カラーボール 作者: 村上ワシン 掲載日:2026/03/20 近所の古い家に 手すりが付けられてる ふと年月を感じる瞬間 俺が気付かぬ間にも 周りの人間も 変わらず年老いていく あの有名なロックスターすらも あんなに小さかった赤ん坊でさえも また置いていかれる、 だから俺は時代と共に奴らを追う ショッピングモールの中 カラーボールの海に 調子よく飛び込んだ少年期 あんなに大きかった俺たちの城 今になれば、 ただの小細工の効いた遊具 赤、青、緑のボールに飛びこんだ あの時代の俺は 何色に染まれた気がした