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グローバル•クロス〜紅(あか)き十字架〜総集編⚡️【最新作】  作者: エチュード植木(悠神くん)
-ノーカット版-

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49/71

グローバル•クロス〜紅(あか)き十字架〜第I部⚡️(ノーカット版)

挿絵(By みてみん)



あらすじ


第Ⅰ部前半のノーカット版です。


十字架の由来が違います。

旧作です。



-本編(序章第1話)-


第Ⅰ部(前半)


1. サスケ編


-ストーリー-


〈プロローグ〉-序章-


-第1話(Part1)- パッション(覚醒)



※桜による、紅き十字架,紅き救世主のナレーション(冒頭のどこかに挿入。)

(『グローバル・クロス起こる時、紅き救世主メシア現る。』)


20XX年、舞台(設定)は近未来、アース(地球)では、血で血を洗い、化学兵器及び生物兵器が飛び交う第3次世界大戦(『国家的全面戦争』)の影響で、南極爆発アイス・ブラストが起こり(それにより、南極に穴が生じる。※巨大なホールには、Ⅲ部にて突入。隕石のごとく放たれた大砲。)、さらに後遺症の亜気と呼ばれる気体(光化学スモッグの影響で発生した人間には無効な特殊なウィルス)〈ダーク・ミスト〉を吸った亜獣モンスター達が大流行し、都会に群がっていた。

〈塗装がされてないジャポニカ区域。

連邦の植民地状態(軍事ミサイル基地がある。)で、廃墟と田舎(の景色)が混じっており、

‘オーシャン・ビュー’が見物。〉


(※また、アメリカのほとんどはその影響で洪水によって沈没し、白色化されたヴィーナス(女神像)などのみが残った。)


そんな中、日本こと大東亜(連邦)共和国は、未来都市メトロ・ポリス型の軍事国家大東亜連邦と、整備されていない自然派のジャポニカ共和国(珊瑚礁などが見られる反面、不毛地帯も目立つ島)という2ヶ国に分化される。〈2極化〉


連邦は、ゴエモンという怪しげな男に支配権を委ねられ、ジャポニカ共和国との貧富の差は、激しいものがった。


荒れた無法地帯、ジャポニカ共和国では、テロリスト同士の抗戦が相次ぎ、生き残った「レットx・カンサーズ」が支配権を委ねられた。


そんな中、ついに連邦への隠し通路を切り抜け、連邦に対してテロを行う男が現れた。


陣内勇(通称:『ユダ』)、

17才である。


父にスーパーメカニストの陣内誠を持ち、何を隠そうレットxカンサーズのリーダー、戦闘のエキスパートである。


夜中、テロは実行された。

(事の発端。)


ユダ「あの電子モニター板、あそこに映ってる奴が‘ゴエモン’っていう奴か。とんだオカマ野郎だ。連邦を牛耳ってジャポニカを苦しめやがって。イッキさんの仇を取ってやるぜ。」


(ゴエモン「憎っくき蛇達は排除しましょう。

サスケ、処刑の時間よ。命令に従いなさい。」)


五六、広喜はゲリラ作戦に入り、レナは単独で組織に直行、勇と玲は途中より2手に別れ、勇はレナを追った。

(五六が行った‘サイバー・テロ’により、全ての電灯が消える。)


だが、レナ(ラバー・スーツ

←(※テロリスト集団レットx・カンサーズの皆、その姿))と合流後、現れたのが、

ゴエモンの足である、‘人間型殺人兵器サイボーグ’未来忍者『サスケ』であった。


素早い動きでレナを暗殺し、勇の左腕を斬り、向かってきた。(右脚もダメージを受ける。)


ユダ「レナーーー!!」


同時に、強烈な「パルピテーション(動悸)」が、勇を襲う。



何が起きたかは分からないが、絆創膏が剥がれ、勇の顔は強力なデビルと化し、その一体は信じられない力で窪みとなった。

誠から渡され首に付けた紅の十字架(フェニックス模様)が反応し、倒れる。


これが初めての‘パッション’(覚醒)である。

〈覚醒後は意識の回復を待つが、覚醒中の記憶はほとんどない。〉

・・・3日後・・・


気絶した勇、目が覚めるとそこは、

(ヘビー・スモーカーの)誠の研究部屋であった。


~マニュアル説明~

(「紅き十字架」のネックレスを再び見させられる。)


