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≪連載停止→改稿版連載中≫  作者: 立花詩歌
第一章『黒き森』
11/98

(10)奔走‐Die Nacht des Alptraumes Ⅱ‐

「……ル……」


 誰かが身体をゆすってくる。俺の聞き覚えのある声の気がする。でも、誰だっただろう。


「……なさい……ル」


 眠い。なんだかとてつもなく眠い。身体が動いてくれようとしない。まるで、体重が数倍になったかのように重く感じる。


「今すぐ起きないと、下から最新作の下剤を持ってくるわよ」


「お、おはようございます。お母様」


 起き抜けで、まだ寝ぼけてるような息子になんて恐ろしいことをする気なんだ、この母親は。おかげさまで眠気は吹っ飛んだけど、代わりに身体の震えが止まらない。


「早く起きて、店の準備手伝ってよ」


 そんなことで、息子をトイレに引きこもらせるつもりだったのか……。いつも父さんがいない時すら1人で全部片付けてるくせに。今日はどんな気まぐれだ?

 母さんは言いたいことだけ言うと、ドアを開けてさっさと部屋の外に出た。

 そこで突然違和感に気づいた。そして、その疑問をすぐに口に出す。


「母さん。シャルルは? 下にいるの?」


「今日は見てないわよ。そういえばどうしたのかしらねぇ」


 あまり興味なさげな声でそう言うと、階段を下りていってしまった。


 ――明日も絶対に来ます――


 シャルルの昨日の別れ際の言葉が脳裏にちらつく。朝来なかったことなんか今までにも何回かあっただろ。今回もたぶん都合が悪くなっただけさ。そもそも毎朝来るっていういつもの方がおかしいんだ。


「どうしたんだ……?」


 妙に胸騒ぎがするというか、なんとなく嫌な予感がした。

 いつもなら開け放されている窓。シャルルの出入り口の窓は――ぴったりと閉じられた昨晩のままだった。





 お昼を過ぎて、俺が店の仕事から解放されても、シャルルは姿を現さなかった。


「体調でも……崩したのかな?」


 悪い考えを振り払うように、そう口に出しては見たものの、やはり心配なことに変わりはなかった。


「……鍛錬やってれば、そのうちひょっこり顔出すよな」


 壁に引っかけてある鉤爪と片手剣の入った袋を手に取り、部屋を出る。

 そう言えば、前にシャルルが来てたのに気づかなかったことがあったっけ。

 そんな淡い期待を覚えつつ、裏通りに通じている扉を開く。


「やっぱりいない、か」


 扉を開いた目の前にも、近くの壁際にも、何処にもシャルルの姿は無かった。


「こんにちは……」


 いつものように裏通りの一画で集まって世間話に興じる主婦たちに軽く声をかけると、俺は鍛練の準備を始める。

 鉤爪を革のベルトで左手に固定し、短剣を静かに鞘から抜く。

 そして準備運動もそこそこに戦技鍛練を始めたわけだが、普段通りの無心を保てない。集中できないのだ。


「ウチの人。昨日酒場に行くって家を出ていってからまだ帰ってきてないのよ? そのせいで今日は店を開けてないの。私は店のことは全然わからないのに……。まったくっ、今度はどこほっつき歩いてるのかしら」


「そうなの? 私のトコなんか酔って帰ってきてすぐにまた酒場に行っちゃったわ」


「あなたの旦那って女癖悪いんだってねぇ。やーね、男って」


 近所の主婦たちの話。いつもなら気にせずに済むような話も、どうも耳に残ってしまう。シャルルがいないってだけで、こんなに心乱されるなんて。いるならいるで別の意味で心乱されることも多いけれど。


「そういえば知ってる?」


「何を?」


「ほら、黒き森(シュヴァルツヴァルト)の話……」


 黒き森(シュヴァルツヴァルト)!?

 短剣を低く構えた体勢のまま、身体の動きをピタリと止める。

 今、確かに黒き森(シュヴァルツヴァルト)って言っていた。黒き森(シュヴァルツヴァルト)がなんだ? 黒き森(シュヴァルツヴァルト)がどうかしたのか?

 主婦の二の句を待つわずかな時間で、消えかけていた嫌な予感とも言うべきものが、再びふつふつと膨らんでくる。


「聞いてないわよ……何か出たの?」


 周りの主婦たちの声のトーンが急激に下がる。当然だ。テオドールで出る黒き森(シュヴァルツヴァルト)の話なんて良かった試しは全くないのだから。


「あんまり憶えてないけど、あの森の飛獣に討伐令が出たらしいわ。エルクレスの王立騎士団から専門の討伐隊が出たそうよ」


 ゾクンと背すじが凍りつくのを感じた。

 心臓を握られているような痛みと共に、喉を絞められるような息苦しさに襲われる。心臓の鼓動も激しく高鳴り、立っているのもやっとだった。


「……それって大丈夫なの? もし『黒き森(シュヴァルツヴァルト)の魔女』を怒らせたらまずいんじゃ……」


「知らないわよっ。この街がとばっちり受けなきゃいいけど……」


 周りから聞こえていた声が、していた音がだんだんと小さくなり、全てが遠ざかっていくような気がした。

 あの森の飛獣に討伐令?

