グローバル•クロス〜紅(あか)き十字架〜第I部⚡️(ノーカット版)
あらすじ
第Ⅰ部前半のノーカット版です。
十字架の由来が違います。
旧作です。
-本編(序章第1話)-
第Ⅰ部(前半)
1. サスケ編
-ストーリー-
〈プロローグ〉-序章-
-第1話(Part1)- パッション(覚醒)
※桜による、紅き十字架,紅き救世主のナレーション(冒頭のどこかに挿入。)
(『グローバル・クロス起こる時、紅き救世主現る。』)
20XX年、舞台(設定)は近未来、アース(地球)では、血で血を洗い、化学兵器及び生物兵器が飛び交う第3次世界大戦(『国家的全面戦争』)の影響で、南極爆発が起こり(それにより、南極に穴が生じる。※巨大なホールには、Ⅲ部にて突入。隕石のごとく放たれた大砲。)、さらに後遺症の亜気と呼ばれる気体(光化学スモッグの影響で発生した人間には無効な特殊なウィルス)〈ダーク・ミスト〉を吸った亜獣達が大流行し、都会に群がっていた。
〈塗装がされてないジャポニカ区域。
連邦の植民地状態(軍事ミサイル基地がある。)で、廃墟と田舎(の景色)が混じっており、
‘オーシャン・ビュー’が見物。〉
(※また、アメリカのほとんどはその影響で洪水によって沈没し、白色化されたヴィーナス(女神像)などのみが残った。)
そんな中、日本こと大東亜(連邦)共和国は、未来都市型の軍事国家大東亜連邦と、整備されていない自然派のジャポニカ共和国(珊瑚礁などが見られる反面、不毛地帯も目立つ島)という2ヶ国に分化される。〈2極化〉
連邦は、ゴエモンという怪しげな男に支配権を委ねられ、ジャポニカ共和国との貧富の差は、激しいものがった。
荒れた無法地帯、ジャポニカ共和国では、テロリスト同士の抗戦が相次ぎ、生き残った「レットx・カンサーズ」が支配権を委ねられた。
そんな中、ついに連邦への隠し通路を切り抜け、連邦に対してテロを行う男が現れた。
陣内勇(通称:『ユダ』)、
17才である。
父にスーパーメカニストの陣内誠を持ち、何を隠そうレットxカンサーズのリーダー、戦闘のエキスパートである。
夜中、テロは実行された。
(事の発端。)
勇「あの電子モニター板、あそこに映ってる奴が‘ゴエモン’っていう奴か。とんだオカマ野郎だ。連邦を牛耳ってジャポニカを苦しめやがって。イッキさんの仇を取ってやるぜ。」
(ゴエモン「憎っくき蛇達は排除しましょう。
サスケ、処刑の時間よ。命令に従いなさい。」)
五六、広喜は囮作戦に入り、レナは単独で組織に直行、勇と玲は途中より2手に別れ、勇はレナを追った。
(五六が行った‘サイバー・テロ’により、全ての電灯が消える。)
だが、レナ(ラバー・スーツ
←(※テロリスト集団レットx・カンサーズの皆、その姿))と合流後、現れたのが、
ゴエモンの足である、‘人間型殺人兵器’未来忍者『サスケ』であった。
素早い動きでレナを暗殺し、勇の左腕を斬り、向かってきた。(右脚もダメージを受ける。)
勇「レナーーー!!」
同時に、強烈な「パルピテーション(動悸)」が、勇を襲う。
何が起きたかは分からないが、絆創膏が剥がれ、勇の顔は強力なデビルと化し、その一体は信じられない力で窪みとなった。
誠から渡され首に付けた紅の十字架(フェニックス模様)が反応し、倒れる。
これが初めての‘パッション’(覚醒)である。
〈覚醒後は意識の回復を待つが、覚醒中の記憶はほとんどない。〉
・・・3日後・・・
気絶した勇、目が覚めるとそこは、
(ヘビー・スモーカーの)誠の研究部屋であった。
~マニュアル説明~
(「紅き十字架」のネックレスを再び見させられる。)
-改造型ボディ・パーツ-
(設計図〈クローズ・アップ〉を見せながら喋る)
誠「起きたか。。
『ニュー・ボディ』の誕生だ。」
