詩 プレゼント
掲載日:2026/04/22
彼にプレゼントを贈ろうと思う。
もう渡すものは決まっている。
自分が作ったスイーツを手渡そうと思っているのだ。
しかもスイーツの中でも、マドレーヌを贈ろうと思っている。
シャカ、シャカ、シャカ、シャカ。
泡だて器で卵と砂糖などを混ぜていく。
蜂蜜を入れると、甘い香りが漂ってくる。
彼の顔を想像しながら、型に生地を入れていく。
絶対、びっくりするはず。
確信を持ちながら、電子レンジに入れて、温度を調節する。
あとは焼けるのを待つのみ。
ラッピングの道具も、もう用意してある。
コレと、コレと、コレ。
にやりと笑い、テーブルにつく。
音楽を聞きながら待つこと、しばし。
ピー、ピー、ピー。
よし、焼けた!!
嬉しくなって、立ち上がる。
早速、渡しに行こうっと。




