相棒での初戦闘
今回は相棒との初戦闘です。あと今回で結構レベルをあげます。
ログインした。とりあえず今日は新しく作った相棒での初戦闘だ。洞窟の外から出ると、外は夜だった。
「今日は満月か。月明かりがいいな。暗視持ってるから関係ないけど」
ていうか月明かりは|《光属性脆弱》の効果の対象にはならないんだな。まあそうしてくれないと結構厳しそうだったけど。さて、雑談はこれくらいにして、まずは|《暗殺術》の探索だな。探索をしようすると、一角兎が3匹で突撃猪が2匹いる。あれ?前回の探索の時より猪の反応が弱いな。多分母猪が強かったんだな。きっと。さて、とりあえず兎狩りからやってみるか。一番近くの兎に気づかれないように近づいて、|《暗殺術》を使用。兎の後ろ側に回ってまずは伸ばした状態で思いっきり振りかぶって......ゴシャァ!...え?とりあえず見に行ってみよう。
兎?の近くまで来てみると、兎は無残に爆散していた。...これはあれだな。兎に使っちゃダメだな。オーバーキルすぎて素材を剥ぎ取れない。よし、気を取り直して猪を探そう。あいつなら全力で殴らない限り爆散はしないはずだ。
探索を初めて5分ほど。やっと見つけた。よし、今度は普通に戦ってみよう。わざと足音を出すように歩いていくと、猪がこっちに気がついた。そしてこっちに気がついた猪は
「ブゴオオ!」
と叫びながら突撃して来た。おそらくスキルの|《突撃》を使用したんだろう。猪の「体がうっすらと光っている。とりあえず俺は棍を横に構え、突っ込んでくる猪の脚にかけるように斜め右下から振り上げた。すると
「ブギャア!」
綺麗に引っかかり、体を横にして転がって行った。体が横になって起き上がろうとしている隙に武器を真上から猪の頭に振り下ろすと、ドコッ!っていう音と共に猪のHPは0になった。
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《戦闘に勝利しました》
《種族レベルが1上がりました。SPを1獲得します》
《職業レベルが1上がりました。SPを1獲得します》
《棍術のレベルが上がりました1→2》
《棍術の新しい武技:なぎ払いを獲得しました》
《言語学のレベルが上がりました1→2》
《暗殺術のレベルが上がりました0→2》
《索敵のレベルが上がりました1→3》
《集中のレベルが上がりました6→7》
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「ふう、以外になんとかなったな。まあ主にこいつのおかげなんだけどな」
そうつぶやきながら俺は解体用ナイフを猪の死体にあて、解体する素材は
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《突撃猪の牙》《品質:C》《レア度:普通》
突撃猪の牙。使い道は槍の先や短剣ぐらいしかない。
《突撃猪の皮》《品質:C》《レア度:普通》
突撃猪の皮。なかなか丈夫だが伸縮性があまりない。使い道は限られている。
《突撃猪の肉》《品質:C》《レア度:普通》
突撃猪の肉。肉全体が筋張っており、なかなか硬い。食べ応えはあるが、お年寄りには不人気。
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ふむふむ。まあだいたい予想通りの物が手に入ったな。さて、もう少し猪狩りをするか。
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《戦闘に勝利しました》
《種族レベルが上がりました。SPを4獲得しました。Lv2→Lv6》
《職業レベルが上がりました。SPを4獲得しました。Lv2→Lv6》
《棍術のレベルが上がりました。2→10》
《棍術が新しい武技:衝打を獲得しました》
《棍術が新しい武技:疾風突きを獲得しました》
《暗殺術のレベルが上がりました。2→10》
《暗殺術が新しい武技:消音を獲得しました》
《索敵のレベルが上がりました3→10》
《言語学のレベルが上がりました。2→10》
《言語学が一定のレベルに達しました。他種族との対話が可能になりました》
《集中のレベルが上がりました。7→14》
《鑑定のレベルが上がりました。10→16》
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だいぶ狩ったな。とりあえず種族と職業のレベルが6になった。あとは新しい武技と他種族との対話か...多分これがないと他プレイヤーと会話ができないんだろうな。スケルトン以外の種族と。とりあえず新しい武技の詳細を見てみるか。
《衝打》は着弾地に衝撃を与えて相手を怯ませる武技だな。使い所はたくさんあるな。次が|《疾風突き》は風を纏い、疾風のごとく突きを放つ武技だ。こちらもなかなか使えそうな感じだな。次は|《消音》か。ふむ、これは|《暗殺術》の効果を音を消すのに特化したような感じか。例えるなら普通の|《暗殺術》は、気配を殺したり、足音を消したり、とにかく暗殺するのに必要な能力を均等になっているが、|《消音》は『音』を消すのに特化しているから、気配を消したりできなくなる。これはなかなかピーキーな性能しているな。使い勝手悪そう。
さて、猪もだいぶ狩ったし、そろそろ洞窟に戻るか。そして俺は探索を使用しながら洞窟に帰っていると、大きな岩達に囲まれた場所を発見した。
「あれは...なんか面白そうだし、行ってみるか」
俺が不用心に近づいて行った。すると...
《フィールドボスのエリアに入りました。戦闘を開始します》
そうアナウンスされると目の前の広場の中心に大きな猪が出現した。
《??????》「さぁ、どうするダイキ君!」
ダイキ「マジで?このレベルでいけるかなぁ。多分武器頼りになっちゃうんだろうな。」
《名前:ダイキ》《種族Lv6》《職業Lv6》《スキル:鑑定Lv16、棍術Lv10、考古学Lv0、言語学Lv15、錬金術Lv15、暗殺術Lv10、索敵Lv10、集中Lv14、英骨作成Lv0、骨芸Lv8》《所持SP:12》
次回、《ダイキ》VS《突進母猪》