初のボス戦の後
今回はスキルの大量取得です。さて、ダイキ君は使い分けできるかな?
《突撃母猪》との戦闘の後、すごく疲れたのでさっさと解体して、洞窟に帰ってログアウトした。
次の日、朝起きて朝食を食べて、ログインする。まずは今回手に入れた素材の確認だな。
《突進母猪の牙》×2
突進母猪の牙。一つの個体に二つ付いている。そこそこの長さがあるのでショートソードくらいは作れそうだ。
《突進母猪の皮》×5
突進母猪の皮。普通の突進猪より大きい。結構硬いが、伸縮性は相変わらずない。
《突進母猪の肉》×6
突進母猪の肉。とても筋張っている。そのせいかきちんと下処理しないと固すぎて食えたものではない。お年寄りからは大変不人気。
なるほど。基本っていうか上位互換になっただけで落とす種類は変わらないのか。
さて、素材の確認が終わったし、戦闘中に考えてた身体強化系のスキルでも探そうか。ついでに面白そうなスキルも撮ってみよう。まずは一覧を開いて、おもしろそうなスキルをピックアップしていこう。
30分後......
よし、だいたいこんな感じがな。ピックアップしたリストはこちら
《魔法系》 必要SP5
火魔法、水魔法、風魔法、土魔法、闇魔法、無魔法
《強化系》 必要SP6
筋力強化、知力強化、敏捷強化、体力強化、魔力強化、守備力強化
《生産系》 必要SP2
鍛治、細工、木工、裁縫、調薬、農業
《特殊系》 必要SP10
テイム、調教、契約
結構あったな。にしてもなんか魔法系少ないな?あとでツキノワさんに聞いてみよう。とりあえず、俺の持ってるSPは21。特に取りたいスキルは|《闇魔法》|《無魔法》|《筋力強化》|《敏捷強化》|《守備力強化》《テイム》で、あとは生産系かな?うん、今持ってるSPだけだと絶対に足りないな。まぁ最悪|《無魔法》はなくてもいいかな?すると必要なSPは生産系を抜くと33だな。うん、あと12必要だから絶対に足りないな。まぁとりあえず最初は|《闇魔法》と|《知力強化》と《テイム》でも取るか。見事に全SP持ってかれるな別にいいけど
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《スキル:闇魔法を取得しました》
《闇魔法:闇球を取得しました》
《スキル:知力強化を取得しました》
《スキル:テイムを取得しました》
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これでよし。早速新しい魔法を試しに行く前にツキノワさんを探しに行こう。
「おーい!ツキノワさんはいるか〜?」
呼んだか?ダイキ」
「うおっ!いたのか、ツキノワさん」
「おう。で、俺に何かようか?」
「実は最近、魔法にも手を出し始めたので魔法に詳しい方って知ってます?」
「魔法だぁ?そんならあいつだな。おーい《マイト》!こいつが魔法が使いたいらしいぞ!」
「なんですか?今とある魔法の研究中なんですが?魔法の使えないスケルトンに用はないんだがな」
「それがな、どうやらこいつが魔法に手を出し始めたらしいんだわ。少し教えてやってくんね?」
「ほう、そこの方ですか。確かにここら辺で生まれたスケルトンにしてはなかなか魔力があるようですね。いいでしょう。この天才研究者である《マイト》様が直々に魔法を教えてあげましょう。ついでに少し実験に付き合ってください。今研究している魔法は人類では使用不可能な魔法です。スケルトンは不死者ですから使用はできるでしょう。もちろん報酬も用意しますよ?」
《特殊クエスト:『異端研究者の実験』を受けますか?》《はい/yes》
おいこら待て運営。これ絶対に受けさせる気じゃねぇか!理不尽にもほどがあるぞ!まあ魔法を教えてもらえるらしいし、受けてみるか。
「ええ、いいでしょう。しかし、きちんと魔法は教えてもらいますよ。」
「ええ。それはもちろん。ではよろしくお願いしますね」
《特殊クエスト:異端研究者の実験を受けました》
「ではまずは魔法の基礎から教えていきましょう。実験の魔法はある程度魔法が使えないと使えませんのでね。まずは魔法がどうやって..........」
数時間後.......