 王立騎士団?

 魔女?

 シャルルは今日、来なかった。いや、来れなかった……?


「討伐隊はいつ出たんですか!?」


 俺は思わず主婦たちに向かって叫んでいた。突然の大声にビクッとして、後ずさる主婦たち。しかしその時の俺はよほど普通じゃない様子に見えたのか、逡巡迷ってその内の1人、さっき討伐令の話をしていた主婦がおもむろに口を開いた。


「確か、今朝早くよ……」


 今朝早くだって!?


「まさかシャルル……っくそっ!」


 すぐにとって返し、通りから袋と鞘を拾い上げると、主婦たちを押し退けるように大通りに飛び出した。

 珍しく人通りが少ないテオドールの街道を走る。テオドール北側通用門、黒き森(シュヴァルツヴァルト)に最も近い街の出入り口に向かって。

 迷っている暇は無かった。

 ただシャルルが心配だったのだ。

 冷静さを取り戻してから立ち返れば、他にもいくらか手段はあっただろう。そんな余裕もなかったのだから、どれだけ慌てていたかは察してほしい。


「討伐令? 王立騎士団!? くそっ……なんでそんないきなりっ……」


 王立騎士団は戦技や魔術に長け、実践経験も豊富なエリート集団。あんな奴らが出るなんて、高位の魔獣か魔物ぐらいだ。そんなのがたかが飛獣1匹のために出るなんてこれまで聞いたことが無い。


「ちょっと待てよ……?」


 飛獣1匹?

 たかが飛獣1匹のために出るなんてありえないとしたら……1匹じゃない……? 1匹じゃないとすれば――。


「アルペガか!」


 3頭もいるんだ。

 安全性と確実性のことを考えれば、王立騎士団が出てきてもおかしくはない。

 シャルルが自分の家族が殺されそうになって何もしないわけがなく、アルペガを連れて逃げているか、何らかの抵抗をしているだろう。

 でも、なんで発覚した?

 アルペガは1頭だけでも危険視されるような飛獣だ。獰猛で肉食、罠にかからないほど警戒心が高く賢くて、巨体に似合わない機動性を誇る飛行能力を持っている。その毛皮は下級魔術・魔弾を弾き、なかなか物理剣刃を通さない。つまり一般人にどうにかできる代物じゃない。

 それ故に一度でも目撃されれば、それは周りの町や村に通達が行き、そこの全住民に伝えられる。皆皆が護身用の魔術で身を固め、討伐完了の通達が来るまで絶対に単独行動をしない。シャルルの楽しそうな空気と異常続きによる感覚麻痺で気がつかなかったが、元来アルペガという飛獣はそれほどのものなのだ。

 少し前まで、俺は黒き森(シュヴァルツヴァルト)にアルペガがいるという情報を知らなかった。つまり、今まで見つかっていなかったってことだ。エルクレスの王立騎士団が出たのなら複数、少なくとも2頭が目撃されたことになる。

 なにか事件があったのだろう。特に人命に関わる事件が。


「走っていくには遠すぎるか……」


 ただでさえ馬鹿みたいに広いテオド-ル。北側通用門までだけでも、10キロ以上距離がある。今から休まず走っても、門に着くのは日暮れ前だ。それでも走るしかなかった。できることがそれしかなかったからだ。

 もちろん俺が行ったって何かが変わるわけじゃない。

 討伐令を撤回させるだけの権限も、王立騎士団を退けるだけの力もない。もしシャルルに会えたって、戦うにしても逃げるにしても足手まといにしかならないだろう。

 でも後のことをあれこれと考えるより、まずはシャルルの安否が知りたかった。シャルルは世間とのあらゆるつながりを絶っている。その安否を確認するには、直接会うしか方法はないのだから、俺が今やれることはただ走ることだけだった。


「はぁはぁ……はぁっ……はぁっ……」


 まだいくらも走った気がしない。それなのにもう息が切れ始めていた。北側通用門までですらまだまだ遠いのに、俺の体力はすでに限界だった。7年もの間1日も休むことなく、鍛えてきたのに。努力も鍛練も、全ては大して役に立たないモノだったのか? こんなことなら、シャルルに空間転移魔法テュアシュトラーセを教わっていた方が良かったんじゃないのか?