(☆ここからは、‘パッション’〈覚醒〉や、機械細胞〈マシーン〉についてのメカニズムを説明。)
※「細胞機」とは、「機械細胞」の略語である。
誠「お前には黙っていたが、その胸にあるのは、お前が17になったら渡せと言われていた本当の親父からの形見の十字架だ。」
(勇〈ユダ〉と共に、冥王〈ハーデス〉の3D式ビデオ・レター付きで届けられた。)
※ビデオ・レターは勇には見せない。
勇「本当の親父!?」
誠「お前ももう一人前の大人だから言う。。
俺が義理の父親であった事を黙っててすまなかった。」
誠「その十字架は、覚醒によって促された原動力を制御(鎮静化)し、一時的に封印する働きがあるそうだ。
どのタイミングで発動するかは知らんがな。」
・・・(誠「お前のその、本当の親から預かった‘ギフテッド(能力)’をいつまでも大切にしろ。
まぁ、俺との絆がなくなる訳ではないがな。」)・・・
誠「それとな、お前の左腕と右脚はもう使えねェ。
(右脚は痛んでたからついでに改造した(笑)。」)
誠「(お前仕様に)腕の方はシリンダー型の武器(細胞機)に、右脚はダッシュ(及び気を溜めて攻撃するダッシュ蹴り)や、見切り発車のエア・ダッシュ用の装置となったり、移動する為のエア・スケボー、略して『エアスケ』に変型するモノに変えておいた。」
誠「お前が倒れてから3日だ。玲が運んでくれたんだ。感謝しろよ。」
誠「さっきも言ったが、その十字架はホメオスタシス的な役割を果たし、一回付けると、基本的には、死ぬまで外せねェよ。」
勇「先に言えよ。」
(誠「続きの説明だが、システム〈原理〉は簡単だ。」)
誠「尚、今度デビル化した時は、その筒型の左手は、ドーパミンの作用で掌型に変型するようになっている。筒型のままだと膨らんで危険だからな。(「バルク・アップ」)
(興奮すると、ドーパミンの作用をキャッチし、神経伝達を引き起こしてパルム(掌)化する。)
(「チッチッチ、勇ちゃん、仕組みを知るにはまだ早過ぎるぜ。」)
が、その体勢(掌型)ではE.P.の消費が激しく、全て消耗すればお陀仏だ。(専用の試験管式タンクを注入して使うか)充電するまでお前の細胞機は使えなくなる。
(ロックマン?)
E.P.の使い過ぎは死にも関わるから、気を付けろ。
パッション(覚醒)を起こす事に十字架の力は強度を増す。3日眠ることも、今回が最後だろ。まっ、慣れって訳だ。
それから、きちんと説明すればその筒型のマシーンは、『機械細胞』あるいは細胞機と言ってな、お前は単なるサイボーグではなく、それを細胞の一部として自在に操れる。かつて優と一緒に研究し、造られた上等な代物だ。単なる兵器と思うなよ。」
〈スーパー・テクノロジー(科学技術の産物)〉
(シリンダーの先の穴は、扇風機状になっており、回転する。)
「蝶番」。
(細胞機はどんどんパワー・アップしていくシステム。(アップ・デートする仕組み。))
(+E.P.(エナジー・ポイント(パワー))の説明。
※E.P.とは体力ではなく、メンタル〈精神的〉・ゲージの事である。)
誠「それから、コレを渡しておこう。これは南極爆発が起きた後に拾った、『火の石盤』だ。これをそのシリンダーに差し込めば、火属性の力が宿るシステムだ。良かったらここで試していけ。(調べた結果、原料は「モナザイト」だ。)
〈たまやんを通じて‘インサート’を行う。〉
(一度、石盤をたまやんに解読させれば、シナプスを通じて(集積回路(ICチップ)を介して)シミュレーションされ、メモリー化されるシステムだ。)」
神経バイパス(あるいは伝達経路)
(驚異のルーター・システム)
パラメーター付き
(『ナノテクト・ボディ』?)
さらに、セット・アップされたばかりの、
試作品(テストモデル用)のたまやん(原型)を渡す。
(検査済み。プロト・タイプ?)
