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嫌われ役  作者: 黒子狐
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苦い思い出

他人を考えるなど煩わしい……何が好き好んで誰かといないと行けないのかが俺には分からない

俺は人が嫌いだ。大っ嫌いだ

汚れていて、でもって腹立たしいだから嫌いだ。


それは高校2年の時だちょうど過ごしやすいリア充が多くなる季節だった。

彼女と出会ったのは…

図書館で何気なく本を見ていてちょうど題名に引かれた本に手を伸ばした時、同時に別の手が同じ本を触った。その手は年下の女子のものだった。

それは高校1年の葉月 彩乃のものだった。

俺はこいつを知っている。俺が1番嫌いなタイプの人間だからだ。俺はすぐに本を手渡しすぐに逃げるように帰っていった。

ありえない……過去に俺が起こした事件の当事者がいた?この高校に?ありえない……絶対にあってはならないだろ

そんなことを考えならが帰り道を急いだ。

家に帰ると靴が2つあった……2つ?しかも女物だ。

俺の家族関係は俺と兄貴そして大阪の実家に親がいるその4人のはずだったよな……俺と兄貴以外に誰かがいやがる。

俺はしばらく沈黙を続けていた

「ただ…い…ま」

俺は少し驚いて声が出なかったが言った。

聞こえなかったみたいだからそのまま家に上がり込む。しばらく廊下を歩く必要すらなく2階へと足を運ぶ。兄貴の部屋から謎の声がした。それも聞きたくもない喘ぎ声だ。

ドアが少しだけ空いていたから覗いてみると、兄貴が女に手を出していた。

服の上だから、まぁましな方だろう

「はぁ?ふざけんなよ」

俺は小声ではあるが声を漏らした。

それもどうも聞こえてなく俺はかなりの怒りが芽生えた。

ガン!!

勢いよくドアを蹴り侵入してやった

「うわ」

と兄貴が驚いて振り返るとっ同時に女もキャッとか言って驚いていた。

「誰だよ…」

俺は兄貴を睨みつけながら言った

「えっ?」

と言って兄貴は聞き返したのに俺はさらに腹が立った。

「えっ?じゃねぇよ…誰だよ…誰だよこの女は!!えっ何してんだよ?お前、何してんのマジで、馬鹿なのか?ふざけすぎだろ、俺に黙って何やらかしちゃってんのアホなのか?」

俺は兄貴に言いたい事を言いまくってやった

「えっと、この子は誰?」

女は俺に言った

「弟」

「えっ?聞いてないよ、そんな事」

と言い出した

「どうでもいいけど、兄貴とお前の関係はなんだ」

「私とヒロの関係?ふふ、それはね婚約者だよ」

こいつ何言ってんの?はぁ馬鹿なのかこいつは?こいつら揃いも揃って馬鹿なのか……

「嘘じゃないよー」

と兄貴が言った

「……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」

正直俺は死ぬかと思った

それからどこで、どうやって、なぜ婚約することになったかの経緯を詳しく聞いてやった。何なんだ今日は最悪だ……死にたい。

「なるほどね」

「そういう訳でよろ」

「死ね」

「ひど」

俺は兄貴が馬鹿にしか思えなかった

「まぁ兄貴がそれでいいならな」

「あざっす」

彼女は柊 美和子って言うらしい歳は二十歳自称看護士まぁ本当かどうかは知らないけどだって俺にはどうでもいい……俺の聖域である部屋にさえズケズケ入ってきさえしなければどうでもいい後は俺のボッチに文句さえなければ何もない

そんな俺の思いはすぐに踏みにじられた…

それは俺が風呂上り着替え始めた時だった

ガチャ

ドアは何の合図もなく開いた

「義弟く〜ん!!」

と言ってあの女が入ってきやがった

「おい!!お前何してんだよ!入るくらいノックしろよ馬鹿が!てか入ってくんなよ変態が!!」

俺は必死にバスタオルをで体を隠した。

「あらどうしたの?そんなに赤面になってふふ」

っと俺を小馬鹿にした。

俺は断じて照れてなといない。寧ろ憤怒している。この脳のないような馬鹿女に。

「聞いたよ。義弟くん童貞なんだってね」

アホ兄貴が……

「お前に関係ないだろ」

俺は馬鹿女を睨みつけた。

「関係大ありだよ。だって義弟だもの、だからいい事してあ・げ・る」

と言って俺を壁まで追い込んだ。

「近づくな変態。俺に触ったら殺すぞ」

と脅してみる。

「やってみる?あんまりお義姉ちゃん馬鹿にしない方がいいわよ〜」

と小馬鹿にするように俺を壁ドンして来た

「そんなんじゃ、友達どころか彼女もいないでしょ」

「だからお前に俺の事は関係ない」

俺は呆れたように言ってやる

「関係あるの」

と言って来る

「ない。それより、さっさと出ていけ。着替えられねぇだろ」

少し怒っているのがわかったのかしぶしぶ出ていった。

まぁそんなこんなで何とか1日乗り切った。

朝いつも通り学校まで登校しいつも通り授業を受けていつも通り部活に行く

俺の部活は読書部

部員は俺だけだそれ以外は特に誰もいない。まぁいなくて当然だけど。

今日は珍しく顧問が来た。

「おっ今日も来てるねぇ〜。優秀優秀」

といつも通りからかってくる

「まぁ」

と軽くあしらった

「そうそう、今日1人新入部員がいるんだよ〜」

と先生は言った

「侵入部員ですか。それは困りましたね。美散先生も座を奪われないように。」

と少しネタを入れてみる。

「うん……君の侵入は漢字違いだね。まぁいいよ。おーい入っておいで」

と先生が新入部員を呼んだ。

「えっと、失礼します。」

俺は敢えて顔を拝まなかった。そもそもその必要がないからだ。

「自己紹介しなさい。先生は職員会議なので。では後はおまかせします」

と言って颯爽と消えていった。

「えっと1年の葉月 彩乃です。よろしくお願いします。」

俺は沈黙を続けていたのからようやく口を開いた。

「知ってる。1年3組 葉月 彩乃。中学は栗宮中学部活は元美術部。九条 央と付き合っていた。央の友人との間にトラブルがあった。その当事者が何のようだ。」

目も合わせずに俺は言った

「やっぱり……覚えてるんですね」

こんな話作った作者誰だよあったま可笑しんじゃね。………………って僕だった

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