改造データ型ボディ・パーツ-

(設計図〈クローズ・アップ〉を見せながら喋る)


誠「起きたか。。

『ニュー・ボディ』の誕生だ。」

(☆ここからは、‘パッション’〈覚醒〉や、機械細胞〈マシーン〉についてのメカニズムを説明。)

※「細胞機」とは、「機械細胞マシーン」の略語である。


誠「お前には黙っていたが、その胸にあるのは、お前が17になったら渡せと言われていた本当の親父からの形見の十字架だ。」

(勇〈ユダ〉と共に、冥王〈ハーデス〉の3D式ビデオ・レター付きで届けられた。)

※ビデオ・レターは勇には見せない。


ユダ「本当の親父!?」


誠「お前ももう一人前の大人だから言う。。

俺が義理の父親であった事を黙っててすまなかった。」


誠「その十字架は、覚醒パッションによって促された原動力を制御(鎮静化)し、一時的に封印する働きがあるそうだ。

どのタイミングで発動するかは知らんがな。」


・・・(誠「お前のその、本当の親から預かった‘ギフテッド(能力)’をいつまでも大切にしろ。

まぁ、俺との絆がなくなる訳ではないがな。」)・・・



誠「それとな、お前の左腕と右脚はもう使えねェ。

(右脚は痛んでたからついでに改造した(笑)。」)


誠「(お前仕様に)腕の方はシリンダー型の武器(細胞機)に、右脚はダッシュ(及び気を溜めて攻撃するダッシュ蹴り)や、見切り発車のエア・ダッシュ用の装置となったり、移動する為のエア・スケボー、略して『エアスケ』に変型するモノに変えておいた。」


誠「お前が倒れてから3日だ。玲が運んでくれたんだ。感謝しろよ。」


誠「さっきも言ったが、その十字架はホメオスタシス的な役割を果たし、一回付けると、基本的には、死ぬまで外せねェよ。」


ユダ「先に言えよ。」


(誠「続きの説明だが、システム〈原理〉は簡単だ。」)


誠「尚、今度デビル化した時は、その筒型の左手は、ドーパミンの作用でパルム型に変型するようになっている。シリンダー型のままだと膨らんで危険だからな。(「バルク・アップ」)

(興奮すると、ドーパミンの作用をキャッチし、神経伝達を引き起こしてパルム(掌)化する。)

(「チッチッチ、勇ちゃん、仕組みを知るにはまだ早過ぎるぜ。」)

が、その体勢(パルム型)ではE.P.の消費が激しく、全て消耗すればお陀仏だ。(専用の試験管式タンクを注入して使うか)充電するまでお前の細胞機は使えなくなる。

(ロックマン?)

E.P.の使い過ぎは死にも関わるから、気を付けろ。

パッション(覚醒)を起こす事に十字架の力は強度を増す。3日眠ることも、今回が最後だろ。まっ、慣れって訳だ。

それから、きちんと説明すればその筒型のマシーンは、『機械細胞』あるいは細胞機と言ってな、お前は単なるサイボーグではなく、それを細胞の一部として自在に操れる。かつて優と一緒に研究し、造られた上等な代物だ。単なる兵器と思うなよ。」

〈スーパー・テクノロジー(科学技術の産物)〉


(シリンダーの先の穴は、扇風機状になっており、回転する。)

「蝶番」。

(細胞機はどんどんパワー・アップしていくシステム。(アップ・デートする仕組み。))

(+E.P.(エナジー・ポイント(パワー))の説明。

※E.P.とは体力ではなく、メンタル〈精神的〉・ゲージの事である。)

誠「それから、コレを渡しておこう。これは南極爆発アイス・ブラストが起きた後に拾った、『火の石盤』だ。これをそのシリンダーに差し込めば、火属性の力が宿るシステムだ。良かったらここで試していけ。(調べた結果、原料は「モナザイト」だ。)

〈たまやんを通じて‘インサート’を行う。〉

(一度、石盤をたまやんに解読させれば、シナプスを通じて(集積回路(ICチップ)を介して)シミュレーションされ、メモリー化されるシステムだ。)」


神経バイパス(あるいは伝達経路ニューロン


(驚異のルーター・システム)

パラメーター付き


(『ナノテクト・ボディ』?)


