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転生幼女また現実を知る

まだ義兄はでてきません。すいません。

そしてこの後の話しからは、毎日22時に更新します。


「お帰りなさいませ。シオナお嬢様」


「えぇ、ただいま。迷惑かけたわね。」


「とんでもございません。お嬢様がお帰りいただけて、使用人一同心から嬉しく思っています。」


「それは有難う。でもお嬢様なんてやめて頂戴。」


「かしこまりました。

シオナ様、そちらのお嬢様はどちら様でしょうか」


ぼんやりとなんか貴族っぽいな、

と思いながら見ていると話がこちらに飛んできたので、

とりあえずお辞儀をしておく。

だが、


「あぁこの子、気にしないで頂戴。政略結婚に役立つかなと思って連れて来ただけだし。あとでお父様に伺うわ」


「かしこまりました。シラルド様は、夕食前に家にお戻りになられます。」


やはり役に立つかもしれないから連れて来ただけらしい。

そしてお祖父様(侯爵家当主様)は、

シラルド様という名前みたいだ。

シオナお母様と血が繋がっているお祖父様との面談かぁ気が重すぎる。

やはり、侯爵家屋敷の中はとても綺麗で調度品もピカピカと輝いている。

もし割ってしまったら、つまみだされるかもしれない。

気をつけようなどと思っている間に、

シオナお母様の部屋に着いた。


「そこのメイドこの子を物置き部屋まで連れていって。使用人のベットでも置いておけばどうにかなるわ。そしてお父様と話す時に連れてきて」


「も、物置部屋ですか?」


「えぇ、そうよ。なんか文句があるの?」


「いえ、とんでもありません。」


こうして、

私は年若めのメイドさんについていくことになった。


「こちらです」


メイドが扉を開けるとそこは本が沢山ある書庫ぽかった。

部屋は5畳でほぼ本と狭めだが退屈しなそうだ。

見た目幼女だけど中身アラサーだからね!

本はありがたいよ。

ぼーっと本を見てると、手ばやく使用人用?のベッドが運び込まれ、


「では、また後で」


と扉がしまった。


試しにベッドにのって見るとかためだが大人用のシングルサイズほどあり、寝れそうだ。

むしろ前の家よりよっぽどいい。

本はあるし、ベットも赤ちゃんようではない。

憧れていた侯爵令嬢の暮らしは厳しそうだが、

まぁこれもよさそうだ。

部屋中を見て回ると小さめだが、鏡があるのを発見した。


自分の容姿との初対面じゃん。

やばすぎ。

私のテンションはマックスまであがった。

いくよ!3.2.1.で、見てみるとこれ誰?って言うくらいの美少女(美幼女か?)がいた。

薄紅色の髪に薄い紫色の目、

弱々しく庇護欲のそそられる顔立ちは守ってあげたくなる。

てか、私が他人だったら絶対守る!

一回も日の光を浴びたことありませんってくらい白い肌や、細い手足もそれに一役買っている。

まじで成長が楽しみすぎる。

主人公顔だ。これは、可愛いすぎる。

もし、政略結婚になるとしてもこれはいい人が釣れそう。

まじでこの顔は、守んないと。


あーあ、この顔で推しに会いたい!切実に!

なんて自分の顔に見惚れて、ナルシストしているうちにメイドさんが迎えにきてしまった。










侯爵令嬢暮らし諦めて貰います。

主人公のビジュが発表?されましたが、皆様の期待に添えましたでしょうか?

それはそうとて、自分のビジュがいい時って推しに会いたくなりません?

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