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嫌われ役  作者: 黒子狐
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関係の崩壊 part1

「先輩……」

と目元に影が入る位暗い顔をしていた。

「なんだ、俺は疲れてるんだ。後にしろ」

と面倒臭いので後に回そうとした。

「嫌です…最近誰かにつけられてるんです」

ストーカーを俺にふつう言うか?

「知るか。お前の友達の男子がお前の行動に勘違いして、告白しようにできないから頑張ってんじゃねぇのか」

と疑いをかけてみる

「違います!!だって……これ見てください」

と彩乃はある写真を見せた。

そこには彩乃の顔をカッターか何か刃物で数回切り付けたものだった

「おい……それ何時からだ…」

流石にこれはやばい。

「2〜3週間前からです」

よく今まで無事だったな。

「これ以外、お前自身になんかあったりとかないか?例えば階段から落とされそうになったとか、信号待ちの時に突き飛ばされかけたとか」

もしかしたら、彩乃は殺される可能性が出てきやがった。

「いえ、今の所は……あっでも家の周りに黒い服を着た人がうろついていた事はあります」

とっさに俺は彩乃の両肩を掴んだ

「本当にそれ以外何もないんだな!!」

彩乃は俺の行動に驚いた。

「えっあっはい何もないです」

彩乃は呆然としていた。

「取り敢えず、それが収まるまでは一緒に登下校してやる」

思いもよらないものが俺の口から飛んでいた。

「あっありがとうございます」

凄く驚いた表情の彩乃

その日からしばらく俺らは一緒に登下校する事になるのだが……それがさらなる恐怖を彩乃に与えるとは俺自身知る余地もなかった。

「先輩が居てくれて、安心します」

と彩乃は俺に笑顔を向けた

「俺がいても助けられる確率があるかと言われても恐らくないぞ」

と現実を告げた

「怖い事言わないでください。後そう言う時は俺がいるから安心しろって言うんですよ」

意味がわからん

「それはリア充が言う事だ」

と返した

「じゃ私家ここなので、明日の朝迎えに来てくださいね」

と言われた。確かに1人で俺の家まで来さすのは危険だ。

「分かった」

「今日は本当にありがとうございます」

俺は来た道を帰った

「ただいま」

と疲れたように言った

「おかえり〜義弟く〜ん。頂戴お・み・あ・げ♡」

といきなりいつも通り擦り寄ってくる変態

「はぁっお土産とかねぇよ。てかいらねぇっ言ったろ」

と言ってみる

「あれ、そうだったけ?」

と考え出した

「まぁいいよ、それより義お姉さんといっ」

「却下」

即答した。どうせろくな事じゃない

「一緒にお話しない?」

最後まで言いやがった。

「俺はしたくないな」

と言ってそのまま部屋に戻った

「……やっぱり昔の私に似てる……でも私より…刺がある」

「確かにミワはもう少し丸かったからねぇ〜」

と言っていたが俺はその事を知らない

なんだかんだ言っているうちに2週間はたった。特に綾乃の周りには何も起きなかったが、愛も変わらず嫌がらせの写真は送られてきてるらしい。だが俺は少し疑問が浮かんでいた。

それは……ストーカーの割になかなか行動が遅い事だ。考えられるのは素人または何かすきを探っていん確立がある。

そんな時だった。俺が知らない間に大きな事件が起きようとしていた。

それはとある昼の事だった。俺はいつも通り1人で外で食べている時だったんだろう。彩乃は俺に渡すものがあるからと言ってメールがあったのを食べ終わってからでいいと油断していた事が行けなかった。

「あの〜先輩いますか?」

と彩乃はクラスの連中に来ていた。

「先輩って土の先輩だ?」

と不良が聞いた。

「えっと風羽先輩です」

と答えた

「あぁーあいついつも教室にいねぇぞ」

と不良が答える。そんな2人の話にいきなり入ったほかの3人の不良が答える

「風羽くんだろ。俺何処にいるか知ってるぜ」

と言った

「本当ですか?教えてください」

と期待を胸に聞いた彩乃

「いいぜ、俺らに付いてきな」

「あんまり変な事すんなよ」

と不良が言った

3人で彩乃を連れて行った

それからしばらくして俺がクラスに戻って来た時にそのことを知った。

「おい、風羽〜お前の彼女来てたぞ〜」

といつかの不良が俺に言った

「彼女なんかいねぇよ。んでそいつどこ行った?」

と聞いてみた。

「お前の友達3人でどっか行ったぞ。お前の場所知ってるからつって」

おいおい俺には友達とかいねぇぞ

「俺に友達とかいねぇよ。んで何処に連れて行った」

と質問した。

「友達じゃなかったのかよ!!それヤベーぞ!あいつら特に悪中の悪だぞ」

と言って俺に密かにその3人が何処に行くかを大体教えてもらった。

「悪い、ありがと」

俺はすぐに走って行った。

「あっあの〜先輩はどこなんですか?」

と彩乃は聞いた。

「え?風羽くんの事?俺らが知ってる分けないでしょ」

と笑いながら言った

「え?じゃ私は……」

と驚いた表情で問いかけた

「んなもん簡単じゃん。俺らと遊ぶんだよ!」

と言って彩乃を無理やり壁に抑えた

「ちょっ……やめて!」

と彩乃は叫んだ。

そんな彩乃を2人の男子が制服とカッターシャツのボタンを開けていった

「やめて!離して!!誰か助けて下さい」

と叫ぶ。

その声も虚しく大半の人のには聞こえなかった。

俺は全力で向かっている途中で聞こえた。それは階段のしたからだった。

「下か……」

俺は全力で走った。

なんとか間に合ったが彩乃の胸に手が触れようとしていた。

「おい!!」

俺は思いもよらず叫んだ

「あぁん誰だよ」

と振り返る不良

「チッ優等生か」

と俺を馬鹿にする。

「お前らふざけんなよ」

と俺は近づいた。不良が俺の周りを囲んだ

「何?お前俺ら馬鹿にしてんの?」

と質問してきた。

「はぁ?事実馬鹿だろが」

「んだとゴラ」

と殴りかかってきた。

俺はすかさず身を低くした。確定的に顎ががら空きだ。そこに1発拳を入れた。

相手は倒れる。脳震盪

ついに喧嘩をしてしまった。風羽結衣どうする。一人やったが2人を倒れるか!!

次回の題名

関係の崩壊 part2


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