さらに、セット・アップされたばかりの、

試作品(テストモデル用)のたまやん(原型)を渡す。

(検査済み。プロト・タイプ?)

(一度シュミレートされたテクニカル・ルー・ティンは、機械たまやんに暗記される。)


「オートマ・チック」に改造〈形態〉

(たまやんと連動)


しばらく、機械細胞に感動する勇であった。



※1.後に、(勇の切り取られた腕と共に)細胞の一部がスパイマウスにより摂取され、ゴエモン達からは「ユダ’s細胞」とも呼ばれる。


※2.シリンダーの下部(筒の下の穴)からチェーンも出せる仕組み。

未来忍者サスケを追い掛ける際などに使用。


※3.ギア・チェンジ(変速ギア)は、機械細胞マシーンの性能が良く、‘10ギア=100倍のエナジー’(まで対応できる)がトップ・ギアで最大。

限界突破アリ。

(トランス・ミッション)

ゴエモンとの闘いで5ギアまで出せるようになる。


※4.速度転換アリ?


※5.「チャージ・アップ!!」が決め台詞。


※6.たまに‘メンテナンス’が必要。

(簡単なのは‘たまやん’がやってくれる。)


※7.(誠の説明の通り、)

E.P.が切れると使いモノにならない。


※8.新たな機能をインストールして、アップ・デートする事ができる。

(※OS改造。)

(誠「改造データはバック・アップしておいたから、いつでも修理可能だ。」)


※9.ブレーカーがダメージを受けると、全ての機能が停止するのが難。


(属性3つのカスタムを応用してコラボさせれば、様々なパターンの攻撃を応用して作る事ができる。)


☆右脚からも属性を発動できるシステム。


☆後にあさりより預かって渡される『異次元眼鏡レンズ』では、異次元空間(時空洞など)でのエアスケに乗っての時速や時代etc.が表示される。


※余談になるが、あさりには生き別れの兄(一樹である)がおり、別離する前に撮ったツーショット・ミニ写真の入った白い貝のペンダントが形見として登場する。(あさり「この世に一つしかない。」)



-第2話の人物紹介-(スペック)


1.-KAKYO-

【資料参考】華橋かきょう

ヒロイン華憐かれんの義親。


チューリン格闘技協会元会長。古風で渋め。

特技であるチューリン武術の達人である。

(指折りのカンフ・マスター。)


2.-ASARI-

【資料参考】あさり。

女子高生刑事デカ’であり、チャーム・ポイントは赤髪(水に浸すと茶髪に変わる特殊性有り)。この話のサブヒロイン。


-『海斗』(KAITO)-

一樹とあさりの弟。

Ⅰ部後半「連邦結集戦」にて、海斗は『人間ゲーム(人間テトリスetc.)』という独特の戦い方をする。

「カード・ゲーム」や「音ゲー」が得意。

(「神経衰弱」などの頭脳プレイも。)


技「メルキューブ!!」


武器は‘ルービック・キューブ’

「ガキ扱いするな。」

※海斗は、白狐に拾われた。


3.明日香あすか

孤児院に引き取られた小学生。

母は亡くなっており、唯一の父はゴエモン。(生き別れ)

コロという名の雑種の犬を可愛がっており、風船が木に引っ掛かった所を、勇に助けてもらう。

※Ⅰ部後半にて主に活躍。


戸籍は‘連邦’。


一人称は‘あたし’。


「コロ」という犬の飼い主。

現在は孤児院にいる。

-敵軍-


1.-WHITE FOX-

【資料参考】白狐しろぎつね

別名、ホワイト・フォックス。

ゴエモンの秘書。‘アソシエイト’。(ジャーマネ)。


白狐は海斗の執事で、

海斗に対し、様々な「カリキュラム」

を用意して鍛えてきた過去がある。


2.-EBISU-

【資料参考】平安蔵司へいあんぞうし

通称、エビス、空孔とも

空浮クーとは双子の兄弟。

平面の能面を被り、ウグイスもしくは

ホトトギスを使う。


その名の通り、平安時代からテレポートして来た男。

連邦組織を牛耳るゴエモンを見守り、世界征服を企む。


3.-BASHOU-

【資料参考】芭蕉ばしょう

平安蔵司と同じく、テレポートしてきた男。

何を企んでいるかは不明だが、

連邦側の隠密スパイとして活躍する。

用心棒。(「時世の句」)。


4.-KEIN-

ケイン。(黄金色のスナイパー)