(一度シュミレートされたテクニカル・ルー・ティンは、機械に暗記される。)
「オートマ・チック」に改造〈形態〉
(たまやんと連動)
しばらく、機械細胞に感動する勇であった。
※1.後に、(勇の切り取られた腕と共に)細胞の一部がスパイマウスにより摂取され、ゴエモン達からは「ユダ’s細胞」とも呼ばれる。
※2.シリンダーの下部(筒の下の穴)からチェーンも出せる仕組み。
未来忍者を追い掛ける際などに使用。
※3.ギア・チェンジ(変速ギア)は、機械細胞の性能が良く、‘10ギア=100倍のエナジー’(まで対応できる)がトップ・ギアで最大。
限界突破アリ。
(トランス・ミッション)
ゴエモンとの闘いで5ギアまで出せるようになる。
※4.速度転換アリ?
※5.「チャージ・アップ!!」が決め台詞。
※6.たまに‘メンテナンス’が必要。
(簡単なのは‘たまやん’がやってくれる。)
※7.(誠の説明の通り、)
E.P.が切れると使いモノにならない。
※8.新たな機能をインストールして、アップ・デートする事ができる。
(※OS改造。)
(誠「改造データはバック・アップしておいたから、いつでも修理可能だ。」)
※9.ブレーカーがダメージを受けると、全ての機能が停止するのが難。
(属性3つのカスタムを応用してコラボさせれば、様々なパターンの攻撃を応用して作る事ができる。)
☆右脚からも属性を発動できるシステム。
☆後にあさりより預かって渡される『異次元眼鏡』では、異次元空間(時空洞など)でのエアスケに乗っての時速や時代etc.が表示される。
※余談になるが、あさりには生き別れの兄(一樹である)がおり、別離する前に撮ったツーショット・ミニ写真の入った白い貝のペンダントが形見として登場する。(あさり「この世に一つしかない。」)
-第2話の人物紹介-(スペック)
1.-KAKYO-
【資料参考】華橋。
ヒロイン華憐の義親。
チューリン格闘技協会元会長。古風で渋め。
特技であるチューリン武術の達人である。
(指折りのカンフ・マスター。)
2.-ASARI-
【資料参考】あさり。
‘女子高生刑事’であり、チャーム・ポイントは赤髪(水に浸すと茶髪に変わる特殊性有り)。この話のサブヒロイン。
-『海斗』(KAITO)-
一樹とあさりの弟。
Ⅰ部後半「連邦結集戦」にて、海斗は『人間ゲーム(人間テトリスetc.)』という独特の戦い方をする。
「カード・ゲーム」や「音ゲー」が得意。
(「神経衰弱」などの頭脳プレイも。)
技「メルキューブ!!」
武器は‘ルービック・キューブ’
「ガキ扱いするな。」
※海斗は、白狐に拾われた。
3.明日香
孤児院に引き取られた小学生。
母は亡くなっており、唯一の父はゴエモン。(生き別れ)
コロという名の雑種の犬を可愛がっており、風船が木に引っ掛かった所を、勇に助けてもらう。
※Ⅰ部後半にて主に活躍。
戸籍は‘連邦’。
一人称は‘あたし’。
「コロ」という犬の飼い主。
現在は孤児院にいる。
-敵軍-
1.-WHITE FOX-
【資料参考】白狐。
別名、ホワイト・フォックス。
ゴエモンの秘書。‘アソシエイト’。(ジャーマネ)。
白狐は海斗の執事で、
海斗に対し、様々な「カリキュラム」
を用意して鍛えてきた過去がある。
2.-EBISU-
【資料参考】平安蔵司
通称、夷、空孔とも
空浮とは双子の兄弟。
平面の能面を被り、ウグイスもしくは
ホトトギスを使う。
その名の通り、平安時代からテレポートして来た男。
連邦組織を牛耳るゴエモンを見守り、世界征服を企む。
3.-BASHOU-
【資料参考】芭蕉
平安蔵司と同じく、テレポートしてきた男。
何を企んでいるかは不明だが、
連邦側の隠密として活躍する。
用心棒。(「時世の句」)。
4.-KEIN-
ケイン。(黄金色のスナイパー)
「スコーピオン」を持つ、謎多き青年。
『ファイブ・スコープ』(5秒で的を射る。)
(ライフル銃なども使いこなす。)
連邦秘密警察(FBI)や、ゴエモン達の動きを客観的に見ながら行動する異端児。
金髪がチャーム・ポイントである。
「ロック・オン。」
手越祐也に似ている。
(‘狙った獲物は外さない’。
Go.5のA(リーダー:白人,通称アレックス)の方が銃の腕前は上。〈同じアメリカ出身。〉
「ロケット・ランチャー」など、多様に様々な銃を扱う。)
この2者の内、どちらかは「バイオ・スコープ」を持つ。
連邦数字「2」の男。
レナと同じく、祖国をなくしている。
※故郷はフィラデルフィア。
レナの元カレである。(レナは仕組まれていた?)
