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転生幼女虐められる

あれから数日経ちわかったことがある。

私は、2歳なのだ!幼女なのだ!(当たり前だ)

教育など始まるわけがない、なぜなら2歳だから。

幼女に教えるなど身につくはずがないし、時間の無駄。

というわけで、私は完全にほっとかれていた。

完璧な無視だ。

まぁ別にいい、私は私で忙しいし!

本読むことで忙しいし!

危惧していた、この国の字が読めないという事もなく、スラスラと読めた。


今読んでいるのは、"古今東西食の全て"という本だ。

決して、ここで出される食事が虐めすぎで、

現実逃避の為に読んでいるのではない。たぶん、、

日本食が存在しているのかを確認をしているのだ。

もし存在していないのであれば、転生チートの出番かもしれない。

材料さえあれば、私は日本食が作れる。

なぜなら、

節約のため完全自炊の生活力高めのオタクだったからだ。

それを生かす時がやってきた。

今ではないけど、、いつかだけど、、


そんなこんなで毎日色んな本を読んで、

過ごしているうちに私の扱いは悪化していた。

3歳になる頃には、風呂の手伝いもなくなり、

レンカがお湯、時々水を持ってくるのみになった。

服だって2セットしかなく、毎日自分で洗うしかなくなった。

そして3歳児が自分で体を洗い、

服も洗う姿は不気味に映るらしく、気味悪がられた。

そのくせ一言も喋らず、痩せすぎでちっさい顔に、

おっきな目ほっそい手足も、化け物らしい。

お前らのせいだよ!と私は声をあげたかった。

お前らがご飯をくれれば、美少女が、

化け物への衝撃ビフォアー、アフターをとげる必要もなかった。

とは言っても、私の容姿は、化け物でもなんでもなく、栄養失調の美幼女レベルなのだが。

だが、私は危機を感じていた。

このままでは、本当に化け物みたいになってしまう。


そこで、私は行動を起こすことにした。

とは言っても簡単だ。

真夜中の皆が寝静まった時間に食料庫、

又はキッチンに忍び込むだけだ。

なぜ今まで思いつかなかったのか。

結論からいうとめちゃくちゃ簡単だった。

まず自分の部屋だが、鍵も閉まっていなかった。

たぶんレンナが開ける手間も惜しみ、

どうせ3歳なにも出来なかろうと思って閉めなかったのだろう。

そして屋敷の中をウロチョロすること数分、

あっけなくキッチンを見つけた。

食料は、端の方に積み上げてあった為、盗むのも簡単だった。

野菜や果物などの調理せずにすみ、

個数も沢山あるのをとりあえず持てるだけ盗んだ。

どうせ部屋の掃除など、1か月に一回有るか無いかなのだ。

ばれる訳がない。







苦労してますね。

がんば!

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