「スコーピオン」を持つ、謎多き青年。

『ファイブ・スコープ』(5秒で的を射る。)

(ライフル銃なども使いこなす。)


連邦秘密警察(FBI)や、ゴエモン達の動きを客観的に見ながら行動する異端児。

金髪がチャーム・ポイントである。

「ロック・オン。」

手越祐也に似ている。

(‘狙った獲物は外さない’。

Go.5のA(リーダー:白人,通称アレックス)の方が銃の腕前は上。〈同じアメリカ出身。〉

「ロケット・ランチャー」など、多様に様々な銃を扱う。)


この2者の内、どちらかは「バイオ・スコープ」を持つ。


連邦数字コード・ナンバー「2」の男。


レナと同じく、祖国アメリカをなくしている。

※故郷はフィラデルフィア。


レナの元カレである。(レナは仕組まれていた?)


☆ケイン「祖国(母国)を失った痛みが、お前に分かるか。」

(「俺達の祖国」)


国籍は‘アメリカ’。


(一応ゴエモンに雇われているが、実質は‘インターン・シップ’のリーダーに過ぎない。)


(トランシーバー(無線機)を持つ。)


一人称は‘オレ’。


「ウォール街」出身のエリート。

異邦人。


(勇と同じで)背は低いが、

ルックス(面)は良い。


Go.5のリーダーとは、

戦場の‘アソシエート’としての

関係だが、仲は悪い。


(もう1人の)ライバルは

勇であるが、

勇に対しては

(正式な初対面ではないが、

スコープ〈観察〉した際に、)

バトラーとしての憧れを抱いており、

初期では特に敵対心はない。


勇は反対に敵視しているが、

何となくケインの感情を受け止めてはいる。


チューリン武闘祭で能力を発揮する際も、

己の限界バトルそのもの

楽しんでおり、

勇に対する殺意はない。

むしろ、リラックスしている。〈掛け合い〉


人体実験を受けており、

「バーサーカー(狂戦士)」に変身する。

(※勇程の外見的変化率はない。)


華憐から「外人さん」と呼ばれる。


5.赤褐色のサイボーグ(に映るが、実際はロボットを身に付けているだけ。)

正体は不明だったが、第2話の終わりにレナであると明かされる。


連邦数字コード・ナンバー「3」の女である。



6.ゴエモンの配下。

ナンバー戦士〈ナンバーズ〉や、流血亜など。(特別なネットワークを張っている。)


ゴエモン配下には、1~9番までのコード・ナンバーの付く者達がいる。その中の「1」に値する者が(事実上、モルモットの)「ワン」。

※ワンは文字通りゴエモンの‘犬’。

最終的には、失敗作としてゴエモンの細胞マシーンの一部〈媒体〉となる?


その他に、「5」に値するDr.フィブ、「7」に値するDr.セブなどがある。それぞれは、工学博士とクローン(生物)実験博士である。また、葵(※花木玲の父親)は「8」に値し、海斗は「4(クワトロ)」に値する。この他に、「Go.5(ゴー・ファイブ)」といった5人の『鉄のボディー・ガード(部隊)集団(特殊防衛部隊)』も居る。(A~Eまで、5人いる。黒人や白人など。)

※特A級〈トップ・クラス〉の戦士達。


(前記に少しあるが、Go.5のリーダー〈同じ祖国で連邦育ちの白人(アレックス,略称はアレック)〉を、ケインはライバル視している。白人からはケインは‘チビ’などと呼ばれている。

「アサルト・ライフル」を装備。

荒技「ガーリック・トースト」。)


(Dr.5とDr.7が合体を行うと、「Dr.ネオ」となり、巨大メカによるバージョンUPを果たすと「Dr.キング・ネオ」となる(?)。)

最終形態は『Dr.ヘブン』(ハイパー・ロイド)。

赤色のボディ?


※Dr.5は別名「ケミカル伯爵」、

Dr.7は別名「バイオレンス伯爵」という風に、それぞれ異名を持つ。


Dr.7は、「ゲノム」などのナノテクに詳しい人物。

最終的に、『生物化学(科学)テロ』を引き起こす。

(バイオレンス伯爵は、麻薬を栽培する危険な奴で、生物実験のエキスパート。)

※ある種の『パラダイム』を築き上げ、『バイオ・テクノロジー(生物工学)』を心に宿す。


また、Dr.5は、「ドラゴン・ボール」のメカ桃白白のような、眼機械(双眼鏡)を片眼に付けている?

