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グローバル•クロス〜紅(あか)き十字架〜総集編⚡️【最新作】  作者: エチュード植木(悠神くん)
-第Ⅰ部【前半】-

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(Part8)ゴエモン現る。

第8話

-第8話(Part8)- ゴエモン現る。


針の生えた大亀かめ珍人ちんじん〈※造語〉Mr.(ミスター)エトー,サンペーらを倒すユダ、ヤン、ジン。


しかし…、


ユダ「追い詰めたな、Dr.7(セブ)、とっちめてやるゼ。」


Dr.7(セブ)「待て、コイツらがどうなってもいいのか。」


さかさまに括られている2人は、グッパとカレンであった。


Dr.7(セブ)「私の開発したペット達にやられたマヌケ達だ。こいつ達を救いたければ、わしを敵に回すな。」


ユダ「仕方ねェ、今回の所は見逃してやるよ。ゴエモンの居場所を教えろ。」


居場所を教えるDr.7(セブ)。


Dr.7(セブ)「キャハハ…(笑)。」


グサッ…。


なぞの声「遅くなったな。」


ユダ佐助さすけ!!」


佐助さすけ「お前達の居場所へ着くのも簡単な事よ。忍者は素早さが自慢だからな。」


佐助「あの亀も留めを刺さなくてはな。」


グサッ…。


ヤン「すっぽんの肉のように調理が出来るかものぉ…。」


佐助「ユダ、あの2人の縄を取ってやれ。」

全員が揃う。


Dr.7(セブ)「おのれ…。お前達め、許さんぞ。」


佐助に刺された傷をかばいながら…。


佐助「急所は外したか。」


ユダ「煙幕だ、逃げられたか…。」


Dr.7(セブ)「白狐ホワイト・フォックス様…。」


ボタンを押す。


佐助さすけ「時限装置だ、逃げるぞ。」


間一髪かんいっぱつで逃げる一員。


ユダ「役者は揃ったゼ、本家ほんけ本元ほんもとのゴエモンの研究所に向かうぜ。」


〈Dr.7(セブ)の研究所にて雷の石盤をGetする。〉

一同は、ゴエモンの研究所へ向かおうとするが、

その時、破壊されたDr.7の研究所にある大きなモニターが光る。



なぞの声「あなた達の様子は佐助さすけちゃんの体に取り付けた小さなシーバーから無線衛星中継で見ていたわ。数々の聖獣士達とDr.7(セブ)達を倒したからっていい気にならないで。わたしは調子に乗るあなた達が大嫌いよ。でも好きだわ~。見てごらん、コレが細胞機〈セル〉よ。」

(活発に動く。)

(心臓と繋がっている。)


ユダ「なっ…。」


モニターが映る。声の主はゴエモンである。


ゴエモン「マウスから採出したあなたの細胞機〈セル〉を使って出来たサンプル。そう、双子よ。その双子がこんなに大きく成長したのよ。鼓動こどうを打ってるでしょ。この細胞機〈セル〉には不思議な能力を宿してあってね、分化されてあるだけでなく、あなたの能力が波動を通じて移植されていくの。つまり、あなたの細胞機マシーンの性能がUPする度に、こちらにもコピーして再生化されるわ。あら、腑に落ちないかしら、見せてあげるわ。」

〈※まことからも、同様の説明有。〉

(※(後に出てくる)「くれないクリムソン」だけは再生されない為、「黒丸くろまる」という剣が代わりに登場する。「黒丸くろまる」は、Ⅲ部で登場する‘紫闍シジャの剣’(諸刃の「冥王めいおうの剣」)とは別である。Ⅱ部?)


「私の機械細胞〈マシーン〉に、この能力の張った細胞機〈セル〉を足すと、」


ボウッ


炎が燃える。


ゴエモン「ご覧なさい、これが細胞機〈マシーン〉の力。EPエナジー・パワーが作動して、あなたと同じ能力が同化されるシステムなの。驚いたかしら。アハハ、では待ってるわ。私の可愛い『セル・コマンダー』ちゃん。」


-(たまやんにも映像が映し出される。)-


佐助さすけ「貴様、何の目的で…。」


(ゴエモン「お黙り!‘オリジナル’、いやサスケちゃん。

名前で呼んだのは初めてね。(笑)」)


ゴエモン「‘ガラクタ’(役立たずの出来損ない)に用は無いわ。」


佐助「‘ガラクタ’だと!?」(怒)


佐助「許せん。」


首の後ろに取り付けられた(衛星型)盗撮チップをブチ壊す佐助。


ユダ「行こうじゃねェか。」


ヤン「うーむ、相手は強敵じゃ。」


ユダ「何だ、ココは…。」?


