第九・五話 チビ死神調査日記
短いです…。いつも短いけど今回は超短いです…。
それでは、どうぞ!
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わたしは文屋のタロ、ケット・シーだニャ!
わたしはつい最近この街に来た謎のチビ死神に目を向けたニャ!
奴は何者なのか…興味が尽きないニャ!
とにかく、奴に接触した人たちにガサイ…もとい取材をするニャ!
その1 薬屋のおばあちゃん
ん?あの子かい?あの子は可愛いかったよ?…えっ、違う?…あの子にあったのは昼頃かねぇ…。
その時アタシは日課の散歩をしていてね。
まぁ、石ころに蹴躓いちまってねぇ、転びそうになったのよ…。
死ぬかと思ったけども、そん時ねぇ、鎖でぐるぐるーっと助けてくれたんだよ。
お礼にあめちゃんあげたら踊るくらい喜んでくれてねぇ、おばあちゃんもうれしくてねぇ。それでねぇ…
(以下1時間ほど話がつづく)
その2 D止まりの冒険者
ナニ?俺に取材をしてくれるだと!…えっ、違う?
あぁ、あのチビか?あれはなぁ…ハフゥ(遠い目)かわいかったなぁー。
アイツにあったのは昼頃か?
まぁ、あったつーよりぶつかったんだ。
そん時俺は虫の居所が悪くてな、仕事も上手くいかねぇ、仲間ともケンカしててよ?
だから誰かにこのむしゃくしゃをぶつけたかったんだろうな…。
イライラしてる所にチビがぶつかったんだ。
んで、これはいいってばかりに怒鳴り散らした。今考えると大人気ねぇ……こういう時ってさ普通警拉に突き出すだろ?
でもな、奴は俺の鬱憤を最後まで聞いてくれたんだよ。
最後にはあめちゃんまでくれたんだぜ?
その後妙にすっきりしてさ!仕事も上手くいってさ、今じゃ仲間共々Cランクだ!
…アレ?ナンデD止まりって書いてるんだ?正真正銘俺Cランクですけど?#
(以下わたしは逃げ出した。)
その3 英雄(笑)のギルマス
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、もうしません、ごめんなさい、ごめんなさい、着せ替えやめて、ごめんなさい、ごめんなさい、もうしません、ごめんなさい、着せ替えやめて、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…
(以下壊れた様に謝罪を繰り返すので、取材を断念。尚、服装はメイドコスだった…と記しておく。)
以上の結果、チビ死神はカワイイ(?)…ということが分かったニャ…。
きっとまだまだ秘密があるハズニャ!
これからも定期的に調査していくニャ!
いつか化けの皮剥がしてやるニャ!覚悟しておくニャ!
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モーリスェ…。