☆ケイン「祖国(母国)を失った痛みが、お前に分かるか。」
(「俺達の祖国」)
国籍は‘アメリカ’。
(一応ゴエモンに雇われているが、実質は‘インターン・シップ’のリーダーに過ぎない。)
(トランシーバー(無線機)を持つ。)
一人称は‘オレ’。
「ウォール街」出身のエリート。
異邦人。
(勇と同じで)背は低いが、
ルックス(面)は良い。
Go.5のリーダーとは、
戦場の‘アソシエート’としての
関係だが、仲は悪い。
(もう1人の)ライバルは
勇であるが、
勇に対しては
(正式な初対面ではないが、
スコープ〈観察〉した際に、)
バトラーとしての憧れを抱いており、
初期では特に敵対心はない。
勇は反対に敵視しているが、
何となくケインの感情を受け止めてはいる。
チューリン武闘祭で能力を発揮する際も、
己の限界を
楽しんでおり、
勇に対する殺意はない。
むしろ、リラックスしている。〈掛け合い〉
人体実験を受けており、
「バーサーカー(狂戦士)」に変身する。
(※勇程の外見的変化率はない。)
華憐から「外人さん」と呼ばれる。
5.赤褐色のサイボーグ(に映るが、実際はロボットを身に付けているだけ。)
正体は不明だったが、第2話の終わりにレナであると明かされる。
連邦数字「3」の女である。
6.ゴエモンの配下。
ナンバー戦士〈ナンバーズ〉や、流血亜など。(特別なネットワークを張っている。)
ゴエモン配下には、1~9番までの名の付く者達がいる。その中の「1」に値する者が(事実上、モルモットの)「ワン」。
※ワンは文字通りゴエモンの‘犬’。
最終的には、失敗作としてゴエモンの細胞の一部〈媒体〉となる?
その他に、「5」に値するDr.フィブ、「7」に値するDr.セブなどがある。それぞれは、工学博士とクローン(生物)実験博士である。また、葵(※花木玲の父親)は「8」に値し、海斗は「4(クワトロ)」に値する。この他に、「Go.5(ゴー・ファイブ)」といった5人の『鉄のボディー・ガード(部隊)集団(特殊防衛部隊)』も居る。(A~Eまで、5人いる。黒人や白人など。)
※特A級〈トップ・クラス〉の戦士達。
(前記に少しあるが、Go.5のリーダー〈同じ祖国で連邦育ちの白人(アレックス,略称はアレック)〉を、ケインはライバル視している。白人からはケインは‘チビ’などと呼ばれている。
「アサルト・ライフル」を装備。
荒技「ガーリック・トースト」。)
(Dr.5とDr.7が合体を行うと、「Dr.ネオ」となり、巨大メカによるバージョンUPを果たすと「Dr.キング・ネオ」となる(?)。)
最終形態は『Dr.ヘブン』(ハイパー・ロイド)。
赤色のボディ?
※Dr.5は別名「ケミカル伯爵」、
Dr.7は別名「バイオレンス伯爵」という風に、それぞれ異名を持つ。
Dr.7は、「ゲノム」などのナノテクに詳しい人物。
最終的に、『生物化学(科学)テロ』を引き起こす。
(バイオレンス伯爵は、麻薬を栽培する危険な奴で、生物実験のエキスパート。)
※ある種の『パラダイム』を築き上げ、『バイオ・テクノロジー(生物工学)』を心に宿す。
また、Dr.5は、「ドラゴン・ボール」のメカ桃白白のような、眼機械(双眼鏡)を片眼に付けている?
