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孤児と魔物の暮らし方 【なろうチアーズプログラム対策で全話1500文字に改稿中】  作者: 無句読


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お茶

「おぇ!」


何が起こった?

毒を盛られたか


直ぐに飴を吐き出して戦闘態勢に入る


「貴様等!私に毒を盛ったな!」


怒気を強めて言うと驚くべき返答が返って来た


「組合長も一度食べてたじゃないですか」


「組合長 俺達に怒らないで下さい」


何だと?姉さんはこの毒飴を食べたのか?


信じられない

毒だぞ


「もしかして忘れたんですか?」


「ラン先生のお菓子教室で皆で作ったじゃないですか」


ラン先生 とんでもないのが居た者だ

毒飴を作るお菓子教室とはな


「ラン先生がこの抹茶を使ったら凄いのが出来る気がするぜ」


「組合長 早く帰ってラン先生に新作のお菓子を作って貰いましょう」


この抹茶で毒のお菓子を作る気か

姉さんが悪に手を染めてしまった


私には姉さんを止める事は出来ない

抹茶の量も少ないから毒の抹茶お菓子が広まる事は無いだろう


この冒険者達に小さい容器に入った抹茶を渡した後に食事を与えて里から追い出した


はぁ なんて日だ


私は疲れて眠りについた




「なぁ こんな小さな容器なら直ぐ無くなるぞ」


「それがな 床を突いてぴよぴようるせぇから調べてみたら床下に抹茶がいっぱい入ったでかい容器を見つけたんだ」


「ソリに載ってる布を掛けた荷物は抹茶なのか?」


「あぁ これだけあれば沢山お菓子が作れるぜ」


「だっはっはー」

「だっはっはー」


冒険者達は身体強化魔法を常時発動して帝国の追跡も躱し無事に帰路についた




「組合長!」

「組合長!」


「良くやった」

「で抹茶と言うのは」


冒険者達はでかい容器を持ち上げ机の上に置く


「これが抹茶 どうやって使うのだ?」


「組合長 何言ってるんですか」


「組合長が抹茶はお湯に溶かしても食べ物に振り掛けてもいいって言ってたじゃないですか」


「知らん お湯に溶かせばいんだな」


茶碗に抹茶を入れお湯を入れて混ぜるとミドリが凄い速さで浸かりに来た


「おぉ ミドリも喜んでる」


私も自分の分を作る


すんすん


先ずは匂いを嗅ぐ


「なんて濃いお茶の匂いだ」


ずずずずず


「素晴らしい 濃縮されたお茶だ」


私とミドリは抹茶を堪能していると冒険者達は自分達にも抹茶を分けて欲しいと言ってきた


冒険者達が持っていた小さな容器に抹茶を分け任務の終了を告げる


「この度の任務 ご苦労だった」

「お前達はS級の冒険者に昇格だ」


ぴよの話だとこの抹茶はS級だそうだ


帝国に見つかれば闘いになっていただろうし里に入り弟から抹茶を持って来た


私の手紙があったとしても素直に渡す弟では無い


つまりS級の任務を遂行したと言う事だ


そして新たにS級冒険者が誕生した

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