。


「なに、この筋肉ダルマ……」


 第二声からトーンが急下降だ。


「いきなり出てきて失礼かとは思いますが、鬼塚に対しては同感です」


 本心に嘘を吐けない。

 その言葉にもう1人の存在に気づいたようで、少女の人格は俺を一瞥した。

 次の瞬間、目をキラキラと輝かせながら突然大声で。


「おお、久しぶりじゃねえか!」


 叫んだ。

 不自然すぎるほどにフレンドリーだった。

 何処かで会いましたかと聞くべきなのだろうが、今そんな鬼塚的行動をとる余裕はない。


「何処かで会いましたか?」


 いやだがしかし、なかなかどうして、俺はどうやら思っている以上に鬼塚と同レベルのようだった。

 プチショック到来のファンファーレが頭の中に響き渡る、気がした。


「いや、初対面」


「ですよね」


 敵と味方の枠組みを超えて肩を並べて笑い合うことも大事だとは思うが何かが間違っているような気がする、どころか明らかな間違いだった。


「アタシは『第三人格サード』、名前は確か『カマボコ』!」


 もう突っ込まない。

 別に名前がとある地方の魚主原料の練り物と同じだろうがどうでもいい。


「もういいわよ! 引っ込めエヴァ!」


 少女は突然叫んだ。

 ルシフェルが表に戻ったのだろう。


「言っとくけど、カマボコなんて変な名前じゃないからね。あの子にはちゃんと『祝福の鎮魂歌エヴァンジェル・レクイエム』っていうかっこいい名前があるんだからねっ」


 心底どうでもいい。

 自慢げに鼻を鳴らすルシフェル。

 中身はどうあれ、確かに身体能力に関しては、圧倒的な力量差だった。

 俺にはこの『悪霊』を倒すことも、逃げることすら絶望的なのだろう。


「ねぇアル君。あのリィラとかいう女とそこの筋肉ダルマだけなら見逃してあげても良いよ」


 鬼塚の指がピクッと動いた。こめかみにビキリと青筋が走った。

 しかし鬼塚は動かなかった。


「どういうことだ……」


 俺が呟くような声で言った。

 そのままの意味でとるならば、俺の命と引き換えに2人は見逃すという意味だろう。


「アル君が私の遊び道具(ヽヽ)になってくれたらそこの2人に危害は加えない。ううん、アル君がいてくれたら周りの村にもわざわざ行かなくてもいいよ」


「俺が生きてる限り……ってことか」


「あはっ♪ よくわかったね。やっぱアル君ってすご~い!」


「何でだ……?」


「何が?」


 白々しい顔でとぼけるルシフェル。


「どうして俺にこだわるんだ?」


「えっとね。最初に見たときから頭の中もやもやしてて。……ってことにしといて。アル君は知る必要はないから……。うん」


 そう言うルシフェルは様子が変わった。

 さっきまでは決められている台詞を読み上げるようにすらすらと話していたルシフェルが急に言いよどみ口をつぐむ。


「あれ? 何で私……アル君を遊び相手(ヽヽ)にしようと思ったんだろ?」


 ルシフェルの呟きは微かだったが、俺はしっかり聞き取っていた。

 それとともに直前まで俺の中で一貫していたルシフェルの人格像が揺らぎ始めた。

 残酷で、辛辣で、非道で。

 『悪霊』。

 彼女はそう呼ばれるほどに残虐な本質を持っているはずだ。『悪』とその存在を疎まれ憎まれ恐れられ、『霊』とその存在を許されないものと望まれる。少なくともそういった存在のはずなのだ。