〈orメガビューのような品。〉


Dr.ヘリオというのも存在する。


-『流血亜』(RUTIA)-

Dr.7は、勇の細胞を使って‘クローン’ならぬ‘超人間’の開発に勤しむが、‘ブロークン・エナジー’(〈調和の取れない〉不完全なエネルギー)が邪魔してなかなか開発に至らず、死後に完成形が誕生する。

その正体は他ならぬ‘選ばれた’『呪われし(黒い)悪魔の子』‘流血亜ルチア’である。

勇の‘ツイン・ソウル’であり、Dr.7の開発した屈指の‘ミュータント’。

(第Ⅱ部や第Ⅲ部にて本格的に登場。)


流血亜は勇を「兄さん」と呼ぶ。

‘コピー・ニューロン’


『悪魔の血』が騒ぐ。


ゴエモン「邪悪なエンジェルが解き放たれましたね。」


勇の持つ(ダーク)‘サタン・エナジー’の残虐性のみを解放コピーして出来た〈偶発的センス〉怪物産物。


※「黒い霧」から生まれたとされる。


☆流血亜〈ルチア〉は、勇〈ユダ〉にとっては「ソウル・エナミー(魂の宿敵)」とでも言える関係だが、直接対面は少なく、スレ違いが多い。

また、勇の二卵性クローンとなる誕生前の姿〈原形〉は、『ブラック・デビル(赤ん坊)』あるいは『モンスター・ベイビー』と呼ばれている。


最終的にゴエモンの腹から『帝王切開』で

出てくる。

(産み落とすオカマ。)


-ストーリー-


-第2話(Part2)- 未来忍者サスケ



昼過ぎ、再び未来忍者サイボーグに格闘を挑もうと、

(見切り発車で)エアスケを使った後、

連邦への秘密通路(地下の下水道)を渡る勇。


しかし、背後にはスパイマウス(機械マウス)が追っていた。


夕方、秘密通路を飛び出すと、段ボールの中から、(風変わりな)爺さんが現れる。


ユダ「酔っ払いには興味ねェ。」


爺「ただの酔っ払いじゃないぞい。その証拠にお前の跡を追う機械、『スパイマウス』の存在に気付いておる。」


バシッ。

グチャ…。

ふごぅ…。


片付ける爺さん。


爺「こんな忍び寄るガラクタメカにも気付けんとはな。脇が甘い。」


〃「お前、この前のテロリストの1人じゃろう。」

ユダ「なぜそれを…。おめェ…、何者。」

爺「わしの名は『華橋』、ただのしがない爺さんじゃよ。」


無視…。


華橋「待てィ…。貴様、未来忍者を追っているんじゃろ。」


ユダ「なっ…、なんでそれを。」


華橋「未来忍者の居場所を教えてやるわい。わしについて来い。」


〃「あの列車じゃよ。」


ユダ「切符は!?」


華橋「空から行くんじゃい。」


連邦内の要塞では…

ゴエモン「キー、スパイマウスを倒すなんて。でも、わたしの部下ハンター、戦鋭隊?FBI(連邦警察部隊)をナメない事ね。」


列車の上でFBI(ハンター達)と戦う2人。

華橋は、カンフーの使い手であった。


華橋「俺達の乗った列車に、途中下車はないゼ。」


次々に敵を倒し、駅まで到着。


降りる2人。


が…。


ユダ「あれ…あの時の爺さんは!?」


消える。

夜になり、到着したのは、遊園地であった。(「アミューズメント・パーク」)


スピンッ現れたのは、未来忍者サスケ。


ユダ「お前…(忍者野郎)、この前の仇…。レナさんを返せー。」


遊園地での死闘が始まる。炎が舞う。(勇「滅多撃ちにしてやるゼ。」)


(モニター越しに)

ゴエモン「キャー、噂のテロリスト『セル・コマンダー(細胞操自者)』のおでましよ。楽しみだわ。サスケちゃん、やっちゃいなさい。」


司令を送る。


あまりの強さに、逃げ惑う勇。

(チェイサーと化すサスケ。)