〈orメガビューのような品。〉
Dr.ヘリオというのも存在する。
-『流血亜』(RUTIA)-
Dr.7は、勇の細胞を使って‘クローン’ならぬ‘超人間’の開発に勤しむが、‘ブロークン・エナジー’(〈調和の取れない〉不完全なエネルギー)が邪魔してなかなか開発に至らず、死後に完成形が誕生する。
その正体は他ならぬ‘選ばれた’『呪われし(黒い)悪魔の子』‘流血亜’である。
勇の‘ツイン・ソウル’であり、Dr.7の開発した屈指の‘ミュータント’。
(第Ⅱ部や第Ⅲ部にて本格的に登場。)
流血亜は勇を「兄さん」と呼ぶ。
‘コピー・ニューロン’
『悪魔の血』が騒ぐ。
ゴエモン「邪悪なエンジェルが解き放たれましたね。」
勇の持つ(ダーク)‘サタン・エナジー’の残虐性のみを解放して出来た〈偶発的センス〉怪物産物。
※「黒い霧」から生まれたとされる。
☆流血亜〈ルチア〉は、勇〈ユダ〉にとっては「ソウル・エナミー(魂の宿敵)」とでも言える関係だが、直接対面は少なく、スレ違いが多い。
また、勇の二卵性クローンとなる誕生前の姿〈原形〉は、『ブラック・デビル(赤ん坊)』あるいは『モンスター・ベイビー』と呼ばれている。
最終的にゴエモンの腹から『帝王切開』で
出てくる。
(産み落とすオカマ。)
-ストーリー-
-第2話(Part2)- 未来忍者サスケ
昼過ぎ、再び未来忍者に格闘を挑もうと、
(見切り発車で)エアスケを使った後、
連邦への秘密通路(地下の下水道)を渡る勇。
しかし、背後にはスパイマウス(機械マウス)が追っていた。
夕方、秘密通路を飛び出すと、段ボールの中から、(風変わりな)爺さんが現れる。
勇「酔っ払いには興味ねェ。」
爺「ただの酔っ払いじゃないぞい。その証拠にお前の跡を追う機械、『スパイマウス』の存在に気付いておる。」
バシッ。
グチャ…。
ふごぅ…。
片付ける爺さん。
爺「こんな忍び寄るガラクタメカにも気付けんとはな。脇が甘い。」
〃「お前、この前のテロリストの1人じゃろう。」
勇「なぜそれを…。おめェ…、何者。」
爺「わしの名は『華橋』、ただのしがない爺さんじゃよ。」
無視…。
華橋「待てィ…。貴様、未来忍者を追っているんじゃろ。」
勇「なっ…、なんでそれを。」
華橋「未来忍者の居場所を教えてやるわい。わしについて来い。」
〃「あの列車じゃよ。」
勇「切符は!?」
華橋「空から行くんじゃい。」
連邦内の要塞では…
ゴエモン「キー、スパイマウスを倒すなんて。でも、わたしの部下、戦鋭隊?FBI(連邦警察部隊)をナメない事ね。」
列車の上でFBI(ハンター達)と戦う2人。
華橋は、カンフーの使い手であった。
華橋「俺達の乗った列車に、途中下車はないゼ。」
次々に敵を倒し、駅まで到着。
降りる2人。
が…。
勇「あれ…あの時の爺さんは!?」
消える。
夜になり、到着したのは、遊園地であった。(「アミューズメント・パーク」)
スピンッ現れたのは、未来忍者サスケ。
勇「お前…(忍者野郎)、この前の仇…。レナさんを返せー。」
遊園地での死闘が始まる。炎が舞う。(勇「滅多撃ちにしてやるゼ。」)
(モニター越しに)
ゴエモン「キャー、噂のテロリスト『セル・コマンダー(細胞操自者)』のおでましよ。楽しみだわ。サスケちゃん、やっちゃいなさい。」
司令を送る。
あまりの強さに、逃げ惑う勇。
(チェイサーと化すサスケ。)
反撃返し、今度は逃げるサスケを追う。
追撃戦。イタチごっこ。
急流滑りなど。
(勇の)「ギガトン・クラッシュ〈・ボンバー〉(ブロック崩し)」で段ボールの棚をカチ割る。