 しかし、今の彼女からはそういった緊張感や雰囲気といったものが感じられない。

 俺や鬼塚をそっちのけで何かをぶつぶつと呟いている。


「あー、もう何が何だかわかんないい~。いいよもう! 皆みんな殺してやる~!」


 快活明朗な声で物騒なことを言い始めた。吹っ切った、というよりぶっちぎったと言う方がしっくりくる様子だったが。


「めんどくさい!」


 ニィッと笑うルシフェル。その口から覗く鋭い犬歯を舌が這う。

 真紅の瞳はルシフェルの殺気に伴うように金色に変わった。


「アル君知ってるかな♪ 笑いって最初は攻撃的な動作だったんだって」


 ルシフェルの姿が瞬時に消えた。

 俺がその姿を探そうと周りを見回すと、ルシフェルは音も気配もなく鬼塚の背後にあるリィラの寝ているベッドの前にいた。


「まずはさっき私を殺そうとした牝からだ!」


 膨大な殺気。

 その場にいるだけで息が詰まるような圧迫感。


「うおおおおぉぉぉぁあ!」


 鬼塚が慌てたように叫び、一瞬でルシフェルとの間合いを詰める。

 そして、ルシフェルとリィラの間に身体を割り込ませる。


「と思ったけどやーめた」


 その声がしたのは鬼塚の後ろ。

 リィラを背後にかばうように動いた鬼塚の後ろ、ルシフェルはベッドに横たわるリィラの上に座っていた。


「死んじゃえ♪」


 ヒュッと空気が裂ける音がした。


 グジュアッ!