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《スキル:魔力操作を取得しました》
《スキル:無魔法を取得しました》
《無魔法:魔力球を取得しました》
《スキル:魔法陣を取得しました》
《スキル:召喚魔法を取得しました》
《スキル:罠魔法を取得しました》
《スキル:付与術を取得しました》
《スキル:呪術を取得しました》
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「まぁこのくらい教えれば今研究中の魔法は使えるでしょう。では、この本を読んでいてください。この本を読めば魔法が取得できるはずです」
「はい。わかりました」
とりあえず、まずは取得したスキルの確認と効果の確認だな」
《魔力操作》
魔力を操作する術。これがないと放った後の魔法を操作することができない。
《無魔法》
属性を使用しない魔法。属性を使用しないため、魔力消費は他の魔法より少ないが、威力は劣る
《魔法陣》
魔法陣を展開すると、魔法の威力や効果が上がるが、それ相応に魔力も使う。スキルレベルが上がれば展開できる魔法陣の種類が増え、同時に展開できるようになる。
《召喚魔法》
特定の魔物を召喚する魔法。最大魔力を消費して召喚する。この召喚は一時的な召喚のため、パーティーに入らない。強さは使用した魔力量で代わり、一回倒されると消える。自身が所持する魔法の属性を付与することができる。スキルレベルが上がると、召喚できる魔物の進化段階が増える。また、複数体同時に召喚する時少しコストが下がる。
《罠魔法》
罠を設置する魔法。罠は魔力で書いた魔法陣のため、普通は不可視状態。レベルが上がると一個に仕掛けられる魔法の数が増え、展開きる罠魔法陣の量が増える。
《付与術》
ステータス強化をかけることができる術。スキルレベルが上がると一人に付与できる量が増える。
《呪術》
対象に状態異常をかける術。対象が耐性系スキルを持っていると、罹る確率が大幅に下がる。同じ状態異常をかけ続けると、耐性を取得する可能性がある。レベルが上がると付与できる状態異常が増える。
なるほど、基本魔法全部って感じか。さて、言われてしまったし、何より面白そうだから本を読むか。
30分後......
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《スキル:死霊魔法を取得しました》
《スキル:邪術を取得しました》
《邪術:腐敗を取得しました》
《邪術:死を取得しました》
《スキル:降霊術を取得しました》
《降霊術:亡者召喚を取得しました》
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なるほど、これは面白い!特に死霊魔法だな。まずはそれぞれのスキルの詳細を見ていこう。
《死霊魔法》
不死者を操る魔法。死霊魔法では《動く骸骨作成》、《不死者強化》ができる。スケルトン作成とはいいとして、説明が必要なのは不死者強化だな。これは自身の配下、またはパーティーの不死者を強化する技だ。まあ強くなるってことだな。
《邪術》
これは状態異常なんて可愛いものではなく、対象を直接殺せる力だな。
《降霊術》
降霊術は死者の魂などを呼び寄せる魔法。レベルが上がれば英霊までも呼び出すことができる。
こんな感じだな。これはアンデット軍団ができるのか!死霊魔法で作った不死者はパーティーに入るので、レイドを組めばアンデット軍団ができる!っとマイトがきたね。
「やあ、どうやら無事に魔法を覚えられたようだね。これらの魔法は人類では覚えることができない魔法だからね。あと、今回の依頼の報酬を持ってきたから、きちんと依頼をやってね。」
「はい、わかりました。次は何をすればいいですか?」
「そうだね、外の魔物たちで魔法を使ってきてくれないか?死霊魔法は召喚魔法で呼び出したスケルトンで試してくれ。では、頼んだよ」
そういうと、マイトは戻っていった。さて、まずはやる前に、マイトが言ってた召喚魔法の召喚可能な魔物を見てみるか。
《召喚可能な魔物》
動く骸骨
やっぱりね。マイトの発言から、スケルトンは召喚可能な魔物だとわかった。これはなかなか使えるぞ!さて、マイトの魔法講座や本を読むなどで外はすっかり夜だな。では、魔法を試してみようかね?
読んでいただきありがとうございます。さて、今回は大量のスキルを取得したダイキ君。しかもほとんどが魔法系。使いこなせるかな?まぁ頑張ってもらうんだけどな。今回はスキルだけだからスキルだけ出します。
《スキル:鑑定Lv16、棍術Lv14、考古学Lv0、言語学Lv12、錬金術Lv15、索敵Lv10、暗殺術Lv12、集中Lv20(成長限界)、英骨作成Lv0、骨芸Lv8、闇魔法Lv0、無魔法Lv0、召喚魔法Lv0、付与術Lv0、呪術Lv0、邪術Lv0、死霊魔法Lv0、降霊術Lv0、魔法陣Lv0、罠魔法Lv0、知力強化Lv0、魔力操作Lv0、テイムLv0、暗視、状態異常無効、光属性脆弱Lv10、打撃属性脆弱Lv10》
魔法系が多いなぁ。なんでだろ?まぁいいか、次回!魔法の実験