反撃返し、今度は逃げるサスケを追う。

追撃戦。イタチごっこ。

急流滑りなど。


(勇の)「ギガトン・クラッシュ〈・ボンバー〉(ブロック崩し)」で段ボールの棚をカチ割る。


(チャージした脚で電柱に膝蹴りをかましブチ倒す場面や、サスケをハメてダンプ・カーで引かせる場面有り。)

{「マシーン(機械細胞)」のシリンダーの下部からチェーンが出て、電柱を巻き込み、右手で持って電柱を振り回すが、サスケは電柱の上に乗って直立不動の状態となる。(腕を組んで脚を閉じる。)

(そのシーン有り。)}


ユダ「無線国家じゃねェのかよ。」


電信柱の電線を伝いながらい、サスケを追いかける。

※鍵を電線にセットし、ロープウェー風に滑り込んでアタックする。

(その様子を見張るケインという男と赤褐色のロボ。)


ゴエモン「ケインのったら未来忍者オリジナルと戦ってる隙に倒しなさいって、言ってたのに、またわたしに逆らう気かしら。いくらスペオキ(スペシャルお気に入り)だからって許さないわ。」


ゴエモン「白狐、Go.5(ファイブ)(鉄壁のガード部隊ボディ・ガード)を用意して。あの場所に向かうわ。」


白狐「かしこまりました…、オホホ(笑)。

(Go.5からしたらFBIなどの比ではありませんからね…。

洗練された(選び抜かれた)特急戦士達が集う部隊ですから…、オホホ(笑)。)」


ジェット・ヘリで向かうゴエモン。


ケイン「まだだ、まだ…。もうすぐ、噂の‘パッション’(覚醒)が起こる筈…。その時まで、引き金を引くわけには…。」


そして、またあの‘パッション’(覚醒)が始まる。


尚、(前回でも少し説明したが、)パッションを起こすと、シリンダー型ではその圧力に耐えられなくなり、自動的にパルム型に変型するようになっている。

パッション(覚醒)中はEPエナジー・ポイントの消費が激しい為、命の危機(リミット性)にも関わる。

長時間の耐久戦には向かない。


(モニター越しに、)

ゴエモン「これが…『パッション!?』何なのよ、ただのセル・コマンダーじゃないのね。」

〃「キーッ、憎いわ。皆さん、『悪魔殺し』を始めるわよ。」


勇の左手が、「パルム(掌)型」に変わり、さっきまでの炎攻撃が圧力を増す。


右脚でダッシュし、追いかけると、「インパルス・ボム」を喰らわし、表情を変えて『ファイアー・ブラスト』の一撃大必殺を喰らわす。



最後に、留めのレナ直伝の「隕石メテオ蹴り」で、サスケの顔面をアタック。(スピン・クラッシュ)。

(「延髄蹴り」をかます。)

クリティカル・ヒット。

連発。


もろに喰らい、コケるサスケ。

(脳天に突き刺さり〈直撃〉、甲冑の頭部〈ヘッド・パーツ〉を貫く。チップを破壊。)


ゴエモン「ヤバいわ。顔面が剥がれたら、操作不能になるじゃないの。」


ユダ「その面、拝ませて貰うゼ。」

馬乗り。

〈フル・ボッコ〉


甲冑の頭部が破壊され、左頬に稲妻型の傷がある、青年の姿が現れる。


非情になった勇。

ユダ「狙い通りだ。コレが‘パッション’!?身体が言う事を聞かねェ…。侵食されていく気分だ…。意識が…。」


ユダ「さぁ、留めの…。なっ…。」


-現在の天気で急遽、「ゲリラ豪雨」が知らされる。-


雨の音と雷鳴がなり、サスケの顔つきが変わる。


左頬の傷が光る。


胴体も割れ、完全に人間の姿になると、刀が現れる。

(「時限刀」である。)


ゴエモン「青稲妻あおなずま佐助さすけだわ。」


サスケの眼が殺気立つ。

万事休す?


その様子を遠くから見つめる、スナイパー「ケイン」と謎の赤褐色サイボーグ。


ケイン「見つけた…。なかなかの『ハイ・スペック』」


船乗り場の横の工場が爆発し、燃え盛る。

クレーンを使っての戦い。



~オーバー・ヒート~


コンテナ越しに、タンク・ローリー出動。

(倉庫で戦って火柱を立てたり。)

(感電して、電気シャベル装置〈カー〉やフォーク・リフトが動き出す。)

『火花スパイラル』。


etc.