「ぬぐっ!」


 ルシフェルの突き出した腕が鬼塚の肩を貫通した。

 肉が裂け血管がちぎれる音、血の匂いが部屋中に充満する。

 鬼塚が回避行動をとらなければ心臓を貫いていた位置だった。


「あれ? 意外と速いね。図体がでかいからもうちょっとのろいと思ってたのに」


 鬼塚の肩口から噴き出す血を見た俺は鉤爪をつける隙もなく、剣を手にした。そして、走り出す勢いのまま上段からルシフェルに斬りかかる。

 ただ無言で、俊敏に。

 しかし、ルシフェルはその刃の通過点にいるにもかかわらず、避ける素振りも見せなかった。

 そして、悪戯っぽい笑みを浮かべて俺を一瞥し、一言。


「今、私が避けたら剣を止められる?」


「っ!」


 ルシフェルの下には、リィラがいる。

 しかし、自己流とはいえ何年も鍛錬を続けてきた俺にとって難しいことじゃない。

 そうわかってはいた。

 しかし、とっさにそう言われて、剣を握る手の動きが躊躇いを覚えてしまった。

 一瞬の隙、瞬きすらできないほどの短い時間だったがルシフェルにはそれで十分だった。


「アル君ってさぁ、人殺したこと、無いでしょ?」


 声がしたのは前ではなく後ろ。

 目の前には未だ目を覚まさないリィラと、肩をおさえて石造りの床に片膝をつく鬼塚の姿だけだった。


「っく!」


 剣を振り、振り向きざまに斬りつける。


 ざくっ。


 ルシフェルの頬に赤い筋が入った。

 なぜその一撃が当たったのかはわからないが、その切っ先を避け切れなかったのだ。

 遅れてその傷口が赤くにじみ、血が頬を伝う。ルシフェルは小さな手を恐る恐るといったようにその傷口に当てた。


「もしかして……?」


 ルシフェルは突然そう呟いた。


「いや……」


 ルシフェルの身体が崩れ落ちた。

 深い傷じゃない。

 致命傷にも成りえない。

 しかしルシフェルは倒れた。


「……?」


 俺は呆然としながらも、剣を持つ手に力を入れた。

 またルシフェルの演技の可能性がある。これで油断したら間違いなくやられる。

 そう思った。


「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


 ビクッ。


 突然、ルシフェルがあげた叫び声に俺は思わず後ずさる。


「いや、いやっ。まだいやだ……来るな、出てこないで!」


 訳がわからない。

 ルシフェルは叫びながら、頭に両手を当てて、床の上でもがく。

 目は何らかのおびえが含まれ、身体中を震わせていた。


「まだ……まだ……出ないで……ヘカテー」


 ルシフェルの身体がびくんと大きく揺れた。

 口からはだらしなく涎をたらし、目からは涙があふれている。

 ここまで来ると演技のレベルではなかった。


「やだ……」


 声がか細くなる。

 既に『ティーアの悪霊』の面影は無かった。

 無言でルシフェルを見下ろしていた俺は、そこでやっと気がついたように鬼塚に駆け寄った。


「大丈夫ですよね」


「おい、小僧。心配している台詞ではないな」


 心配するわけがない。

 鬼塚の肩からは血が溢れ出し、床に血だまりを作っていた。

 しかし、流れている血の量はかなり多いが、本人の様子を見るとたいした傷ではなさそうだった。

 ただ、できるだけ早めに手当てしないとどうなるかはわからない。一応、医者の生まれである俺はその程度のことまでは診ることができる。


「あいつはどうなった?」


 鬼塚は痛みを感じさせないようなはっきりとした声で言った。

 あいつというのはルシフェルのことだろう。


「わかりません……」


 アルヴァレイはルシフェルのほうに顔を向ける。

 ルシフェルはまだ床に倒れている。


「……!」


 俺はルシフェルの方に身体を向けなおし、剣を再び握りなおす。

 ルシフェルは静かになっていた。

 震えることも悶えることもなく、ただ床の上で身を小さくして止まっていた。


 その瞬間、ルシフェルは立ち上がった。


「ふう」


 ゆっくりと息を吐いて、静かになったルシフェルはチラッと俺たちを見た。


 雰囲気が違う。

 どこがどう違うのかわからないが、何かが決定的に違っていた。

 ルシフェルは無言のまま直立していた。


「まったく、ね。私もあんまり人のことばっかり言えないなあ」


 はぁ、と再びため息をつくルシフェル。

 俺は身構えた。

 次の瞬間、ルシフェルは、腰を落とし、姿勢を低くし、両手を地面についた。

 鬼塚と俺に隠しきれない緊張が走る。


「外に出るのも久しぶりだけど、とりあえずごめんなさい」


 まごうことなき、土下座だった。


「は?」


 鬼塚が間抜けな声を上げる。かと思ったら、それは自分の声だった。

 頭を地に近づけたまま、微動だにしないルシフェル。

 まだ演技の可能性はある。これまでにルシフェルの性格が悪いことは重々承知しているからだ。

 しかし、ルシフェルの姿とはあまりにも外れた、正反対の姿に動揺を隠し切れない。


ルシフェル(ヽヽヽヽヽ)が取り返しのつかない迷惑を掛けたようなので、私から謝ります。だからごめんなさい」


「ルシフェルだと? むぅ。貴様は悪霊ではなくまた別の人格なのか?」