 今となっては、シャルルが言葉だけで発動できると言っていた、古い空間転移魔法テュアシュトラーセの言葉すら憶えていない。たかが数メートルだと笑ったあの時の俺をぶん殴ってやりたい。

 せめて馬車か騎獣でもあれば、と思って通りのあちこちを見回したが、それらの姿は何処を見てもなかった。


「はぁっ、はぁっ……」


 スピードががくんと落ちる。限界が来たのだ。感覚だが、おそらくまだ5キロも走っていないだろう。それからすぐ足が引き攣りそうになって立ち止まってしまった。肩で息をし、両手を膝に突っ張ってようやく身体を支えているような状態だった。

 もしかしたら、シャルルはとっくに逃げているのかもしれない。

 ハクアクロアに入れば、王立騎士団の騎獣は慣れない山道で格段に性能が落ちる。シャルルが森を捨てていれば、ルーナの足に追いつける騎獣なんていないはずだ。詳しくはわからないが、アルペガだって高位の飛獣。地上でもそれなりの速さは出るだろうし、空だって飛べる。王立騎士団といえどもそう簡単にやられないはずだ。戦おうとさえしていなければ、逃げるだけなら、やり方次第でなんとかなるはずなのだ。

 そう、戦ってさえいなければ。

 でも――もし戦っていたら?


「逃げててくれ……頼むから」


 頭に血を巡らせている内に、少しだけ呼吸が落ち着いてきた。脚もさっきほどつらくはない。また走れそうだった。

 袖口で額の汗をぬぐうと、再び北に、黒き森(シュヴァルツヴァルト)に向かって俺は走り始めた。







 俺が黒き森(シュヴァルツヴァルト)に着いた時、日も完全に落ちきって、辺りはもう真っ暗になっていた。とはいえ、元よりトイフェルブラットのせいで日光が遮られ、森全体が暗いのだが。

 黒き森(シュヴァルツヴァルト)の中はまるで何も起きていないかのように静かだった。普通の感覚なら、この静けさに納得して道を引き返してしまいそうなほどに。だが今の俺にとって、この森は今、不自然に静かすぎる(ヽヽヽヽヽヽヽヽヽ)。いくら黒き森(シュヴァルツヴァルト)といえども自然状態の宝庫である森なら聞こえてくるだろう虫の鳴き声や風が草葉を揺らす音すら聞こえなかった。

 周りを警戒しながら、木々の間をまっすぐ進む。暗い道だが、目は既に闇に慣れきっていて、歩く分には問題なかった。


「酷いな……」


 立ち止まって周りを見回す。前に上から見たような、ほんの少し木々が開けた内の1つなのだろう。月の光が射し込む小さな広場には倒れた木々の残骸や折れた剣の破片があった。古いものではない。ここで確実に戦闘があったことを裏付けている。

 焼けている木。表面が巨大な爪痕に抉られている木。折れた剣の刃先が突き刺さっている木。丸ごと潰されている木まである。

 辺りには、鉄のような生ぐさい臭いがうっすらと残っている。あまり考えたくはないが間違いなく血のそれだ。

 しかし、そんな状態にも(かかわ)らずあるだろうと覚悟していた動物の死骸や人間の死体はなかった。

 今通っている道から外れたところまで見たわけではないから、もしかしたらあったのかもしれないが、少なくとも直接目にすることはなかった。

 ルーナの背に乗って来た時の何倍もの時間をかけ、途中どっちに進んだらいいのか迷いつつも奥に入っていくと、運良くシャルルの家のある開けた丘に出た。

 途端に思わず言葉を失った。

 そこにはシャルルの家はなく、あるのは叩き折られた木材や瓦礫の山を初めとする小屋の残骸。それとかろうじて騎士甲冑に包まれているもののその鎧から突き出ているはずの手足や頭部のない肉塊や、大蛇や熊の(むくろ)だった。

 今までに感じたことのない激しい吐き気と頭痛に苛まれながらもその中を歩き回ると、見覚えのある白い巨塊を見つけた。今回の討伐対象だった可能性大の飛獣アルペガだ。

 それに寄り添うようにもう1つ。近寄って呼吸と脈を確かめるが、既に2頭とも完全に息絶えていた。

 身体中に剣や槍を突き立てられた痕があるから、たぶん死因はこれだろう。白く立派だった毛皮は固まりかけた血の色でどす黒く染まり、魔弾を受けたような火傷もあった。焼け方が不自然なのは、おそらく木製の槍か何かを突き刺し、それごと燃やしたのだろう。そこはそれ、魔弾を弾く毛皮の対処の仕方も手慣れている。さっきの鎧もそうだったが、こうなってくると討伐令の話もほぼ確実に推測通りだろう。