ゴミ収集所にハメ込む。


死闘が終わり、ドローとなる。(復活戦)


ユダ「留めだ。‘クロス・ファイアー’&‘ハイパー・フラッシュオーバー’!!(フォー・エバー)」

両手を合わせ、構える。


サスケも雷の電撃を突発的に刀から出し、反発する。


最後の反抗で、2人は力を出し尽くし、倒れ込む。


紅い十字架が反応し、パッションが収まる。



サスケも倒れる。


その背中を狙うケイン。


ゴエモン「サスケもセル・コマンダーも両方一気に、殺っちゃいなさい。」


ゴエモンのケインヘの司令が無線で入る中、

2人の体を瞬時に移動させた男がいた。


華橋である。


ケイン「ロック・オン。」

ケインの撃った球は、勇の十字架に跳ね返り、華橋の頬をカスる。


また、同時に、プロペラー(2人乗りのミニ・ヘリコプターの名称)に乗った誠が迎え、勇は助かり、サスケは華橋の元へと運ばれた。


〈ファースト・コンタクト〉

ゴエモン「お上手♪(拍手」

〃「わたしの名は‘ゴエモン’よ、(覚えておいて。)あなたが噂のセル・コマンダー?可愛いじゃない♪」

到着したゴエモン。

(ジェット・ヘリをホバリングさせての会話?)


ゴエモン「(外野がうるさくてもう嫌!)邪魔が入ったわね。わたしの可愛いセル・コマンダーちゃん、また会いましょう。」

(宣戦布告)

(〃「白狐、近々‘シンポジウム’を開くわよ。」)

〈トランシーバー〉


ケイン、サスケの‘時限刀’を盗むミッションを成功させる。



~(Go.5リーダー)

アレックとの業界内での会話~


アレック「最近単独行動が目立ってるらしいじゃないか、ケイン。

へぇ~、いつ裏切るかも分からないザコのお前にしては上出来だ。

よくやったじゃないか。

株上げだな。

白狐ホワイト・フォックス様も喜ぶ。

ん?、なんだ、

なんの飾り気もないただの日本刀じゃないか。

これをエビス様が欲しがっているって!?

バカらしい…。

俺には価値が分からん。」


etc.



一連の事件(放火魔事件)をきっかけに、

警察も出動し、あさりなど女性警官も駆け付けた。

ジャーナリストマスコミも集う。

〈ゴシップが流れる。〉


あさり「間違いない。ユダの指紋だわ。お兄ちゃんを返して…。」


ケインと赤褐色のロボットは、要塞に戻っていた。


ロボットのヘッドを脱ぐ女性。正体は、レナである。


レナ「やっぱりアイツが細胞操自者になったのね。私が鍛えただけあって、強くなってるわ。」


ゴエモン「ワン(部下の一人)を呼びなさい。」


白狐「はい。解りました。ニヤリッ(笑)」


ゴエモン「ストレスが溜まったわ。(ワンを)クローン実験の的にさせて貰うわ…。ウフフ…。(笑)

‘解体ショー(処刑)’よ、クビになるよりマシなんじゃな~ィ?

ねェどう?いい案だと思わない?

‘飼い殺し命令’よ。

ちゃ~んと家族には報告しておくわ(ハート)」

白狐「オホホ…、また悪戯が過ぎますね、ニヤリ(笑)。」


(ゴエモンは、)そう言って、ビデオ操作を行っていたワンを実験に出し、操作ボタンも潰した。


連邦の要塞では、サスケの時限刀を盗んだケインに反抗すべく、芭蕉が時限刀を盗み返し、華橋に渡していた。

‘例のモノ’

モニターに映っていた。


平安蔵司こと空孔

「鼠が入ったようじゃのう。」

ツー「白狐様、クセ者が入りました。」

白狐「何としても探し出すのです…。」


芭蕉「フン…、バレておったか。」



-発覚後-


(芭蕉に)白狐「芭蕉さん、今回の事は水に流しましょう。でも、次はありませんよ…、エビス様が始末しますから…、オホホ。

(目立つ行為には、充分気を付けて下さいね。)」


etc.

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