 鬼塚はゆっくりと立ち上がりながら、生涯最高と思われる冷静さと真面目さでもって、それに向かって問いかけた。

 その言葉にピクリと動いたそれはおもむろに顔を上げた。


「ある意味では合っていますが、ある意味では違います」


「ぬ? 意味がわからんぞ。小僧、翻訳して俺に教えろ」


 簡潔にまとめろと言うならともかく、翻訳も何も同じ言語だ。


「えーっとそうですね。この建物の南西に筋肉の神様がいるので、会ってきてみてはどうですか、と言ってます。鬼塚さん、先に行ってきて良いですよ」


 棒読み万歳。


「なるほど! ふははははははは!」


 鬼塚が爽やかな笑顔で走っていった。

 邪魔者排除。鬼塚がいるとまとまる話も壊されかねない。

 というかあの人、肩の方は大丈夫なのだろうか。


「とりあえず、このままじゃルシフェルと区別がつかないですよね……」


 そよ風が森の木々の葉を揺らすような音がした。そして、その音が大きくなり、小さくなり、その姿は変わっていく。

 髪の色は赤から白銀に。

 瞳の色は赤から金に。

 身長が伸び、表情も大人びるよう育ち、身体全体を包む空気はどことなく暖かさを感じさせる。

 優しげな表情の、いわゆる美少女だった。


「説明、させてください」


 その上目遣いに一瞬剣を下ろさないように、口で鉤爪の紐を締め、うなずいた。


「その前にひとつだけいいですか?」


 その少女はどこからか金色の鎖を取り出しながら、上目遣いでアルヴァレイを見つめてそう言った。


「私の身体を縛ってください」





 廊下を爆走。

 ここは何処だ? どうやら、迷った。

 いやそんなことより筋肉神よ、待っていろ。


「ナンセイは、ナンセイとは何処だ?」


 ひたすら廊下を走り続けたが、何処にもナンセイとは書かれていなかった。

 『ナンセイ』とはどこかで聞いたことのあるような響きだが、如何せん何処で聞いたかすら覚えていない。意味も皆目わからん。よくわからん以上は足で探すしかあるまいよ。

 とは言え。


「ぬぅ……迷ったか」


 おのれ灰色ばかりで面倒な城め。

 しかし、筋肉神とはさぞや強いものなのだろうな。

 俺の筋肉ならば勝つことなら造作もないが、ふはは。耳が鳴るな。


「その前に一仕事やっておかねば」


 さて、どの部屋だったか。

 いや、ここは何処だ?





「山に登ったからだと思いますが、間違いなく言葉を勘違いしてますね」


「どうかしました?」


 おっと、声に出てしまった。


「別に。なんかそう言わなきゃいけないような気がしただけ」


 何で、こんな長い文を突然口に出すなんてどうかしてる。

 今のはなんだったんだろう。


 目の前には金色の鎖に身体中をがんじがらめにされた少女が静座している。

 金色の鎖はその少女の後ろ手の両手首に絡みつき、這うように腕を上がって肩を回り、胸の辺りで交差して、肌に食い込みながら足まで二重螺旋のように脚に下り、その両手足首を足の付け根と固定するように身体全体を拘束していた。今のその状態では立つことはおろか、身体の向きを変えるのも困難だろう。

 俺の保身のために言っておくが、その縛り方は少女の指示で、俺がしたのは言われたとおり少女の柔肌に鎖を這わせただけだ。

 少女を椅子に座らせると、テーブルを挟んで向かい合う位置に俺も腰を下ろす。

 そして、その少女に向き直り、直視しづらいためテーブルの上に視線を落とす。

 その場所はその少女の座る側のテーブルの端であり、そこに目を遣るとちょうどその少女の上半身が視界に入ってくるわけで、つまり俺の考えが及ばなかっただけで、それは必然だったわけで。

 胸の辺りで交差した鎖が2つの膨らみをこれでもかというぐらい強調してしまっているわけだった。

 俺が思わず目を逸らすと、どうかしましたか、とその少女は心配そうな顔で覗き込んでくる。また上目遣いだった。


「何でもない……」


「そうですか? えっと、では。まず私はヘカテー=ユ・レヴァンスって言います。最初に言っておきますが、ルシフェルと違って何の力も無いただの神族の可愛い女の子ですから」


 自分で可愛いって言いやがった。

 しかし、外見を見ただけではあながち嘘でもない。

 というか、今さらだけどシャルルといいヘカテーといい世俗から離れた奴らはなんで可愛い女の子ばかりなんだろう。まだ2人しか見ていないから、偶然かもしれないけれど。


「アルヴァレイさんは『旧き理を背負う者(エンシェントルーラー)』って知ってますか?」


「エンシェントルーラー?」


 聞いたことのない言葉の響きだった。

 もちろん聞いたことなんてない。

 話がずれていないか、心配になるがとりあえず先を促すことにする。


「知らないはずです。私もルシフェルに聞くまで知りませんでした。迷惑のお詫びに私が知っていることを全てお話します。ちょっとだけ長くなりますが」


 ヘカテーは一拍おいて、再び口を開く。


「2000年とちょっと前、世界は大きく変わりました」


 ヘカテーはそう語り始めた。

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