(チャージした脚で電柱に膝蹴りをかましブチ倒す場面や、サスケをハメてダンプ・カーで引かせる場面有り。)
{「マシーン(機械細胞)」のシリンダーの下部からチェーンが出て、電柱を巻き込み、右手で持って電柱を振り回すが、サスケは電柱の上に乗って直立不動の状態となる。(腕を組んで脚を閉じる。)
(そのシーン有り。)}
勇「無線国家じゃねェのかよ。」
電信柱の電線を伝いながらい、サスケを追いかける。
※鍵を電線にセットし、ロープウェー風に滑り込んでアタックする。
(その様子を見張るケインという男と赤褐色のロボ。)
ゴエモン「ケインの奴、未来忍者と戦ってる隙に倒しなさいって、言ってたのに、またわたしに逆らう気かしら。いくらスペオキ(スペシャルお気に入り)だからって許さないわ。」
ゴエモン「白狐、Go.5(ファイブ)(鉄壁のガード部隊)を用意して。あの場所に向かうわ。」
白狐「かしこまりました…、オホホ(笑)。
(Go.5からしたらFBIなどの比ではありませんからね…。
洗練された(選び抜かれた)特急戦士達が集う部隊ですから…、オホホ(笑)。)」
ジェット・ヘリで向かうゴエモン。
ケイン「まだだ、まだ…。もうすぐ、噂の‘パッション’(覚醒)が起こる筈…。その時まで、引き金を引くわけには…。」
そして、またあの‘パッション’(覚醒)が始まる。
尚、(前回でも少し説明したが、)パッションを起こすと、シリンダー型ではその圧力に耐えられなくなり、自動的に掌型に変型するようになっている。
パッション(覚醒)中はEPの消費が激しい為、命の危機(リミット性)にも関わる。
長時間の耐久戦には向かない。
(モニター越しに、)
ゴエモン「これが…『パッション!?』何なのよ、ただのセル・コマンダーじゃないのね。」
〃「キーッ、憎いわ。皆さん、『悪魔殺し』を始めるわよ。」
勇の左手が、「パルム(掌)型」に変わり、さっきまでの炎攻撃が圧力を増す。
右脚でダッシュし、追いかけると、「インパルス・ボム」を喰らわし、表情を変えて『ファイアー・ブラスト』の一撃大必殺を喰らわす。
最後に、留めのレナ直伝の「隕石蹴り」で、サスケの顔面をアタック。(スピン・クラッシュ)。
(「延髄蹴り」をかます。)
クリティカル・ヒット。
連発。
諸に喰らい、コケるサスケ。
(脳天に突き刺さり〈直撃〉、甲冑の頭部〈ヘッド・パーツ〉を貫く。チップを破壊。)
ゴエモン「ヤバいわ。顔面が剥がれたら、操作不能になるじゃないの。」
勇「その面、拝ませて貰うゼ。」
馬乗り。
〈フル・ボッコ〉
甲冑の頭部が破壊され、左頬に稲妻型の傷がある、青年の姿が現れる。
非情になった勇。
勇「狙い通りだ。コレが‘パッション’!?身体が言う事を聞かねェ…。侵食されていく気分だ…。意識が…。」
勇「さぁ、留めの…。なっ…。」
-現在の天気で急遽、「ゲリラ豪雨」が知らされる。-
雨の音と雷鳴がなり、サスケの顔つきが変わる。
左頬の傷が光る。
胴体も割れ、完全に人間の姿になると、刀が現れる。
(「時限刀」である。)
ゴエモン「青稲妻の佐助だわ。」
サスケの眼が殺気立つ。
万事休す?
その様子を遠くから見つめる、スナイパー「ケイン」と謎の赤褐色サイボーグ。
ケイン「見つけた…。なかなかの『ハイ・スペック』」
船乗り場の横の工場が爆発し、燃え盛る。
クレーンを使っての戦い。
~オーバー・ヒート~
コンテナ越しに、タンク・ローリー出動。
(倉庫で戦って火柱を立てたり。)
(感電して、電気シャベル装置〈カー〉やフォーク・リフトが動き出す。)
『火花スパイラル』。
etc.
