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第九・五話 チビ死神調査日記

短いです…。いつも短いけど今回は超短いです…。


それでは、どうぞ!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


わたしは文屋のタロ、ケット・シーだニャ!

わたしはつい最近この街に来た謎のチビ死神に目を向けたニャ!

奴は何者なのか…興味が尽きないニャ!

とにかく、奴に接触した人たちにガサイ…もとい取材をするニャ!



その1 薬屋のおばあちゃん


ん?あの子かい?あの子は可愛いかったよ?…えっ、違う?…あの子にあったのは昼頃かねぇ…。

その時アタシは日課の散歩をしていてね。

まぁ、石ころに蹴躓いちまってねぇ、転びそうになったのよ…。

死ぬかと思ったけども、そん時ねぇ、鎖でぐるぐるーっと助けてくれたんだよ。


お礼にあめちゃんあげたら踊るくらい喜んでくれてねぇ、おばあちゃんもうれしくてねぇ。それでねぇ…


(以下1時間ほど話がつづく)



その2 D止まりの冒険者


ナニ?俺に取材をしてくれるだと!…えっ、違う?

あぁ、あのチビか?あれはなぁ…ハフゥ(遠い目)かわいかったなぁー。

アイツにあったのは昼頃か?

まぁ、あったつーよりぶつかったんだ。

そん時俺は虫の居所が悪くてな、仕事も上手くいかねぇ、仲間ともケンカしててよ?

だから誰かにこのむしゃくしゃをぶつけたかったんだろうな…。

イライラしてる所にチビがぶつかったんだ。

んで、これはいいってばかりに怒鳴り散らした。今考えると大人気ねぇ……こういう時ってさ普通警拉に突き出すだろ?

でもな、奴は俺の鬱憤を最後まで聞いてくれたんだよ。

最後にはあめちゃんまでくれたんだぜ?

その後妙にすっきりしてさ!仕事も上手くいってさ、今じゃ仲間共々Cランクだ!

…アレ?ナンデD止まりって書いてるんだ?正真正銘俺Cランクですけど?#


(以下わたしは逃げ出した。)



その3 英雄(笑)のギルマス


ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、もうしません、ごめんなさい、ごめんなさい、着せ替えやめて、ごめんなさい、ごめんなさい、もうしません、ごめんなさい、着せ替えやめて、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…


(以下壊れた様に謝罪を繰り返すので、取材を断念。尚、服装はメイドコスだった…と記しておく。)




以上の結果、チビ死神はカワイイ(?)…ということが分かったニャ…。

きっとまだまだ秘密があるハズニャ!

これからも定期的に調査していくニャ!



いつか化けの皮剥がしてやるニャ!覚悟しておくニャ!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

モーリスェ…。

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