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孤児と魔物の暮らし方  作者: 無句読


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大移動

 まだまだトレントの枝が足りない!採りに行くぞ!チョコも付いて来るようだ。


 今回は昨日、山のようになった枝を採りに行くだけで枝を切り払ったりしないから、チョコとトレントの森まで行く事にした。


 森に入ると枝の山に着いた。


「チョコ、一緒に枝を拾うよ」


 チョコは枝の山を懐にしまうと一瞬で終わらせてしまい、きょろきょろすると森の奥にころころして行く。


 トレント達が現れても良いはずなのに静かなままだ。


 さらに奥に進むと森が丸く開け中心に巨大な大木があり、チョコはその巨大な大木に近寄ると巨大な枝が襲い掛かった。


 チョコはころころ攻撃を躱し、森が丸く開けた場所全てに枝が突き刺さるが巨大な大木にころころしながら登っていた。


 巨大な大木が裂けたと思ったら「ふぅー」と息を吹き掛けられ落下してしまった。


 そして巨大な大木が喋り出す。


「こそばゆいのー虫ころがころころと、お前達は何しに此処に来た?」


「チョコ枝を採りに来た」


「ほっほっほーでは儂の枝を切ってくれんか?」


「いいの?」


「枝が伸び過ぎて動けんようになってな」


 チョコの体が変化して巨大化すると、表面がつるつるしていたのが小さな刃が無数に出てきて、高速でころころ転がり枝にぶつかる。


 きーん!という金属音がすると枝に食い込み貫通していく。


 森が丸く開けた場所の枝は全て切り取られ、チョコは懐にしまい満足していた。


「おー!千年ぶりに動けるようになったぞ!ありがとう虫ころ」


「チョコだよ」


「さて動くとするか」


 大地が揺れていた。


「おじいちゃん!チョコのアスレチックパークに行こう」


「ではチョコの後について行くかの」


 トレントの大移動が始まりチョコを先頭におじいちゃん達もついて来る。




 アスレチックパークに着くとお父さんとジャンが作業をしていた。


「お父さんジャン枝取って来たよ」


「チョコおじいちゃん連れて来た」


 そう言うと急に辺りが暗くなり、お父さんとジャンは暗くなった原因を突き止める為に辺りを見回す。


「おちびはトレントを取って来たのか?」


「チョコ、あの木がおじいちゃんか?」


「暫くここで遊ばせて貰うから宜しくのう」


 おじいちゃんがそう言うとトレント達は辺りに散らばって行った。


「デコ襲われないか大丈夫なのか?」


「おじいちゃんが居るから大丈夫だと思う」


「おじいちゃんが一番危険じゃないか?」


「チョコも居るしお父さんが偶に枝を切ってあげれば大丈夫だよ」


「あれは枝なのか?トレント位の大きさがあるぞ?俺が枝を切る?可能か?」

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