第五・五話 とある門番の日誌
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本当にありがとうございます!(=゜-゜)(=。_。)
がんばります!
いやぁ、いい天気だ…。
森の月 光の週 本日は快晴、目立った危険や異常はナシ!
朝からの入街ラッシュも滞りなく終わった。
…毎日今日ぐらい楽だったらな…。
そう思いながら前を見ると、
まるで最初からソコにいたかのように
ソイツは立っていた。
いやぁ、びびったびびった!
例え目を閉じていたとしても必ず「探知」するはずだったが…。
目の前にいるとわかっているのにスキルに引っ掛からん。
賊かとも思ったが、害意が無いようだから仕事をすることにした。
「おっ!坊主一人か?」
「キュウ?(・ω・)?」
ナンダコノカワイイイキモノハ?
鼻血を吹き出さなかった俺を褒めてあげたいね!
もう家の子の次にカワイイわ。
んで、身分証無いみたいだから、詰め所に連れていった。
…家の娘の手を引くように連れていった俺は悪くない。
だってちっこいンだぞ?
俺は悪くないと思うんだ。
書類やらの手続きしてたらさ、スゲーって目でこっち見てくんの。
いい気になってサボってた重要書類まで終わらした。
持ち帰りして家の子にしたいくらいだわ。
入街理由?
そんなもん、かわいいから、でいいじゃない?
つー訳で入街を許可しました!
―――――――――――
「おい、これはナンダ?」
「何って昨日の日誌じゃあないですか?」
「そうじゃあなくてだな。
サボっていた重要書類
…これのことだ!」
「(;¬_¬)」
「…でサボっていたことに申し開きはあるか?」
「後悔も反省もしていない!(b^ー°)」
その後、こっぴどく叱られた。
ダメな大人っているんですよ…。(;¬_¬)