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孤児と魔物の暮らし方  作者: 無句読


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ダンジョン

冒険者達が食事を終え僕も食事を取る事にした


芋を食べて力をつける

これからダンジョン攻略だ


「ちび 準備は出来たか?」


「はい!」


僕は支援組に大男と潜る事を伝えダンジョン入口の受付に来た


「この五名の組で宜しいでしょうか?」


「あぁ 問題無い」


僕は腰に包丁を差してダンジョンに潜った


地下一階


受付の話ではここからモンスターが現れる


しかし冒険者達が大勢いてモンスターどころでは無い


「ちびも財宝目当てか!」


「お前等 ちびに負けたら冒険者引退だぞ」


大男が冒険者達を煽る

まるで緊張感が無い


だけど僕は油断しない

急にモンスターが現れて攻撃されないように周囲を警戒して進む


次の角を曲がるとモンスターが突然襲い掛かって来ない


角を幾ら曲がっても冒険者しかいない


ここで先頭が入れ代わる


何かを嗅ぎつけたのだろうか?


僕と大男が先導されるようについて行く


すると冒険者達の姿が見えなくなり

扉がある場所についた


躊躇する事無く扉を押し進む


ダンジョンで扉のある部屋はボス部屋と言って強いモンスターがいる事がある


だがこの部屋には誰も居ない


しかし立派な台座には宝箱があった

僕は宝箱をソリに載せると用済みだと言わん計りに部屋を出て先導する


僕は宝箱があった場所に目印の芋を置いた


また来たら分かるように

無くなっても只の芋だから


この部屋にはもう一つ扉があったがその扉は開けず入って来た扉から出て行く


もしかして沢山宝箱があるかもしれなかったが諦める事にした


そうして初めてのダンジョン攻略は終了した




ダンジョンを出て受付の天幕で冒険者達が財宝の鑑定をしている


冒険者組合の簡易鑑定台が持ち込まれていて

鑑定結果に歓声や失笑が起きていた


このダンジョンは地下一階がとんでもなく広いらしく財宝も良い物が出てるらしい


僕達も鑑定してもらう為に並んでいると

周りがざわつき出した


「おい 何でちびが並んでるんだ?」


「雑草を鑑定してもらうんだろ」


「良く見ろ 財宝というか宝箱を丸ごと持ってるぞ」


「ダンジョンに潜って宝箱を持って来る奴を初めて見たぜ」


「あの宝箱の雰囲気からして相当な物かも知れないな」


「あんな宝箱何処にあったんだ?」


「ボス部屋の先の宝みたいだな」


「俺達の財宝より良い物かも知れないぞ」


「ここは素直に負けを認めるしかないかもな」


冒険者達の話を聞いて僕はどきどきしてきた


ここで伝説の財宝が出たら有名人になれる


称号も凄いものが付くだろう


僕は期待を胸に宝箱を鑑定台に置く


鑑定結果

ミミック モンスター

ダンジョンから出る事を許された幻の宝箱

状態異常 空腹

能力値S

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