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孤児と魔物の暮らし方  作者: 無句読


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 僕は学校の行事に参加する為、特訓をする事にした。


 その行事とは運動会!


 学校の生徒ではない僕に参加する資格は無いが、出来そうなのがある。


 ジャンとランに頼んで学校の先生に参加出来るか聞いてもらい、出場できると言われた競技名は保護者リレー。


 リレーとは加護の恩恵で出来た種目で複数の人がバトンを順に渡しつなぎ、目的地までの速さを競う争い。


 だけど僕は保護者、つまり大人と走らなければいけない。


 子供と大人じゃ勝負は見えているが加護とスキルの使用は許されている。


 但し相手を攻撃してはいけないので威圧は使えない。


 だから自己強化するべく特訓を開始した。


 ジャンとランは学校なのでチョコと一緒に走り、どうせならチョコの住処に行って遊ぶじゃなく特訓する事にした。




 住処には冒険者が集まり、チョコが居なくなったのでお宝を漁りに来てるらしい。


「大切な物は無いの?」


 チョコは大切な物は懐にしまって来たと言ってころころ転がって行き、久し振りの住処で喜んでいるようだ。


 以前は泥沼のようにどろどろしていたが、今はからからに乾いていて走りやすい。


 僕はチョコの後ろを走っていたが冒険者から声を掛けられ足を止めた。


「よぉ!ちびお前もお宝探しか?」


「いいえ、特訓しに来ました」


「特訓?魔物は居なくなったが他の魔物が居るかもしれねぇから気を付けろよ」


「ありがとうございます」


 気付くとチョコは居なくなっていた。


 僕は冒険者が向かっている方角に走ると冒険者達が集まってるのが見え、もしかしてお宝が見つかったのかもと急いで行く。


「やったぜ!業物の大剣だ!」


「こっちにも大剣があったぜ!」


 あれ?あれってお父さんのじゃ?気付くと足元にチョコがいた。


「チョコ、あの大剣お父さんのかも」


 すると大剣の鑑定結果が現れた。


 [鑑定結果]

 ドワーフおう二刀大剣にとうたいけん(武器)

 ドワーフ王が自ら作り上げた二刀大剣。

 二刀で使う事で威力が倍になる。

 二刀で使う事で防御が倍になる。

 ドワーフ王専用装備。


 他の冒険者達には見えてないようでチョコに聞いたらこの間、闘ったドワーフの物だと言っていた。


 やっぱりお父さんの大剣だ!お父さんに返して欲しいけど、落ちていた物は見つけた冒険者の物で僕は落ち込んでいた。


 すると急に辺りが霧に包まれ冒険者達が騒ぎ出す。


「やばい奴が帰って来た!おい大剣を捨てろ!」


「大剣を持ってると何処までも追ってくるぞ!」


「折角見つけた大剣がぁ」


「命には代えられねぇ」


 冒険者達は大剣を捨てて一目散に逃げて行った。


 僕は捨てられた大剣を拾ってチョコは僕の体によじ登ると大剣を懐にしまう。


「ありがとう、チョコ」


 僕達も一目散に家まで帰った。



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