ジン「この森、機械サイボーグの恐竜、いる…。」


【Dr.5(フィブ)とDr.7(セブ)合同制作の「〈機械型〉テーマ・パーク」が広がる。】



佐助さすけ「うむ…。2ふたてに分かれて行こう。ユダとジン、カレンは下の水道を通って研究所に向かってくれ。グッパ、ヤンは俺と共に外側から堂々と向かってくれ。道は危険だ、たまやんの故障も考えられる、華橋かきょうから借りた無線シーバーを持って行ってくれ、ユダ。」


ユダ「おぅ、分かった。うわっ、油断してたゼ、雷々らいらいは!!」


機械〈サイボーグ〉の恐竜達を倒す勇。


佐助さすけ「地下にもロボット達が潜んでいる筈だ。気を付けて行け。」


ジンのたくみな術(髪が伸び縮みする、爪の攻撃など)とユダのパワーアップしたアドバンス・マシーン(進化した細胞機〈サイボーグ〉)も総じて、敵をどんどん蹴散けちらしていく。

佐助さすけが持ってきてくれた華橋かきょうの別荘にあったとされる『波動』の力が宿ってよ、波動はどう砲、それから波動はどうミサイルなどの攻撃が可能になった。」


佐助さすけ達は迷路になったゴエモンの研究室への道を苦労しながら向かっていく。


ところが、勇達は道を間違え、変わった場所で地上を出る事になる。


ももんじゃ(※モモンジャ=羊のような猿、ドラクエ参照?)と呼ばれる獣達が暮らす森の中にある塔である。(マカーシャ宮殿?)

『ニベルの塔』。


ユダ「ここがゴエモン〈+白狐しろぎつね〉の研究所か!?」

怪しみながらも螺旋らせん階段を登っていく3人。


謎の声「ようこそ。」


挿絵(By みてみん)


現れたのは、一風変わった、水晶を持つ占い師のような女性(魔女)であった。(名はナタージャ、踊り子もやっており、桜の義姉でもある。)

『黒(東)のマジェンダ〈魔法使いや巫女みこの意味〉』と呼ばれ、マヤの血を引く。

「マジェンダの帽子」

(☆ホロスコープや座相アスペクト、タロットを使う。)

(針が付いていて、羅針盤のよう。)

☆アストロジー(占星術)の使い手で、タリスマンの持ち主。


魔女ナタージャ「待っていた、コレを渡そう。」


貰ったのは『金』属性の石盤であった。


〃「わらわは主らの過去を映し出す力がある。まず仲間達も含め、各々の生まれ持った属性を当てようぞ。そなたらの行動は水晶で丸透かしだ。ここへ導いたのも私の仕業だ。目の前のユダ、あなたはめいの属性を持っている。それからカレン、あなたはせい治癒ちゆの力を宿す。そしてここにはいないがサスケ、あやつにはかみなりの力が宿る。ヤンは無属性じゃ。グッパ、あやつはあお魔導師の資格がある。そしてジン、そなたは特殊だ。めいの力とほのおの力を宿す。(位が高く、‘マスター・インディコ’と呼ばれる部類に値する。)」

※他、‘ネバー・インディコ’も存在する。

ユダ?〉


〃「尚、そなたらの過去も少しだけなら教えられる。ユダ、そなたは冥王めいおうの息子だと薔薇木バラキ兄弟から聞いた筈だ。サスケ、そなたは遠い昔から来た忍者だ。そしてカレン、こやつもまたこの世の者ではない。天王てんのう星の娘じゃ。ジンはガイアという星より生まれておる。グッパは特殊な星出身だが、詳しい事は分からぬ。以上が出生の秘密じゃ。」

(〃「皆、‘インディゴ・ハート’というモノで連なり、共鳴し合って生きている。出会いは偶然ではなく、奇跡的にあったモノだ。

皆の意志が集えば、この地球アースを変える事ができるだろう…。」)

〃「これだけは言っておくが、ユダとカレン、2人は対極たいきょくの星の生まれ。今のままでは結ばれる事はないぞよ。」


〃「ゴエモンは手強い男、もう一度地下へ潜り、あちらの道を目指せば届く筈。仲間に追い越せられぬよう、早く向かいなさい。」


〃「ももんじゃ焼きを食べていく時間(余裕)はありそうだけど…。(真顔)

ちょっと焦げたけどね。」


ユダ「いらねェよ(笑)。」


その頃、佐助達は研究所の中まで進んでいた。


佐助さすけ「DNA操作で作り上げられた、本物の恐竜達だ。(ティラノサウルス,プテラノドンなど?)

