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孤児と魔物の暮らし方  作者: 無句読


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支援

次の日

僕は集合場所の冒険者組合に着いた


支援の依頼を受けた大勢の人達が忙しそうに荷物を積み込んでいる


僕は受付で荷物を受け取りソリに載せていると冒険者が話を掛けてきた


「ちびも支援組か」


「はい」


「俺がしっかり護衛してやるからな」


「お願いします」


「なんだ雪舟も支援か?」

「まるでこれから遊びに行くみたいだな」


冒険者はだっはっはーと陽気に笑っている


そして準備が終わりダンジョンがある魔物の遺跡に出発した


道中は魔物が出る事も無く無事に魔物の遺跡に到着した


ダンジョンの周りでは冒険者がそれぞれ天幕を張っていて何やら騒がしい


支援組も大きな天幕を張り食事や治療の準備を進めた


時よりダンジョンから冒険者が出てくるがにこやかな顔をしている


財宝が手に入ったのだろうか?


そんな事を気にしながら食事を作っていると冒険者達が声を掛けてきた


「腹減ったぜ」


「食い物をくれ」


「もう少しお待ち下さい」


「何だと?俺達はまたダンジョンに潜るんだ」


「ちび 聞いたか?早く出せ」


街の冒険者達では無いみたいだ


新たにダンジョンが出来たからあちこちから冒険者達が集まって来たのだろう


僕はどうしたら良いかと考えていると聞き覚えのある声が聞こえて来た


「がっはっはー」

「ちび 久し振りだな」


「お久しぶりです」


「ちびは料理も出来るのか」


「はい いつも家で作ってます」


「じゃあ 料理の後はダンジョンに潜るぞ」


「いんですか!」


「本当はダンジョンに潜りたかったんじゃねぇのか?」


「はい ありがとうございます」


「じゃあ また後でな」


「はい」


大男は冒険者達の頭を鷲掴みにして去って行った


やった ダンジョンに行ける

これで僕の実力が証明されれば見習い冒険者を卒業出来る


その為には支援の依頼もしっかりこなさなければいけない


僕はいつも以上に料理を作っていった


そして冒険者達も集まって来て食事が始まった


僕が担当したのは芋料理だ

沢山食べてダンジョン攻略を頑張って欲しいな


だが冒険者達は料理を取りに来ない


何で?


他の処では列になって並んでいるのに

呼び掛けして冒険者達を呼び込んでみる


「美味しい 美味しい お芋だよ!」


「…」


聞こえた筈だけど誰も来ない


「美味しい 美味しい お芋だよ!」


「芋なんか食って力が出るかってんだ」


え?そうなの?


「力がみなぎる お芋だよ!」


「何言ってやがる」 

「力がみなぎるのは肉だ」


偶に仕事で来る人が私の体は芋で出来ていると言って枝切りしてるから力の源は芋だと思ったのに


考え事をしてると芋料理を取りに来た者がいる


三人前の芋料理を渡すと天幕の席に座り美味しそうに食べていた

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