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孤児と魔物の暮らし方 【なろうチアーズプログラム対策で全話1500文字に改稿中】  作者: 無句読


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「いらっしゃいませ」


「苺チョコレートをくれ」


「かしこまりました」


苺チョコレートだと!


一緒に入った冒険者が注文したのは俺が作った苺の入ったチョコレートだった


俺も苺チョコレートを注文してその場で食べた


「俺が作った苺チョコレートと同じだ」


「何だとぉ?」


しまった 俺が無断で作ったのをばらしてしまった


冒険者達の俺を見る目が一瞬にして変わりあっという間に囲まれる


「お前 俺達の街に来ないか?」


「俺にはこの街に家族がいるから」


「そうか 残念だぜ」


そう言うと冒険者達はお菓子を買って去って行った


何だったんだ


そうだ 俺は家族を探さなければいけない


俺は店員に家族の所在を聞いた


お菓子を作っている厨房に案内されると見知った貧民街の住人に話を掛ける


「おい 俺の家族は何処にいる!」


「ちっ お前の家族は辺境の街にいる」


辺境の街?


あそこの街は国境に近く敵国との戦いや魔物が大勢いる危険地帯だ


やはり俺が罪を犯したせいで危険な場所に連れて行かれたのだろう

其処で強制労働をさせられてるに違いない


辺境の街と呼ばれているが魔物の街と言う噂も聞く


魔物相手に強制労働させられ貴重な木材を手に入れているとの噂もある


私は急いで店を出て先程の冒険者達を追いかける


「済まない 私も一緒に連れて行ってくれ」


「何だ やる気になったのか」


覚悟は決めている

俺は家族の代わりに強制労働をする


どうか家族だけは助けて欲しい

私はどんな事もするから家族だけは…


直ぐに旅の支度をして辺境の街いや魔の街に旅たった


「お前の家族は城下町にいるじゃなかったのか」


俺は正直に話す事にした


「実は俺は罪を犯し代わりに家族が辺境の街に送られたんだ」


「そうなのか?」

「お前は何を犯したんだ?」


「お菓子の調理法の無断使用だ」


「は?俺達は毎日お菓子を作ってるぜ?」


「そんな筈は無い」

「其れがばれたら牢獄行きだぞ」


この規則は商売をした者が牢獄行きになるのだった


「そうだ 作るだけなら商売しなければ大丈夫だった」


「…」


「お前達 もしかして」


「知らなかったんだ」

「失敗作を売り付けてとんずらしたんだ」

「只だと怪しまれるから」


「許してくれ」


俺も知らなかった


「其れでも罪は罪だ」


「あーそうだな」


「ラン先生なら許してくれるかも知れないしな」


「ラン先生?」


「苺チョコレートのお菓子を作ったのがラン先生だ」


「まさかその先生が辺境の街に居るのか!」


そんな危険な場所にそんな先生がいるなんて


辺境の街についたらラン先生に謝罪して罪を償って生きて行こう

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