(上記は、アンティゴザウルス,モンテ(モノクロ)ザウルスなどのオリジナルの名前に書き換えられる?)」


ヤン「さっきまでの機械〈サイボーグ〉とは比べ者にならんな。」


ユダ達は、たまやんの指図を元に、近道でルートを渡っていく。

ユダ「おしっ、着いたゼ、ゴエモンの研究所だ。」


その頃、佐助さすけ達は海斗カイトに闘いを望んでいた。

【※あさりの弟であり、蟹多田がにただ一樹かずき〈イッキ〉の実の弟でもある。】


海斗カイトの武器は、両手に装着した2本指の爪のモノ。素早さも結構だ。


海斗カイト「この爪は2本の爪から『虹(5属性5つ)の爪』へと進化する。火・雷・水・風・大地の5属性のパーツが用意されるんだ。」


海斗カイト「オラァー。」


佐助とヤンがコラボ(合わせ技)など試すが、相手は強い。


その時…。(皆合流し、ゴエモンが姿を現す。)


ゴエモン「試合はそこまでよ。セル・コマンダーが来たわ。海斗カイトちゃん、アレをよこしなさい。」


ユダに渡したのは、『かぜ』の石盤であった。


海斗カイト「チェッ…。」


ゴエモン「コレで平等ね。私達の渡した石盤はこれだけ。」


部屋の隅には『空』の石盤もあった。


ユダ「まだ、あるじゃねェか。(笑)」


ゴエモン「掛かったわね。」


佐助さすけ「なっ。」


ユダが‘そら’の石盤を手にした瞬間、鉄格子てつごうしが他のメンバーを狙う。


ゴエモン「これであなた一人になったわね、『セル・コマンダー』。さぁ、あなたの細胞機〈メカ〉をメディカル・チェックして私の細胞機〈メカ〉に移植させるわ。」


ゴエモン「ようやく、戦えるわね。期待してるわよ。」


2人は同じ条件で闘うが、圧倒的に勇が引け目になる。


佐助さすけ「このままじゃ、圧倒的にユダが不利だ。グッパ、やるゾ。『双龍雷撃波そうりゅうらいげきは!!』」


合わせ技で鉄格子を開ける。


海斗カイト「させてたまるかァー。」


佐助さすけ「不条理ではあるが俺とグッパはユダに参戦する。他のメンバーは海斗カイトと闘っていてくれ。」


そら』の石盤を使い、お互い空の上で闘いを広げる勇とゴエモン。


ユダ「ギア・チェンジ。」

ユダはギアチェンジ、3(サード)ギアで闘う。〉


かぜ』や『波動砲はどうほう』を使っていたが、接近戦では、『きん』を使ったシリンダーで4つの刃を持つノコギリ・アームへとチェンジして闘う。


ジンの海斗カイトへの攻撃。


爪に炎が宿る。


ジン『エンリョウダン』。


佐助さすけ華橋かきょう空浮クーに習った中級技だ。刀に独自にかみなりを引き付けた後、かぜを呼ぶ(巻き付ける)。遠距離でも、この属性で上空じょうくうへとブッ飛ばす事が出来る。」


佐助さすけ「呼べよかぜ、『雷鳴らいめい風車かざぐるま』!!!」


海斗カイトにぶつける。


ゴエモン「どこをねらってるのかしら。」


佐助さすけ「この技はコントロール次第で2人同時に倒す事が出来る。」


ゴエモン「なっ…。」


海斗カイトに当たったその技は、反射してゴエモンのむねを貫く。


ゴエモン「このわたしがやられるなんて…。多勢に無勢なんて卑怯ひきょうよ。海斗カイト、巻くわよ。」


ユダ「逃がして良かったのかよ。」


佐助さすけ「俺もこの技を使うのが体力的に限界だったんだ。」


たまやんのモニターにゴエモンが映る。


ゴエモン「次こそは正真正銘1対1の勝負よ。チューリン武闘祭ぶとうさい、楽しみにしてるわ。あと5日後よ。それから、海斗カイトに頼んであなたの『みず』の石盤〈ストーン〉はかくさしておいたわ。見つかるかしら。全部揃そろうと色々(いろいろ)、厄介やっかいなんでね。」

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