ゴミ収集所にハメ込む。
死闘が終わり、ドローとなる。(復活戦)
勇「留めだ。‘クロス・ファイアー’&‘ハイパー・フラッシュオーバー’!!(フォー・エバー)」
両手を合わせ、構える。
サスケも雷の電撃を突発的に刀から出し、反発する。
最後の反抗で、2人は力を出し尽くし、倒れ込む。
紅い十字架が反応し、パッションが収まる。
サスケも倒れる。
その背中を狙うケイン。
ゴエモン「サスケもセル・コマンダーも両方一気に、殺っちゃいなさい。」
ゴエモンのケインヘの司令が無線で入る中、
2人の体を瞬時に移動させた男がいた。
華橋である。
ケイン「ロック・オン。」
ケインの撃った球は、勇の十字架に跳ね返り、華橋の頬をカスる。
また、同時に、プロペラー(2人乗りのミニ・ヘリコプターの名称)に乗った誠が迎え、勇は助かり、サスケは華橋の元へと運ばれた。
〈ファースト・コンタクト〉
ゴエモン「お上手♪(拍手」
〃「わたしの名は‘ゴエモン’よ、(覚えておいて。)あなたが噂のセル・コマンダー?可愛いじゃない♪」
到着したゴエモン。
(ジェット・ヘリをホバリングさせての会話?)
ゴエモン「(外野がうるさくてもう嫌!)邪魔が入ったわね。わたしの可愛いセル・コマンダーちゃん、また会いましょう。」
(宣戦布告)
(〃「白狐、近々‘シンポジウム’を開くわよ。」)
〈トランシーバー〉
ケイン、サスケの‘時限刀’を盗むミッションを成功させる。
~(Go.5リーダー)
アレックとの業界内での会話~
アレック「最近単独行動が目立ってるらしいじゃないか、ケイン。
へぇ~、いつ裏切るかも分からないザコのお前にしては上出来だ。
よくやったじゃないか。
株上げだな。
白狐様も喜ぶ。
ん?、なんだ、
なんの飾り気もないただの日本刀じゃないか。
これをエビス様が欲しがっているって!?
バカらしい…。
俺には価値が分からん。」
etc.
一連の事件(放火魔事件)をきっかけに、
警察も出動し、あさりなど女性警官も駆け付けた。
ジャーナリスト達も集う。
〈ゴシップが流れる。〉
あさり「間違いない。ユダの指紋だわ。お兄ちゃんを返して…。」
ケインと赤褐色のロボットは、要塞に戻っていた。
ロボットの頭を脱ぐ女性。正体は、レナである。
レナ「やっぱりアイツが細胞操自者になったのね。私が鍛えただけあって、強くなってるわ。」
ゴエモン「ワン(部下の一人)を呼びなさい。」
白狐「はい。解りました。ニヤリッ(笑)」
ゴエモン「ストレスが溜まったわ。(ワンを)クローン実験の的にさせて貰うわ…。ウフフ…。(笑)
‘解体ショー(処刑)’よ、クビになるよりマシなんじゃな~ィ?
ねェどう?いい案だと思わない?
‘飼い殺し命令’よ。
ちゃ~んと家族には報告しておくわ(ハート)」
白狐「オホホ…、また悪戯が過ぎますね、ニヤリ(笑)。」
(ゴエモンは、)そう言って、ビデオ操作を行っていたワンを実験に出し、操作ボタンも潰した。
連邦の要塞では、サスケの時限刀を盗んだケインに反抗すべく、芭蕉が時限刀を盗み返し、華橋に渡していた。
‘例のモノ’
モニターに映っていた。
平安蔵司こと空孔
「鼠が入ったようじゃのう。」
ツー「白狐様、クセ者が入りました。」
白狐「何としても探し出すのです…。」
芭蕉「フン…、バレておったか。」
-発覚後-
(芭蕉に)白狐「芭蕉さん、今回の事は水に流しましょう。でも、次はありませんよ…、エビス様が始末しますから…、オホホ。
(目立つ行為には、充分気を付けて下さいね。)」
etc.