「シャルルは?」


 森の入り口同様、周りは不自然なほど静かで、いくら見回しても動くものは何もなかった。少なくとも今見える中にシャルルの姿はない。小屋の残骸も覗けるところは全て覗いたが、人らしきものは見当たらなかった。

 アルペガの最後の1頭も、そしてルーナの姿も見当たらない。少なくとも、この惨劇の跡地では。

 この丘には人側の死体がたくさん横たわっているが、アルペガ3頭の討伐隊にしては数が少なすぎる。色々な規定も詳しくは知らないが、討伐対象もさることながら内情もよくわからない黒き森(シュヴァルツヴァルト)にこの程度の人数で来るとは思えない。

 たぶん残りは逃げたか、まだ何処かで戦っているかのどちらかだ。でもどちらにしても俺はシャルルの元に行かなきゃいけない。なぜなら今、シャルルの友達は俺しかいないんだから。

 もう一度周りを見回す。

 目を閉じて耳を澄ませても、何の音も聞こえなかった。でも確かに俺は感じていた。ここの空気に含まれたピリピリとした緊張感。おそらくこれが殺意なのだと一瞬で理解させられる、本能に直結した感覚。少なくともいるのだ、この森に。シャルルも、王立騎士団の討伐隊も。

 ただの直感だが。

 とりあえずシャルルがどこにいるかを探さなければならない。動くもの、人でも動物でも生存者がいれば方向ぐらいはわかったのだろうが、今はそれもない。

 となるとやはり高いところに登ってみるしかないのか、と無駄に険しくそびえるハクアクロアに恨めしげな視線を送る。

 そして唐突に初めてハクアクロアに来た時のことを思い出した。


「その手があったか……いやでもな……」


 これから俺がやろうとしていることは、はっきり言って危険以外の何物でもない。それにうまくいくかも判らない危険な賭け(ギャンブル)

 重要なのはまずあいつが生きているだけでなく健在であること。そして、俺の周りに余計な奴らがいないこと。

 この2つが最低条件。

 騎士団側の方もシャルル側の動物たちも殺気立っているだろうからだ。

 それでもそれぐらいしか方法は思いつかない以上、試してみるしか手はない。

 大きく息を吸い、口に指をくわえる。そう、いつかシャルルがやったように。


 ピィーッ!


 周りの森の中に音がこだまし、やがて吸収されて消えるまで、俺は丘の上で目を閉じて耳を澄ませた。


「ダメか……な……」


 この策が失敗したとなれば、すぐにこの場を離れなければ自分の身が危ない。

 今の音を聞いた討伐隊の騎士や目的の獣以外が聞いていたら、殺されてもおかしくない。空気すら殺気に満ちている戦場だ。敵か味方かの区別がつく保証はどこにもない。

 俺は地面に下ろしていた鉤爪と短剣の入った袋を拾い上げ、急いで丘の上から駆け下りる――その時だった。

 それ(ヽヽ)は地面をえぐりながら、俺の目の前で急停止した。

 姿を現した、闇夜に紛れるような漆黒の毛並みを持つ生きる突風。残像すら見えるほど目立つのは、目の後ろに血のように広がる赤い毛並み。


「ルーナ、お前無事だったか!」


 シャルルの家族であり、高速を誇る騎獣、ベルンヴァーユのルーナだ。

 見たところ怪我はないようだった。

 まあ、矢どころか放たれた魔弾よりも速く走りかねないベルンヴァーユに傷を負わせるなんて偶然の悪戯でしかないのだが。

 俺がルーナの背になんとかよじ登ると、ルーナは何故か低く鳴いた。


「ルーナ。俺をシャルルのところまで連れていってくれ。頼む」


 ところがルーナは走り出すどころか、足を動かそうとすらしなかった。ルーナは首だけを曲げて、背中にまたがる俺の方を振り返る。その目は動物とは思えないほどの憂いを帯び、何かを訴えているように見えた。

 よくわからないが、今は気にしている暇はない。


「頼むよ、ルーナ」


 俺が首のところを撫でると、ルーナはもう一度低く鳴き、ブルブルッと首を振って、勢いよく走り出した。走るなら走るでもっと分かりやすく教えてくれ、ルーナ。今のはホントに落ちるかと思ったから。

 方向は森の奥、ハクアクロアの方向だった。俺を乗せたルーナはあっという間に森の中に入り、振り返るとさっきまでいた丘はもう見えなくなっていた。

 ルーナは迷いも無く、ただ1つの場所に向けて走っているようだった。

 大切な家族、シャルルの元へ。

mgs単位系はそのまま使ってますのでよろしくお願いします。

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