学園都市に到着
そして王都を出発して3日後、学園都市の検問に到着した。
入学前なので長蛇の列だ。 王都の検問以来だ。
外装でフードを被りながらタバコをふかす俺。
「はぁー。 たく、ここも並ぶんだな。 転移つかえねぇーしな。 ギルに学園都市の地図もらっときゃよかったあわ」
「確かに。 われも忘れた。 まぁ、これが人間だ」
「だなー、やっぱ人間多いのは疲れるな。 森のほうがいいな」
長蛇の列に、俺は既にイヤイヤモードになっている。 リンも森のほうがいいので頷く。
俺は、タバコをふかして、早く順番が来ないか待ちだな。
「今回リンは真面目モードでいくのか?」
「口調は敬語にするな。 が、真面目にはしない。 われはシュンに女が近づかないようにする」
「ありがとう リン。 まぁ、とっておきもあるしな。 クラスによって女少ないみてぇーだし、それ願うわ」
そんな会話をしつつ、ようやく門番のところへ到着する。
「身分証と入門目的ね。 あとフードとってね。」
フードを外して、学生用ギルドカードを渡しなしながら「学園の入学だ」と告げる。
門番が「ランクCってことは、推奨枠だね。 優秀だね2人とも。 学園の入り口は、この道まっす行って右だ。 巡回馬車があって、あそこで大荷物もっている子供の並んでるところから出る。 学園までここから徒歩でいくと1時間かかるよ。 って君達荷物少ないね。 マジックバック持ちか。 羨ましい。 (おほん) ようこそ、学園都市へ」といって、ギルドカードを返却してくれた。
俺とリンが乗り合い馬車にのるはずもない。 フードを被って歩くと学園都市の地図があった。
それを眺め、学園の位置をみつける。 俺とリンは裏路地に移動する。
「ちょい歩くがいい所があった。 いくぞ」といい転移する。
転移した場所も路地だった。 そこから手をつなぎながら、学園のほうに5分程度歩いて向かう。
もちろん、学園へ向かう道中は、歩いている人はおらず、ほとんど馬車が行きかっていた。
学園の入り口では特設テントがあり、入学手続きと入寮手続きをしているようだった。
一般、推薦、特待生、貴族となっている。 一般に多く人が並び、貴族は従者が並んでいる。
推薦は誰もいなく、俺とリンがいくと男性受付がいた。
まじ、女じゃなくてよかったわ。




